きなこ・あ・ら・モード

広汎性発達障害。知的障害。
と診断された息子よもぎの生活や
友達関係についてなどを母、きなこが書いています。

弁当かぁ・・・

2008年04月30日 | 学校
明日ってのはやめて欲しいもんだ。


帰るなりいきなり
「明日弁当だから」
え、なんで?
「登山があるだろ」

彼の中学では毎年マラソン大会みたいな登山がある。
山のふもとまで走って、その後登山。
どこで順位を測るかは知らないが
去年陸上部は部活対抗で一位だったらしく
部室に賞状が貼ってあったな。
でも普通に普通に給食くらい食べれるだろう??
別に弁当持って走る訳じゃあるまいし。

「ともかく弁当!嫌ならパン買うから・・」
彼は近所のパン屋が大好きさ。
でも尋常じゃない数食べるから、嫌だ。
「はいはいはいはい、作るわよ」
先程山ほど竹の子を頂いたことを思い出し
「竹の子御飯にするから」
確か三日ほど前にも食べたような・・とは思うものの
三個分の竹の子を消化するためと
弁当のためなら仕方ない。


でも、やっぱり直前に言われるなんて
納得いかない。
もらったお便りひっくり返してもどこにも書かれてないし。
その後外出したので、知り合いのお母さんに聞くと
「うん、お弁当。あさってもだよ」
「えええ。知らない。で、いつ聞いた?」
「予備日だからじゃ?聞いたのはついさっき。
今から弁当のおかず買いに行かなきゃ。
それとも冷凍食品にしとくかなぁ・・(迷)」
ほらーー。いきなり弁当になると
みんな困るんですよー。
しっかり事前告知して欲しいです、先生。


・・・。
でも去年も同じ騒ぎをしたような気がしてきた、私。

今流行りのもの

2008年04月29日 | 友達
よもぎ、アイドルに憧れる。


連日勉強勉強と言い続けたもので
よもぎは週末遊べない、と言う。
「そんなん時間のやりくり次第っしょ。
計画立てて友達と遊べば大丈夫じゃん」
そもそも遊んでくれる友達なんて、わずかなのだ。
「Aちゃんに明日遊ぼうって言ってみたら?」
親友と言ってたAちゃんとも最近遊んでいないが
彼は先日暇そうに自転車でうろうろ走っていたのを見かけたもんで。
「あいつもサッカーで忙しかったりするんだよなぁ。
この前から遊ぼう遊ぼうって言ってくるんだけど
どうもうまく予定が合わないんだし。
でも、ま、言ってみるわ」
ホンマかい。

で。
よもぎは約束を取り付けてきた。
「遊べたら遊ぼうって」
友人関係に関しては悲観的な彼らしく
「B君にも遊べたら来てって言っておいた。
でもみんな遊べたらなって言うんだよなー」

昼食後
「遊べるか電話してみる」
と言ってたところA君から電話。
切った後
「Aちゃんが電話してくるなんてめずらしい」
嬉しそうなよもぎ。
「今から来るって。○○(店の名前)に
(ゲーム)ソフト買いに行くからついてくわ」
○○までは、うちに来るより
よもぎが行ったほうが格段に早いのに。
「俺忘れちゃったから。あいつん家」
確かに迷い易い場所ではあるけど、待ち合わせすればいいのに・・。


遠距離をチャリで走ったので帰宅は遅かったのだが。
「俺、これ買って来た」
と出してきたのは、連日あちこちで見かける『羞恥心』のCD。
「お母さんが(レンタルで)借りてきてくれなかったんだから
1260円、払って」
「なんでやねん。あほか」
と答えると、横でA君が
「ほら言っただろーー」
とげらげら笑う。
くだらないもの買って・・と思いながらも
ま、旬なもの選べただけましか。

よもぎは一回DVDを見て、一回曲を聴いたら満足のようだった。
大して真剣に聞くものでもないと思うけどねぇ。
でも母もおばかな三人組が結構好きである。
仕事に対する真剣さはよもぎにも見習ってもらいたいもんだ。

プレゼント

2008年04月26日 | 家族
誰にももらえない兄へ。


あずきの誕生日は、とかく派手である。
友達に予告しまくっているので、ぞくぞくプレゼントが届く。

今日はスポ少の大会なのだが
レギュラー陣が故障や用事で出場できないので
あずきが全試合に出る羽目になった。
フル出場できるなんて、めったとないチャンスなので
母は試合前から気合入れて見に行くでござるよ。

4試合したのだが、1チームを除いて
めずらしくレベルが拮抗していて
低空飛行の試合運びが続く。
弱いチームが対戦すると、迫力はないものの
持久戦になるのでシーソーゲームとなる。
1点入れると3点返され、みたいなスリルあふれる展開。
めったとない白熱した点数争いに
応援組の母達は燃える燃える。
そりゃもう、盛り上がるさ。


