木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

情報 ワロス亭落語会

2017-03-30 20:27:09 | 2018日記
第2回立川流前座勉強会
4月19日(水)19:00開場 19:30開演
立川かしめ・立川只四楼・立川笑ん
木戸銭 1000円(別途1ドリンクオーダー)
会場 ワロスロード・カフェ(台東区上野1-17-7扇園ビル3F)
JR御徒町駅より徒歩5分、地下鉄上野広小路・上野御徒町A4出口より徒歩2分
予約050-5316-5672(月~土16~23)
waross@j-spirit.biz

3/28 志らく・こしら親子会

2017-03-29 00:11:25 | 2018日記
開場30分前に整理券を配布され、すぐに「日本橋だし場 はなれ」で早い夕食を食べる。
「だし椀膳」を食べた。食べても食べても豚汁が減らない、大きな椀。
小皿のひじき煮・おから・切り干し大根の煮物、薄味ながらだしが効いて美味しかった。
ゆっくり味わう間もなく会場へ戻る。
満員です。
立川こしら「粗忽長屋」マクラでの笑いは十分。八五郎が夫婦で登場、家主まで粗忽です。
立川志らく「人情八百屋」
仲入
立川志らく「長短」煙草の場面、所作で客席がクスッとする。
立川こしら「鼠穴・改」改ではないかも。まるで別物になっている。

3/28 談志「らくだ」

2017-03-28 08:48:59 | 2018日記
落語会を始めて今回で二回目だ。小さな事件もあって、嫌な思いをする。
慰めてくれるのも、やはり談志家元だった。
2003年三鷹公演での「らくだ」をDVDで観た。
家元の凄さは古典を単に古典としてなぞらない、古典を進化させる。
その違いに客はため息をつき、面白さに唸るのだ。
こんな場面が入れられていた。雨宿りする屑やの横に、「らくだ」が並んだ。
屑や「この雨、いくらで買いますか」、「らくだ」屑やの頭の横を軽くこついて去った。
この場面で、平坦な「らくだ」像が、むっくと立体になった。
強いられた仕事を終え、酒を飲む屑やが徐々に変化する場面も、丁寧に演る。
屑やの変化は町内を廻る心持の違い。脅されて嫌々行った月番から、最後の漬物やでは明らかに心持が違っている。
「らくだ」の兄貴分への心持の違いが、出ているのだ。同じに回っちゃいけないよ、お弟子さん。
かんかんのう、民衆に広く歌われた。「看々踊」ともいわれ、幕府から禁令が出るほどの、過熱ぶりであったそうだ。
いまや「らくだ」でしかそれを知ることはない。談志家元は歌って見せる。
饒舌になるそうだ。談志家元を語りたくなるそうだ。
聴き終えての満足感がそうさせるのだ。

3/27 落語講座!?

2017-03-27 17:16:08 | 2018日記
最近、若い人たちが落語会へ行くのに、何か準備が必要かと聞かれたという話。
本当かなぁと、半信半疑であったが、ついに「楽しい落語講座」なるものができた。
JRの大人の休日倶楽部趣味の会に、「楽しい落語講座」なるものが参加者を募っていた。
午前午後の二クラスで各30人。全6回14820円である。講師は三遊亭吉窓氏である。
「面白い落語家の世界や、その歴史、落語のちょっとした仕草など、落語のいろはを学びます」
パンフレットより。
落語を演るための講座ではない。聴くための講座である。
その金額で、上野広小路亭の夜席や昼席、日暮里寄席なら50人位の落語家の噺が生で聞けます。
落語はいまや、家元が危惧した能や歌舞伎のようになっているのですか!?
今日も寒いです。週末には暖かくなるでしょうか。花見の噺がそろそろ高座にかかります。
「花見の仇討ち」久しぶりに聴きたいなぁ。

3/26 日曜ぶらり寄席

2017-03-26 21:36:31 | 2018日記
肌寒い日です。冴え返る。小雨も降っています。
神保町のブックカフェ二十世紀で、立川寸志さんの独演会です。
はじめての会場です。こじんまりしたカフェですが、高座は見やすいです。
「二番煎じ」「だくだく」の二席。
今日の寒さです。「二番煎じ」も違和感なし。省略もあるが、軽くなっていい。
”火の用心”を登場人物の各々謡のうまさ、この部分が良かった。
「だくだく」鑓をかわす泥棒には笑ったね。聞きなれた噺もちょっといじると、クスッとくる。

