きなこ・あ・ら・モード

広汎性発達障害。知的障害。
と診断された息子よもぎの生活や
友達関係についてなどを母、きなこが書いています。

恐るべし・・

2010年12月31日 | 家族
やられた。


よもぎの受験が終わってから。
ほとんどテレビを見なかった私が、テレビっ子になりつつある。
自由な時間が出来、リビングで勉強する奴がいなくなったからである。
(来年はあずきが中学生になるので、またテレビが見れなくなるかも。
もっとも自室で勉強を真面目にしてくれれば
リビングにテレビがついたたままでokさ)

そんな訳で正月前後のテレビチェックに余念がない。
我が家は普通のチャンネルしか入らないけど
実家はケーブルテレビである。
よって家でこちらで放送している番組を録画しておいて
実家に帰ったら、あちらで見れるテレビを見るには・・。
など色々テレビガイドを見て色ボールペンでチェック。

紅白見るならダウンタウンは見れないから
長時間だけど録画するかー。
と、予約を押したら。
すでに予約がされているので、先に設定した方が消えるよ。
の文字。ん?

他局の『ジャニーズカウントダウン』の番組と
後半の時間が被っていた・・・。
そしてジャニーズを録画した奴といえば、当然あずき。
あずきは今年はめずらしく旦那の実家に行くと
1日早く出ていったのだが。
やるべきことは、しっかりやって行ったらしい。

よもぎは絶対そういうことに気づかないけど
あずきのジャニーズに対する鋭さはハンパない。
自分の思う通りに家の中が回らなくなってきたなぁと
しみじみ思う、冬。

聞いてません

2010年12月29日 | 家族
そいつに伝言を任せるな。


どこかでいつか書いた気もするけど
うちのおっさん(旦那)はただいま短期の単身赴任中であり。
29日が御用納めということは知っていたのだが
『多分早くて30日の夕方だな、帰ってくるのは』
と勝手に思っていた。
そうであって欲しい、と思ってたというか。

なのに。
29日の夜。
突然がちゃりと玄関のドアが開き
犬が吠えながら尻尾を振り
おっさんの帰宅を知った。
「御飯は?」
と言うので
「聞いてないし」
と答えると
「よもぎに電話で言っておいた」
と。
「えっ?30日って言わなかった?」
とよもぎ。

そいつに伝言を伝えて、伝わったためしがあるか??


夕飯は結局、次の日のお昼に子供らに食べさせようと思っていた
(私は仕事)
おでんの残りになりました・・。

クリスマスプレゼント

2010年12月26日 | 家族
サンタさんはいないの?


12月に入り、あずきが
「うちとよー君でこづかい出してWii買っていい?」
と言い出した。
去年からずっと欲しいと言い続けているWiiだが
「受験生だから」ということで却下していた。
先々月修学旅行に行った時もらった小遣いと
先日DSのソフトを大々的に売り払ったあずきの懐は暖かい。
そしてよもぎはバイト料がある。
ということで。らしいが。

どうも話を聞いていると、あずきが一万円出して
あとは全部よもぎが出すというではないの。
ソフト代を含めると、断然よもぎが不利じゃね?
更に、ちょこっと調べてみるとコントローラーって電池式なので
どうも充電する機械も買った方がいいらしいし。

ということで。
「クリスマスプレゼントということで七千五百円づつ出してもらって
後はお母さんが出すから」
と言う。
「分かった」
と言ったしばらく後
「やっぱりお母さんがサンタさんやったんだ」
あっちゃん。
まだ信じてたのね。
こんなに気が強くてませた口きくくせに。
とは言うものの、まあ信じていたのなら
「いやぁ、お母さんはサンタさんからお金もらうから」
ということにしておく。
「嘘だ、ぜったい」
とか言ってたくせに、夜に旦那から電話があったら
「サンタさんはお母さんやったの?」
と聞き、電話を切った後は
「お母さんと話合わせてたわ」
だと。いやいや、そんなしょーもない打ち合わせなんてしませんって。


ということで、12月の初めに速攻買いに行かされたため
今年のクリスマスはケーキだけのシンプルなものだった。
それはそれで、つまらないね。
そして。
よもぎもお金を出したくせに、一度少ししたところで
「下手くそすぎる」
とあずきに言われ、それから手を出さなくなってしまった。
だからマリオは難しいと言ったのに・・・。
年明けにはお年玉であずきがWiifitを買うというので
そちらに母は期待をかけている。
(それまで買ってやる程我が家のサンタは優しくない)

