本日、ジュリー様は東京・パルテノン多摩にてライブ~。
・・うう、行かれる近場なのに行かずにいるのってなんか淋しい。
当日券で行っちゃうか!?とかも考えたけど、どうもいろいろ詰め込みすぎのこの頃だったので天気のいいうちに大掃除。
来週の武蔵野での逢瀬を待ちますわ。
あぁ!でも逢いたいよ~。ジュリ~~っ
先日、行って参りました「勝手に二人展」
あまりに素敵な作品世界に魅せられて
いったいどういう作品なの?どういう方が作っているの?と、気になる方もいらっしゃるかと思います。
先日アップした写真は全体的なものだったので、「一点一点をもっとよく見たい!」という方はこちらのホームページではっきりしたお写真が個別に見られます。ぜひどうぞ。
細谷さつき布絵作品 http://sakiart.saloon.jp/
また、サキさんのブログお読みいただくと創作活動の様子はよくわかるのではないかと思います。
クラシノ https://blogs.yahoo.co.jp/sa_lanimoana/29113593.html
で、ふたたびの「勝手に二人展」アップなんですが、前回書き損ねた「ここをお伝えしたかった!」という部分がありましたので少々の説明とともに紹介します。
こちらの壁にずらりと12点。
そしてさらに2点。
それぞれの作品には描かれているジュリーの年代が添えられていました。
と、同時にいくつかの作品にはサキさんの「言葉」が添えられていたのですが、それがとても端的にジュリーを表していたのです。
ということで、右端から順に紹介していこうと思います。
写真はちょっと距離をとって撮影したものなので、作品詳細はHPhttp://sakiart.saloon.jp/ のほうでぜひぜひよ~くご覧くださいね。
一番右から・・2008年(還暦) 添えられていた言葉は 「60歳。穏やかな中にも・・・」
中央・・1968年 タイガースデビュー当時 「未来を見る目」
左・・1973年 危険なふたり
1977年 憎みきれないろくでなし
ここでちょっと解説・・左の作品。真っ赤な背景で歌うジュリーがひと際鮮やかな大きい作品ですが、ジュリーの背後に広がる影はなぁに?
なぞなぞのようですが・・私、会場で直接サキさんにお尋ねしたんです。
これは、大きな得体のしれない鳥ということで、右側に鳥の頭のようなもの、そして左が羽があるのがわかるでしょうか。
さらに、作品中央をななめに横切るような黒とブルーの半円の物体。これはジェットコースターのレールの残骸なのだそうです。
ドン・キホーテ六本木店の屋上に建設されたけど諸々の問題で稼働せず残骸となったジェットコースターのレールを思い出してイメージで縫ってみたそうです。
このころのジュリーは怖いものなしの快進撃の真っただ中。そんなジュリーの高みを目指し挑んでいく姿を
「メタリックなレールに乗り得体のしれない鳥に導かれるように高く羽ばたくジュリー」として描かれたとのこと。
う~ん。さすが!いろんなイメージやアイディアが盛り込まれているのですわ。
また、もうひとつ注目は右のろくでなし様の耳元・・イヤリングが
ほんとの安全ピンだ
1977年 勝手にしやがれ
1978年 ダーリング
右の作品、とくにその立体感に圧倒されました。角度を変えてみるとまた違って浮き出てみえるのですよ。
1978年カサブランカ・ダンディ
左の作品の下に 「時折見せる眩しそうな流し目」
あぁこの流し目にズキューンとやられちゃいますよね。
で・・1枚飛ばして・・
ごめんなさい!この2点はピントが甘かった・・ぜひHPのほうでご覧くださいね。
右 1978年カサブランカダンディ 「不埒でだらしなさも絵になる」
左 1978年サムライ 「作詞家の考える世界を表現する道具になり身体を張って、ただ目の前の任務を遂行する仕事人」
曲ごとにそのキャラクターを演じきったジュリーを表す端的な言葉ですね。
サムライは一枚でも撮ってありましたのでいちおう貼っておきますね。
さて。そして最後に、一枚飛ばした作品ですが・・
こちらは1981年のス・ト・リ・ッ・パ・ー
1981年のジュリー。あらたになバンドエキゾティクスとともに活動始めた時期。
私がリアルタイムで堕ちたころのジュリーで思い入れがあるのです
と、いうのもあるのですが・・作者のサキさんが、この作品のジュリーの「目」の表現にひと際悩み、時間をかけて出来上がった作品とお聞きしました。
この作品だけ、サキさんに送りいただいた少し鮮明な画像を貼らせていただきます。
孤独・不安・・それらを背負いながらもなおひたすら進み続けるまっすぐな強さ。
それこそがジュリー!という強さを宿した目の光。
なんども試行錯誤してこの表情ができあがったそうです。・・お見事
添えられた言葉は
「透明なバリアで人を寄せ付けない雰囲気」
気高くも不敵ともいえる女王の笑みを浮かべたジュリー。最高に美しい
いかがだったでしょう。
いつも書くことなんですが、ほんとうは実物をご覧いただくのが一番!!私の伝え方では不十分なのはわかってるんですが・・。
すこしでも作品の素晴らしさをお伝え出来たら幸いです。
次回は・・映画祭りのまとめ・・書きたいと思います
さつきさんのアートに圧倒されましたね。
素晴らしいです。
ジュリーの眼が輝いて見えます。
力強い意志みたいなのも感じたなあ。
布の持つ力って凄いですね。
ほんと圧倒されますよねー。
あの目の輝きに一番苦心されたそうです。
作品から大きなエネルギーが発されてますよね。
布が命を吹き込まれてました