3/23 木下寄席の旗揚げ公演の写真

2017-03-23 21:49:21 | 木下寄席

昨年11月の旗揚げ公演の写真です。前回アップするとき、90度傾いていました。
やっと直せました。バックが寂しいので、何か良い工夫はありませんか。
ご意見をいただくために、再度載せました。
「馬印の会」さんが多目的室で公演したときは、真打祝いの後ろ幕を飾っていました。
見事な幕です。木下寄席ではどうしましょうか。
木下寄席ではgmailをご利用ください。
kioroshiyose@gmail.com
ご意見をお聞かせください。

3/22 志奄・志獅丸の「まるしぇ」

2017-03-23 00:18:21 | 2018日記
念願の近江屋のフルーツポンチを買った。売り切れていることが続いたので、予約をして入手した。
ふたつ持つと結構な重さだ。こういう時に限って列車は座れない。
そんなで疲れ気味に帰ったら、ソファーが明日届くというので、身の回りを片付けた。

今日は「まるしぇ」の第二回目です。真打ち昇進に向け動き出した二人です。
立川志奄「啞の釣り」
立川志獅丸「崇徳院」
仲入
立川志獅丸「権助提灯」
立川志奄「粗忽長屋」
今、神田連雀亭の小さな会場ですが、来年後半の三回は、国立演芸場を借りたそうだ。
意気込みの凄さ。本人が一番身を引き締めていることだろう。
次回は4月18日(火)です。開場時間は同じです。連雀亭です。

3/22 立川流日本橋亭

2017-03-23 00:03:17 | 2018日記
上野広小路亭の昼席はそれなりに、お客が来ている。
日本橋亭はここの所寂しい入のようです。今日も少ないです。
出演者がいいだけに、残念だ。
前座 笑ん「たらちね」よくなってきた。
立川談吉「手紙無筆」
立川こはる「長屋の花見」耳慣れた噺も、こはるさんが演ると趣を異にして可笑しい。
立川晴の輔「天狗裁き」所作も大きくて、この人独特の噺になっている。
仲入
立川らく次「片棒」
立川志ら乃「長短」
立川談修「錦の袈裟」

3/17 マゴデシ寄席

2017-03-18 00:50:59 | 2018日記
大入り満員で、暑いくらいの会場だ。第3回目である。
上野広小路亭の定例夜席と違って、マゴデシ寄席というだけでこの集客力。若い人も多くいる。
客が多いいと、笑いも多く、笑いも自然だ。
前座立川語楼「子ほめ」
前座立川かしめ「元犬」
立川寸志「幇間腹」
立川吉笑「一人相撲」
立川談吉「当たりの桃太郎」不気味な噺で、桃太郎といえばこの噺を思い出しそうな怖さもある。
立川笑二「親子酒」
主任立川こしら「夢の酒」古典落語なのに、この師匠から語られると、とっつきやすい。

3/17 上野広小路亭昼席

2017-03-17 23:36:39 | 2018日記
結構な入りです。若い人も多いです。
立川寸志「幇間腹」
立川笑二「真田小僧」子どもの語り口を前座風にしたり、ありきたりな噺に波が立つ感じでいいねぇ。
立川がじら「かぼちゃ屋」マクラがねぇ、ちょっとねぇ、本人に迷いわなかったのか。
立川談修「宮戸川」持ちネタが多く、且つ、本寸法の落語を味わえる。客が安心できる。
立川龍志「寝床」義太夫語りの旦那の発声をいれただけで、周りの人たちに同情してしまい大笑い。思い切った声だった。
仲入
立川志のぽん「」
立川三四楼「親子酒」とりトーク内容が膨らんだように思う。
立川志ら乃「啞の釣り」
寒空はだか 漫談
立川こしら「御神酒徳利」落語家ぽっさがない魅力は独特だ。はじめて落語を聴く人を引き付けるだろう。