また落ちたよ・・

2010年12月23日 | バイト
むじゅかしい・・。


ラーメン屋のバイトも落ちた。
違う人に決まったんだって。
今回よもぎはちょっと自信あったようで
ショックらしいけど。

元々話が上手でなく、というか一般常識が欠けているし
バイトは厳しいかもと思っていたので
今までのところ続けていたほうが良かったなぁ。
遠いのが難点だったんだけど、送り迎えとかもしてフォローして
働かせた方が良かったんだろうか。
甘いことやってるとどんどん根性なしになっていくので
あえて厳しくしていたんだけど。

母も迷うことしきりです。
「あと一回落ちたらかなりヘコむ」
とよもぎも言ってます。
安全パイのラーメン屋が落ちたとなると・・・。
うーむ。見通しは暗い。


焦らずいこうと思ってるけど
そんなに落ちてると受けるバイト先がなくなってしまう・・・。

アヒルと鴨のコインロッカー

2010年12月18日 | 最近読んだ本
伊坂幸太郎作。


なんだか映画化ドラマ化された本を読むことが多くなってきたなぁ。
伊坂作品というと最近では『ゴールデンスランバー』が記憶にありますが
これも2007年に公開されているようです。
しかも濱田岳が主演かぁ、なさけない役似合うもんなぁ。
原作読んで、映画見ると
キャスティングが「成程、こうくるか」とよく思いますよね。
前述の『ゴールデン・・』は堺雅人(好き!)とか
(ただし本作は原作読んだけど映画はまだ見てません)
『鴨川ホルモー』は山田孝之とか。成程って感じです。
『チームバチスタの栄光』竹内結子はなんでやねん、だけど。
阿部寛はナイスキャスティングと思うんだけどなぁ。
やっぱりドラマ化のちびノリダーがはまり役です。
反対に白鳥は風間トオルはいい男過ぎるよぉ。
ジェネラルはドラマ映画どっちも不足なしさ。私個人としては。


と脱線しまくって。
アヒル鴨。
「ええっ、そうくるの?」と思う話が好きな私は
やっぱり「ええっ」という感じになり、おもしろかったです。
そうだよなー、伏線として2年前、とかがタイトルになってるんだから
それをもうちょっと気にしていれば、少しは推測できたかも。
琴美ちゃんや麗子さんなど女の人が男らしくってかっこ良くって。
という感じがいいです。
それに引き換え男達・・・。ま、いいけど。
バカな若者達のバカ加減が、本当にいそうで。
リアルな感じとファンタジーな感じがミックスされていて。
長めなので、暇がある日にじっくりと。が良かったかな。
私は二日に渡って(しかも後半ほんの少しが読みきれなくて)だったので
ドキドキ感が少し薄れて残念でした。

面接日、決まりました

2010年12月16日 | バイト
電話かかってくる。


バイト希望の電話をした時、担当者が不在だったので
翌日かけなおしてくれることになっていたのだが
ちゃんと、かかってきた模様。
今までかけた先は、この折り返しかけ直してくる、ということすら
しない先があったので(そしてこれは、よもぎだけじゃなくって
割とよくあることらしい)
こっちも『採用してくれる気あるんだな』と気合が入る。

しかも指定してきた日は、現在のラーメン屋をやめる当日。
昼間にバイトして、夕方から面接となる。
なんかいい感じじゃね?

「履歴書持って来てって言ってた」
ということで、母が何故か作りましたよ。
最近はネットでフォームを無料公開してくれていたりして
それも「新卒者用」「再就職用」「何度も転職した人用」
などえらく細かく指定できて、よもぎはもちろん「アルバイト用」
という簡単な奴にする。
趣味特技や資格など書かなくていい・・・というか
そんな事バイト面接には必要ないし。
以前撮った履歴書用写真をなくしたとぬかしやがるので
デジカメで写し、貼り付けにしたりする。
こんないい加減な履歴書でいいんだろうか・・・。とも思うが
だってバイトだしねぇー、と、母は軽い気持ち。
これが理由で落ちたらどうしよう。

志望動機を聞いたら、また
「社会経験が・・・」とか言い出すので
勝手にこっちで作ってしまった。
ますますこんなんでいいんだろうか。
バイト面接だからってこんなに親が介入していいんだろうか。

やれるもんなら、親が代わりに面接受けたいもんです。

なかなか上手くいかないもんだ

2010年12月15日 | その他
落ちちゃった。


先日バイト面接した中華料理屋は
連絡がなかったので落ちました。
この不景気の時代、就職活動の厳しさを体験するためにも
落ちることはいいことだ?と母は思っております。
そして心が折れる前に次、次。
ということで、情報誌に載っていた
まあなんとか冬でも通えそうな二件をピックアップして示す。
「ここ、どお?」
ピザ屋とラーメン屋。
さんざん飽きたと言ってたラーメン屋のバイトだが
経験を買ってくれるかも、と思ったのかラーメンを選択。
めちゃめちゃ脅して(じゃないと怠け者のよもぎはなかなか行動しない)
電話をかけさせると、今、夕方のバイトが欲しいという。
んで。
「9時までの人募集してるんだけど、9時まででもいい?」
我が家のバイト時間上限は本当は8時なんだけどね。
(その後帰るのに遠いから時間がかかるので・・)
え゛ーと思いながらも、ここでダメって言うと後でさんざん
「落ちたのはお母さんが9時をダメって言ったからだ」
と言われるのは分かっているのでしぶしぶOK出したわよ。