ということで、結局全敗したものの
騒ぎすぎでとても疲れた。
帰宅も遠いので、ちんたら車を走らせていると
今日もプレゼントをもらったあずきが言う。
「うちはこんなに貰っているけど、よー君は誰にも貰えないから
うちが買ってあげる。どこかお店寄って」
心遣いは非常に嬉しいんですが
母、疲れているんですけど。
ということで、若者向けにしては高級店だけど
駐車場からは歩かなくてすむよ、という店に入る。

若者ターゲットの店なので
小物でもそれなりの値段はするのだった。
で、入ってからあずきに予算聞いたら
「500円くらい」
厳しいなぁ・・それ。
彼女は文房具か何か狙っていたようだが
お兄さん店のここには、そんなものは売ってない。
困った私は店内を周り、アクセサリーコーナーに
「630円だよ、これ」
皮ひものブレスレットを見つけた。
なにやらよもぎ的に見てかっこいいと思うような
飾りもついている。
中学生がこんなもんつけて、どーよという気もするけど
おしゃれに関心を持つのは悪いことではないし
実際よもぎは夏に買ったクロスのネックレスをそれは大事に
よく身に付けている。
TPOに合った着こなしを知るってのも教育的か?と。

あずきさんは妙なところケチるので
「じゃあ130円だけ出して」
というのを了解する。なんだかなぁ・・・・。
「ちゃんと包んでもらってよね」
はいはいはいはい。
自分で言えよ。まったく。

お年頃の妹としては、まっすぐ渡すのも恥ずかしいらしい。
「これあげる」
と突きつけるように渡す。
よもぎはお姉さんがおしゃれにラッピングしたのも気にせず
ばりばり開けて
「おおっ。いいじゃんー」
と嬉しそうだった。
あずきの誕生日ということで
御飯を食べに行くということになっていたこともあり
早速身につけ
「カッコいいだろ」
と満足げだった。そして。
「・・・あずにも買わないとな」
そぉーねぇー。
あずきは、そういう所見逃してくれないからね。

バースディ

2008年04月24日 | 母が思うコト
今日くらいは、せめて。


よもぎの誕生日である。
とにかく今日は『叱るまい』が目標。
子供にとって誕生日は大事な日なのだから。

朝。
昨日の遅刻(いつもはぎりっぎりセーフなのだが
私が掃除していて時計に気づかず、確実遅刻になった)
の後、帰宅したよもぎに
「明日からはいつもの時間の10分前に出なさい」
と通達を出したため、ちゃんと起床。
「さすがだねー。14歳になると違うねー。
誕生日だもんねー」
と褒めると
「あ、そうだった。今日誕生日だったんだ」
気づかなかったらしい。めずらしい。
数字にこだわるよもぎ君なのに。

仕事帰り、ケーキを買いに行くと
お店の人がプレートをつけてくれるというので頼む。
「お名前は?」
「二人いるんですけど。よもぎとあずきです」
あずきは二日後。
例年なら公平を取って中日の25日に買うのだが
今年のあずきのバースディは土曜なので御飯を食べに行く予定。
きっとお店の人は双子だと思うんだろうけどさ。
「ろうそくは?」
・・・・・。14本とは言えまい。
「ご、5本くらいでいいです」

旦那も早く帰ってきたが、これは誕生日のせいではなく
ただの偶然。奴も忘れていたらしい。
みんなでケーキを囲む。
「写真取る?」
「取る取る」
子供達は本当に写真が好きらしい。
パジャマなのに、おまい達。
今年はイチゴタルトの1ホールにしてみた。
なんとなくゴージャス感が漂うケーキに
「うまそうだなー」
と旦那も嬉しそうである。

ろうそく立てて、一人づつ消して。
等分に分けて食べる。
よもぎはぺろっと食べたが
甘味を抑えたケーキなのに、あずきが半分強食べたところで
「ううっ・・甘い」
と呻きだした。
「あっちゃんは甘いの苦手だもんね」
「ええっ、うち、甘いの苦手だったの?」
「毎年ケーキ途中で飽きるじゃん」
「知らなかった、甘いの苦手なんだ・・・」
女の子はみんなケーキが好き、という呪文に
自分自身が踊らされていたらしい。
そう、あずきは甘いものをたくさん食べれず
脂っこいものより、シーフード、
サラダより煮物が好きな女なのだが
和風な自分を自覚してないらしい。

ケーキを食べて満足したところで
ゲームをしようとしたよもぎに
「誕生日でも勉強はしろよ」
と言ったら
「ええっ、そうなんか?」
と聞き返された。
どこまでも甘~い男であった。

えええええ、学校ないの?