誰でも出来る落語会 舞台づくり

2017-03-17 00:41:35 | 木下寄席
木下寄席旗揚げ公演の反省点
舞台全体が白っぽくて、落語会らしさに欠ける。雰囲気は大事である。
会場の横幅の広さからみて、屏風が貧弱である。
小さくても屛風は嵩張り、運搬が大変だ。これを布に変えることで、ひとりでも持ち運びができる。
舞台に色を入れることにして、今日日暮里で布地を探した。
店の主らしき人からアドバイスをいただいた。
手を懸けずにすぐにセットできること。あとひと月で本番である。
当日を楽しみにしていてください。舞台の写真をアップしますから。
高座の高さが高いと言う意見が多かったが、高さの変更は階段の作り替えになる。
落語家のブログによる高座づくりを参考にした高さであり、もう一度このまま使用します。

3/16 珍品噺研究会

2017-03-16 23:45:58 | 2018日記
今日の噺はめったに高座にかからないため、終わる時間がわからないと言われ、客の期待感大である。
寄席では持ち時間の制約で「真田小僧」を前半で終わることがほとんどだ。
他にもいろいろあるらしいが、後半部分を聴く機会が少ないのでどの噺なのかもわからない。
そうした珍しい噺の会とあって、大勢の入りである。
立川志ら玉「熊野の牛王」ほぼ「権助魚」として高座によくかかるが、元の演目が「熊野の牛王」とわかるサゲまでは聞かなかった。今日初めて了解しました。
立川寸志「将軍の賽」噺の中に仕込みがあって、サゲが分かる。寸志さんらしいテンポの良さで聞かせる。
立川らく人「樟脳玉」「不動坊」の男女入れ替わり版か。樟脳という言葉も聞かなくなって久しいが、へっつい幽霊を演っているから、不動坊を聴きあきた向きに趣向を変えて、高座に掛けてもよさそうに思う。”涙の種”は重ねるほど面白かった。
仲入
立川がじら「探偵うどん」新作のタイトルと思えなくもない古典落語。誰もやる人がいないかも。五代目古今亭志ん生の音が残っている。短い噺だが、たっぷりのマクラもこの人らしくてよい。
立川左平次「藪医者」自分の病をマクラにして噺に入る無駄のなさ。真打がトリをとって会をしめました。いい流れでした。
高座に掛けないから、つまらないとは言えない。今日の落語会がそれを証明し、第2弾を期待しているからだ。

緊急情報 らく次・志らべ“先に”真打になるのはどっちだ!?

2017-03-16 14:13:09 | 情報 X
一般発売 あす(17日)10:00~

あなたの一票で2人の運命が決まる!?
6月19日(月)18:30開場/19:00開演
出演 立川志らく・立川らく次・立川志らべ
料金 前売3000円/当日3500円 全席指定
会場 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール(渋谷区桜丘町23-21)
渋谷駅から徒歩5分
問合せ 立川企画03-5483-0085
チケット チケットぴあ Pコード457-960 0570-02-9999
ローソンチケット L32891 0570-084-003


3/14 上野広小路亭夜席

2017-03-15 00:11:26 | 2018日記
今日は驚きました。若い前座さん二人が、入口内で呼び込みをしていたのです。
客席まで良い声が、開演前まで聞こえました。上野広小路亭もいっぺんに活気づきます。
陰気な、パチンコの景品交換所のような雰囲気の出入り口から、華やいだ、寄席らしさにワクワクします。
すぐに効果は出ないでしょうが、「ここに寄席あり」をアピール。
イケメン前座が巷の噂になれば、捕らぬ狸の皮算用か。

前座立川志らぴー「たらちね」入門して1年目ですが、口調も声もよく、落ち着いて開口一番。
立川こはる「湯屋番」歌舞伎狂言を入れ込み、ぐっと道楽息子に厚みがでた。
立川志獅丸「権助提灯」
立川龍志「こいがめ」師匠が口火を切られると、そこは江戸です。
立川雲水「桃太郎」落語となると桃太郎もこうなると。小生意気な子供は、今やそこら中にいます。
立川小談志「ねずみ」