ということで次は面接。
よもぎにはとにかく
「元気にいけ」
と言ってある。初対面で話しづらそうな人には
常におどおどしてしまうの奴なのだ。
「なんでバイトするんですかって聞かれたら
『社会経験のためです』でいい?」
それはこっちの都合の話だから、マズイと思うよ・・・。
電話をかけている姿を見て知ったのだが、よもぎの電話応対は
どんどんよくなってきている。
春に最初電話かけた時は、受け答えの敬語の使い方にひやひやしたが
今回はかなりまともになってきた。
「うまいじゃん」
と言ったら
「高校入試の時に面接の練習したから」
だそうだ。成程。練習と慣れなんだな。
何でも人生経験なんだなぁ。


不況もあり、よもぎの就職の難しさは
先のこととはいえ頭が痛い。
だけどこうやってバイトも落ちて
それでも次頑張ろうという気持ちを持てて。
そんな経験はきっとこの先大事なことになってくるだろう。
普通の高校生生活だったら絶対出来なかったことを
よもぎは先に勉強できた。
そう考えると、生きることに無駄はないんだなぁと、思う。
つくづく思う。

最近読んだ本

2010年12月13日 | 最近読んだ本
新コーナー♪


ブログ再始動記念?といたしまして
新しいカテゴリの追加をしてみました。
実は読書好きな私。
ネット放置中、もっぱら本を読んでいました。
その間、割と集中して読んだ作者。
  万城目学
  海堂尊
  石田衣良
  東野圭吾
  綾辻行人
  伊坂幸太郎
  あさのあつこ
  佐藤多佳子
えーっと今思いだせるのはこの位かな。
東野氏と綾辻氏、あさの氏はあまり得意な作風ではないけど
後の人は結構はまっています。
万城目氏は、大ファンとなってしまいました。
海堂氏もほとんど外れなく読めるので気に入ってます。


ということで。
今日、今読んでいるのが
伊坂幸太郎氏の『チルドレン』。
この本の何が気に入ったといって
作中に「ラブラドールレトリバー」が出てくる点なんですけど(苦笑)。
話もおもしろいですよ。家庭裁判所や家裁調査官など
よもぎも関わるかもしれない(おい)ところが
どんな事をしているか、とかも知ることが出来るし。
伊坂氏の話って複線が細かくて
手の込んだ話が好きな私は結構はまります。


いい作家さんやいい本がありましたら
是非教えて下さい☆
好きなのはシリーズ物です。
主人公が変わらない、読風が変わらないってのは
安心して読めるもんで。
よろしくお願いします。

のんちゃん、飛ぶ

2010年12月12日 | 
何なさる?


リビングのカーペットの上で
壁に背中をつけ、体育座りをして本を読んでいた。
部屋の中では、あずきがのんを追い掛け回して遊んでいる。

はしゃいで走り回っていたのんは
私の立てた膝の上をひらり!と飛び越えた。


私ゃ障害物かい。


そりゃまー警察犬訓練のように
華麗なジャンプだったさ。

よもぎ君の近状

2010年12月11日 | 学校
学校では。


パソコン直してからちゃんと書いていますが
文章があまりに粗いのは、横に娘がひかえているからです。
宿題中に先にパソコン使っておかないと
取られてしまうもんで。
そして、横にいられるとあんまり考えて打てない。
いつ覗かれるか分からないんで。
ああ大変。

今日は遊びに出かけたので、時間のある内に
高校に入ってからのよもぎの話をしておこうと思います。
私のパソなのに、なんで思うように使えないんだ・・・。


高校入学前の物品購入会の時に思ったのは
『女の子は派手だけど、オトコはそうでもないな』
だった。
ホスト上がりのような水っぽい子が一人だけいたけど
他は普通の中学生ばかり。特別制服を崩してたり
髪型がおかしいということもなく。
まぁ、受験面接のために
ちゃんとしていたというのはあるにしても。
トンがった子が少ないということで安心したというところはある。

入学式は、制服がないため
去年子供が入学した知り合いからは
「ジャージありのトレーナーありの、大半が普段着だった。
驚いたのは親までジャージだった」
との話を聞いていたのだが。
よもぎには旦那のジャケットを着せて黒いズボンで臨ませたのだが。
『ちゃんとした格好の子』は、ごく少数だった。
大半が普通にジーンズとかだった。
親はさすがにジャージはいなかったけど。

