鹿に化けた。
よもぎの修学旅行先にはユニバーサルスタジオがある。
私は土産に『キティちゃんかスヌーピーのストラップ』
と銘柄指定しておいた。
「え、お母さんのも買わないといけないの?」
「お母さんのもお父さんのもあっちゃんのも
買ってくるのが土産というんじゃー」
帰宅後いそいそと袋から取り出す。
包まれていないストラップ。
「はい」
「・・・鹿?」
ピンクのバンビ。
「ありがと・・可愛いね。これ。
・・いや、別にいいんだけど。ユニバーサルじゃなかったのね。
お土産買ったの」
「うん。安かったし」
おい。
あずきにも鹿と勾玉?のついたネックレス。
「そっちのキーホルダーがいいぃー」
と私のを指して暴れる。
いいんですけど・・そのネックレスは私には出来ない。
よってつけてあげると、あずきは機嫌を直した。
「これネックレスなんだ?可愛い。よー君ありがとー」
単純な奴だ。
で。
半端じゃない数のよもぎのマイ土産。
キーホルダー数個、ボールペン、そして。
キャプテンクックのような帽子に、何故かスヌーピーの耳がついたもの。
「これ、いくら?」
「2000円」
・・・・・・・・・。
いつかぶるんじゃ。こんなもん。
時折よもぎのセンスが、心底心配になる。
「お父さんのお土産は?」
「あ、忘れた」
知らないぞー、お父さん僻むぞー。
よもぎの修学旅行先にはユニバーサルスタジオがある。
私は土産に『キティちゃんかスヌーピーのストラップ』
と銘柄指定しておいた。
「え、お母さんのも買わないといけないの?」
「お母さんのもお父さんのもあっちゃんのも
買ってくるのが土産というんじゃー」
帰宅後いそいそと袋から取り出す。
包まれていないストラップ。
「はい」
「・・・鹿?」
ピンクのバンビ。
「ありがと・・可愛いね。これ。
・・いや、別にいいんだけど。ユニバーサルじゃなかったのね。
お土産買ったの」
「うん。安かったし」
おい。
あずきにも鹿と勾玉?のついたネックレス。
「そっちのキーホルダーがいいぃー」
と私のを指して暴れる。
いいんですけど・・そのネックレスは私には出来ない。
よってつけてあげると、あずきは機嫌を直した。
「これネックレスなんだ?可愛い。よー君ありがとー」
単純な奴だ。
で。
半端じゃない数のよもぎのマイ土産。
キーホルダー数個、ボールペン、そして。
キャプテンクックのような帽子に、何故かスヌーピーの耳がついたもの。
「これ、いくら?」
「2000円」
・・・・・・・・・。
いつかぶるんじゃ。こんなもん。
時折よもぎのセンスが、心底心配になる。
「お父さんのお土産は?」
「あ、忘れた」
知らないぞー、お父さん僻むぞー。