木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

3/11 第1回浅草のサヘイジ~立川左平次

2017-03-11 23:52:47 | 2018日記
チラシを作らづに、230余の座席は満員です。当日券もありません。
客席には着物姿の多いこと。左平次さんを初めての方もいたり、不思議な会です。
開口一番 立川笑ん「たらちね」
左平次「時そば」
長井秀和の漫談、宗教ネタの後「間違いないっ」の決め台詞がいい。
左談次「がん病漫談」、落語「浅草散歩」これは私のネーミング。高座に上がるだけで、おかしみがある。
芋洗坂係長の替え歌ダンス漫談、初めて聞いたが実に面白い。中性脂肪の四桁はいただけない。
体が資本です。気を付けてほしい。
左平次「死神」

本 現在落語論 立川吉笑

2017-03-11 08:44:35 | 2018日記
立川流立川談笑の一番弟子の二ツ目吉笑が書いた本だ。
2015年の暮れ、毎日新聞で出版された。
昨年一年間、週刊キッショウと銘打ち独演会を毎週敢行した。
その落語会に合わせて、会場で一枚ものながら印刷物も出した。
「立川流が好きっ!」のトークライブを開催し、超満員にしたことも記憶に新しいうち、
「マゴデシ寄席」を創る、行動力には驚かされていた。
活動家吉笑がよく解る本でもある。
第1・2章は落語入門として、おすすめだ。落語を聴こうとする人へ、分かりやすく読み易い。
古典芸能として敷居を高く感じる向きは、是非読んで欲しい。
後半部は立川吉笑が、どのようにして笑いと向き合っているかがわかる。
飽和状態の東京から、地方への広がりへの今後の活動が楽しみだ。