2008年04月20日 | その他
嫌だと思うあまりに。


今日は町内会のバーベキュー。
町内の公園で食べるこの会は、ここに引っ越してきてから
毎年顔を出している。
旦那は相変わらずの『人見知り』な人なので
絶対出てこないけど。

昨日一緒に中学に行った友達と
今日も会ったのだが。
昨日の夜あった会議で
育成会の副委員長になってしまったと更にブルーになっていた。
会長は、私達の酒飲み仲間なので
黙っているとやらされるな、と思ったので
「彼女、役職6つも抱えていっぱいいっぱいだから
これ以上負担かけないでよ」と脅しておいたのだけど。
いかんせん、会った場が
私のおとなしくしていたい中学校の校舎内だったので
ドスもあまりきかなかったらしい。
ま、彼の立場としても引き受けてくれる人がいなくて
信頼できる人に任せたい気持ちはあったのだろうけど。
こうやって、真面目で責任感のある人ばかり深みに・・・。


よもぎは今日特別支援クラス生徒と先生によるお花見があるので
1時には出かけないといけない。
それまで必死に肉を食べていた。
近所の人が
「何部?」
と聞いてきても
「この前も言ったんだよなー。誰かに・・」
とぶつぶつ文句をたれ私に蹴飛ばされる。
本気で知りたい訳じゃなく
ただのコミュニケーションの流れの話題であるから
聞いても忘れてしまうとかの推測が出来ない。
一度言えばみんな分かっているだろうという勝手な思い。
お前、何様じゃ。
という感じ。ホント、日常会話が成り立たない奴。
とっとと花見に行ってくれぃ。

「明日は休みなんだよね」
と振られ、え?と思ったのは私。
「あ、あんた明日休みなの?」
「当たり前だろ、昨日学校だったんだから」
「木曜早く帰ってきたじゃん・・」
「あれは先生の職員会議」
友人に言われ、私は自分の思い込みに眩暈がする。
私も勝手に自分の中でストーリー作ってるじゃん・・・。

そう、よもぎの昼御飯を作るのが嫌、という気持ちが
『月曜も学校で給食あり』と思い込ませてしまった。
・・・・・・お互い、人の話とお便りをちゃんと読みましょうね。
よもぎ君。




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授業参観

2008年04月19日 | 学校
逃げたい場所。


中学の授業参観へ、前述の友人と行ってきた。
あまりにも膨大な量の役員をやる羽目になった彼女は
完全にブルーである。
「これ以上中学までは出来ないって旦那に振った」
だよね。
彼女は家で内職をしているのだが
それもどんどこ引き受けて、いっぱいいっぱいの状態なのに。
責任感が強いと、役職はおもしろいように増えていくらしい。

彼女の娘とはクラスが違うので
分かれて教室に向かう。
よもぎのクラスには親は3人程立って見ていたのだが
その内の1人が私の方に寄ってきた。
・・・・あまり得意ではない人である。
「同じクラスなのねー。よろしくー」
そこん家の息子も、あまり好きではないのだが
よもぎに否定的でもないのでとりあえず我慢する。
彼女はごちゃごちゃ私に探りを入れてくるので
私は防御策に肯定的なことばかり言っておく。
クラスの以前問題児だったA君は今はどうだろう?とかいう問いには
「今は随分いい子になったらしいね。
授業中おもしろいこと言ったりはするらしいけど」
とか、とにかく悪評にならないようにしておく。
じゃないと「よもぎのお母さんはこんな悪口言ってた」とか
流布しかねない。
適当なところで
「じゃ、先生の顔見ておこ」
と場を逃げる。
(しゃべり攻撃で先生の顔すら見れないって。
こいつは授業参観に何しに来てるんだか)

先生は、確かにのれんに釘な感じだった。
茫洋とした顔というか、平和そうというか。
・・・・・・まあ、よもぎと本格的な喧嘩にはならないかな。
あんまり救いにはならないけど。


チャイムが鳴ったら即逃げる。
特別支援クラスの新担任の顔が見たい気もするが
中学でさほど親しくない人に会って話しかけられるのは
以前の『特別支援クラスの生徒として名前が出された件』以降
必要以上に神経質になってしまう私。
なぁーんか邪心がありそうで。
友達を見つけて、二人で速攻帰る。
(彼女はとかく役員問題で、今、ブルーなため)

どんどん中学が、よもぎの同級生の親が苦手になっていくのは
よくないこととは分かっているんだけど。
世の中の悪意がある一部の人達と、味方の人達の区別すら
出来なくなりつつある私と友人だったりする。



