木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

12/19 志の輔らくご in EX 2017

2017-12-19 23:19:59 | 2018日記
EXシアター六本木で、昨年に引き続きパルコの企画による志の輔独演会です。
一 立川志の輔「ディアファミリー」
仲入
一 立川志の輔「歓喜の歌」
12月の季語のような作品です。働く人への応援会のようだと、思います。
帰り際「5時起き、ねぇよな」という若い人二人連れには、想像できない生活になったのでしょうか。
新作落語だからこそ、現実と客自身の生活とのギャップが気になるのでしょうか。
開演中、スマホを開けた客がいました。ブルーの光がパーッと漏れました。一台で、後ろの客は気がそがれたでしょう。
中年の男性でしたが、落語ライブが初めてなのでしょう。映画でもしてはいけないマナーです。

12/18 三朝三席

2017-12-19 00:15:18 | 2018日記
春風亭三朝が初演を含む全三席を申し上げます。
の、フレーズにあるように、マクラが長くてもきっちり三席、大満足の会です。
一 春風亭三朝「蔵前駕籠」細部にまで気を付けて話されている。着物を畳んで、煙草入れ紙入れまで。
一 春風亭三朝「松曳き」粗忽者は上下関係なく笑いの宝庫。植木屋の名前を次々と間違える下りは大いに受けた。
仲入
一 春風亭三朝「芝浜」暮の大ネタです。丁度、雲助師匠の「芝浜」を聴いたところだったので、そっくりでした。
一席と二席の間にも素早く着替えられ、中入り後も別の着物で登場です。毎回感心すること̪しきりです。
ネタ数も若い師匠ですが多く、噺に合わせて演じる実力を持っている。