春休みの間にややチャラな格好になった子はいたが
やっぱり大半はいかにも新入生風。
これなら何とかやっていけるかなぁ、と思ったものの。


人見知りの小心者は、なかなか友達が出来ずにいて
その間にもワルい奴らはどんどん連れになっていき
授業を妨害し始めたのであった。
よもぎ君はおとなしいグループでおとなしくしていればいいのに
それはそれで嫌で、あちこちとちょこちょこ関わりを求め
懐かれたワル君に1000円貸して返ってこなかったりする。
(速攻先生に私が言って、でも返ってこなかった)
それでもなんとかよもぎなりに頑張って、クラスで話す子達もできて
夏休みになり。
個人懇談では、未だかつて聞いた事のない
「真面目です」
と誉められまくるという体験をする。親の私。
テストも見たことのない80点台とかさ。

夏休み。
部活(バドミントン部に入りました)以外は一切学校の子とは会わず
時々あるバイトと携帯をいじっているだけの日々。
中学時代の友達とはそれでもたまーに、会ったりしていたけれど。
前期末テストは、前回よりさすがに下がり
それでも単位は全部取得できた。
クラスの暴れん坊達は、かなり単位落としていたということで
来年もクラスは持ち上がりなので一緒なものの
彼等が午前に二年生、午後に一年生の勉強をもう一度する、なんてことは
多分続かないだろうから、自主退学してくれるかな。
と安心したところで先生から一言。
「学校に籍がある間はまだ管理下にあるからいいんです。
退学して、外で生徒と関わり始めたら学校側は手出しできなくなる」
ということで・・・。

私の面談の前の親の話も聞こえていたのだが
「授業に集中できなくて、怖くて、学校に来れなくなった」
という子がいるらしい。
ワル達が騒ぐもので、中学時の授業とあまりの雰囲気の違いに
真面目なその子は生理的に拒否反応が出るようになってしまい
不登校になってしまっているという。
(後でよもぎに聞いたところ、普通のいい子で時々よもぎとも話をしていて
夏休みに店で会った時には挨拶もしてくれたとのこと)
そんな普通の子達が来れなくなって、授業を真面目に聞かない
勉強する気がない奴らが続けているという矛盾を先生に突っ込んだりしたが
「それでも学校側からはよっぽどでない限り退学はさせれない」
とのこと。
他にも何人も、ワル達との関係に疲れて
夜間部や通信部に替わっているという。
それでもなんとかよもぎは頑張っていたのだけども。


後期に入り、少しして
よもぎと仲良かった(先日プリクラも一緒に撮りに行った)子の苗字が変わった。
外国籍の子だったから帰化したのか、それとも親が結婚したのか
理由は分からないんだけど。
問題は、その後から彼が崩れていったことにある。
よもぎに何かと因縁をつけ
目が合っただのぶつかっただの言っては
蹴ったりするようになってきたという。
それと共にどんどんよもぎも不安定になっていき
家でいらいらとするようになってきた。
彼がよもぎに手を出しているのは教師側も見たりしているので
何度か叱られたりして、更によもぎに八つ当たりするという悪循環の末。
先週一週間は来なかったということで
よもぎも安定しているけど。
「後期の中間テストも最後の日受けてないし
もう学校辞めるのかな」
と願望をこめて言う。
夏休み前の懇談では先生は彼のことを
「真面目ないい子です」
と言ってたのにな。
ワル達にちょっかいを出されるより、よもぎは友達だと思っていた子が
突然因縁をつけ始めた方が堪えたらしい。
周りの子達は
「ちょっとあいつ、やりすぎだからいい加減やり返せよ」
など、煽ったりもしたようだが
よもぎは中学時暴れていたから、高校受験を失敗したことで
学校で手を出すことはしないと決めている。
それに
「一回やり返すと、他の奴らが
『じゃあ今度は俺とタイマン張ろう』とか言ってくるし」
と冷静なもんである。


その分どんどん携帯依存は深まっていき
プロフで仮想友人を作ることに忙しい。
本当の友達を作れない寂しさをここで埋めているとしか思えないけど
もうしばらく様子見でいこうと思っている。
それにしても、もう少し学級運営をうまくやって欲しいもんだわ。
教師側もよもぎの事を心配して、何人かが話を聞いてくれたり
しているようだけども。(部活の顧問とか英語担当とか)
原因が解決しないことには
余波のよもぎへの風当たりは止まらないと思うんだけどねぇ。

よもぎは今、冬休みを楽しみにしている。
休みじゃなくって学校に行かなくていいことを。
どこまでも人間関係に悩む息子なのであった。