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役員

2008年04月17日 | 母が思うコト
笑っている場合じゃないんですよ。


近所の友達から電話。
「小学校PTAの委員になれって通知が来た」
彼女は今、自治会の班長、祭礼委員に旦那さんがなっており
本人も子供会の会長、育成会の委員をすることになっている。
笑っちゃいけないが、笑ってしまった。
「頑張れー」
と返事を返し、電話を切ったものの、ふと嫌な予感がした。
昨年度私は、育成会時代の役員と知り合いなことから
PTA委員に推薦され一年やっている。
今年は大丈夫だろうな・・・と、遊びに行って主のいない
娘のランドセルを開けると。
「・・・・入ってるじゃん」
去年は私の名前、今年は旦那だが。
奴は絶対するような男ではないからな(人前に出るのが嫌い)。
友にメールする。
「私も入ってた」
「頑張れ」
即レス。む。

私、今年は中学の町内委員もやるんだけどなー。
二つかぁ。嫌だなぁー。
と思っていたら、更に先の友人からメール。
「○○(よもぎと同級生の娘)も委員のお便りもらってきやがった。
旦那宛だけど」
すでに笑えない。
彼女の旦那さんはしょっちゅう海外出張をする人で
週末も仕事漬けである。
実質彼女がやる羽目になる。


「・・・ま、頑張ろうね」
としか言えないわなぁ。
今の年頃にやる役職がすべて降って来た人って
初めて見た・・・。

春休み明けテスト結果

2008年04月16日 | 学校
点数上がれども。



今度の火曜に一年生時の復習テストがあるので
そっちが順位つくのかと思ったら。
毎日朝にやる15分程の小テストでも番位を出すらしい。
今回数学を家庭教師にしっかり教えてもらったお陰で
数学は半分以上出来たため
点数としては、今までの1.5倍になったのだが。

順位としては、もちろん今までの最高なのだが
低いレベルで争っているため
思ったよりは伸びなかったりする。
よもぎは口では
「あそことあそこで分かっているのにミスしてしまった」
とごちゃごちゃ言うものの
「でもシンプルに嬉しかったでしょ」
と言うと
「うん」
それでも自分の努力が結果として点数に、順位に跳ね返ったことが
嬉しいらしい。


父と母が強調したのが
「問題を何度も解いてみろ」
とにかくテストに慣れなければ、点数は取れない。
教科書を眺めていても絶対覚えられない。
重要なところを絞ること。

チャレンジの重要ポイントが書かれた冊子を読み返し
なんとかよもぎは今回最低目標をクリアした。
一度上がれば自信もつく。
下がることが嫌になる。
と、なってくれればいいんだけど。




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チャレンジ

2008年04月12日 | 学校
とりあえず。


三月号より始めた進研ゼミ中学講座。
『これだけは押さえておきたいポイント』集が
よもぎの愛読書である。
テキストはほとんどしない。おい。

でも、暗記する程読み込んでいたせいか
春休み明けの小テストの数学は55点だった。
よもぎ的にはかなりいい点数。
それでも凡ミスで5点逃したという。
そそっかしい性格は母似なのだけど。


新学年になり、よもぎは英語以外は
特別支援クラスに戻らないことにした模様。
技術家庭も戻ろうとしたのだが
「ぼーっとしてたら『技術係』にならされちゃった」
から、戻れなくなってしまったらしくて。
本人が一番不安視する数学は、担任が担当なのだが
彼の進むペースは割と遅いらしいので
とりあえず通常クラスで頑張らせようと思っている。
自分で決めて、意気込みを見せたんだから
頑張っていけ。
そして。
無理と思ったら恥ずかしいと思わず
特別支援クラスに戻っていいんだよ。



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だぁーっしゅ!

2008年04月11日 | その他
忘れてたらしい。


七時から家庭教師とお勉強。
と昨日言ってあった筈なのに
帰ってこない。

玄関先に立って待ってると
近所の女の子が
「こんばんわ」
「よもぎ知らない?」
「さっき、うちの後ろにいました」
ということは、もう少しで帰ってくるか。
と思ったが、先生の方が先に来た。
「まだ帰ってないんですよねぇ。
とりあえず、汚いんですけど部屋にどうぞ」
「・・怒られないっすかね」
そんなん自分が片付けてなかったんだから。

部屋に入った瞬間、玄関の戸が開いた。
ダッシュで自室に入ってくる。
ぜぇぜぇ。
机に手をついて。
「そんなに必死に帰ってこなくても・・」
先生爆笑。
「○○ちゃんの後ろにいたっていうから
すぐ帰ってくると思ってたんだけど」
「××君としゃべってたから・・・」
そーゆーことしてるから
慌てる羽目になるのじゃ。


折角帰ってきて少しは夕飯取る時間があるかと思って
時間合わせて作っておいたのに。
君は母の気持ちが分からない奴だねぇ。


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