きなこ・あ・ら・モード

広汎性発達障害。知的障害。
と診断された息子よもぎの生活や
友達関係についてなどを母、きなこが書いています。

父と一緒に

2005年12月30日 | 母が思うコト
何を買ってもらおう。


私の職場は鬼のようなところである。
世の中ほとんど正月休みに入ったというのに
我が社は例年きっちり30日までお仕事。
よって帰ってきた旦那に子守をしていただく。


帰ってきたら、三人は外出中だった。
しばらくして帰宅。
よもぎはプレステのメモリーカード
あずきはたまごっちのケースを買って貰っている。

「お昼はマックだよ♪」
・・・やっぱり。
父から出る支出も、母から出る支出も
出所は同じだというのに、彼等は父は金持ちだと信じている。


無駄遣いが多いだけですっ!!

お父さん

2005年12月29日 | 母が思うコト
微妙な関係。


予定では明日帰宅だったのだが、旦那は
「今向かってるから」
と、九時過ぎにカエルコールをしてきた。
「駐車スペース、除雪してないんだけど」
と答えていると、すかさずよもぎが
「俺、今からどけてくる!」
「・・風呂はいったあとだしいいって」
「じゃあ帰ってきたら一緒にする」

先日から
「もうすぐお父さん帰ってくるから」
とせっせとスペースの確保に努めていた彼である。
その心は?

「たくさん雪どけしたら、たくさんお年玉くれるって言った」


物欲かい。

懇談、その2

2005年12月22日 | 学校
考えてません。


「私、最近のよー君を見ていて
状態が悪くなっている気がするんです。
私は週2日しかこの学校に来ていないし
よー君は担当していないので、ちらっと見ただけですけど」
と、通級担当の先生は言い出した。
「どうでしょう、○○先生にすべてお任せしようということは
お考えにはなりませんか?」
○○先生というのは、特殊の担任だ。
つまり、普通クラスとの交流をやめて
特殊クラスに専念させろということだ。
「○○先生はとてもすばらしい先生で
もうちょっと信頼されてもいいと思うんです。
よー君をすべて任せて、充分見ていただいたほうが
よー君は伸びると思うんです」


私は特殊先生を信頼しているからこそ
通級させても大丈夫と思っているのだが。
特殊で授業を専念させないのは、按配を上手に加減してもらえる
今の特殊担任の力量を信じているからなのだが。

特殊担任は、曖昧な顔で私達の話を聞いていた。
途中、私は時間がなくなり
通級の先生の話を打ち切らせていただく。
「あらすみません、私、お邪魔して」
と通級の先生は先に帰られた。

残された私と特殊担任。
「来月、お会いする日にちを決めましょう」
「先生の会議の予定が決まってからでいいですよ」
「いや、先に決めてしまいましょう」
先生はきっと話せば長くなることを言いたいらしい。
今回の通級の先生の意見についても。

ぼそっと。
「今は特殊クラスにすべて任せるという時代ではないですから」
先生は呟いた。
「お母さんの考えられていることも充分理解できますし」


どうなんだろう。
よもぎが普通クラスで無理して授業を受けていることが
よもぎを潰すことになるのだろうか。
「お母さんは強いと思います。
でもよー君が潰れてしまうのが心配なんです」
と、通級担任。
私も強くないよ。
強くあろうと思っているけど。

強い人っているんですかね、先生。

懇談、その1

2005年12月21日 | 学校
あ、やっぱりこれ位では駄目ですか。


久しぶり、の、懇談。
前回電話やお迎えの時ちらっと話したので
私としては「ま、いいか」なのだが
先生は多分、知能検査の結果が非常に見たかったと思われる。

最近の状態を聞く。
相変わらず朝の会のため普通クラスに向かうのを嫌がるらしい。
音楽も特訓してもらった前回の発表会までは
張り切って行っていた(簡単な楽器に変えてもらったから)のだが
また歌を歌う、楽器を弾くの授業に戻ったため
行き渋るようになったという。

そんな話の後、私はごそごそ結果表を取り出した。
「貰ったのはこれだけですか?」
「これだけです」
数年前の分も比較のために持ってきた。
「波が変わった気がするんですけど」
言語理解、注意記憶などの波が波線グラフとなっている
その波が変わるということは、苦手だった部分がよくなる、もしくは
年齢相応だったものが、劣化しているということである。
「・・いや、変わってませんね」
そーなんですか、プロ的には変化なしですか。


という話をしていたら、通級の先生が通りかかった。
特殊の先生に挨拶して帰ろうとするのを
「見ていただいたらどうですか?」
と言われる。
「お願いできます?」
と見せると嬉々として見られた。
「成長してますねー」
とりあえず褒めるところから始める先生。

その後私は通級の先生から
考えてもいなかったことを提案される。

しみじみ

2005年12月19日 | 母が思うコト
それでも変わらず。


昨日あんなに喧嘩したというのに
よもぎは何事もなかったようにその後普通だった。
今日も普通。
うーーん。

きっと心の奥に傷として残ってるんだろうけど
まったく表面上は普通。
こんなに傷つけて、忘れないようにしたというのに。

今後、不利なときに出てくるんだろうなー。
意味ないなー。
私があえて傷つけてまで、覚えさせようとしたことを
奴は何の学習ともしなかったら。


空しい・・・。
が、立ち直りの早さに
安心したりもする。

キレました

2005年12月18日 | 母が思うコト
ストレスたまりませんか?


連日の除雪で確かに私は疲れていた。
今日も何度言っても動かない息子。
ゲームをした後、指示されるのが嫌で
こたつの中に潜り込んでいる。

しばらく無視していたが、ぷちんとキレた。
先週も旦那に「手伝って」と言われ
普段唯一言うこと聞く父の指示だというのに
忘れてごろごろして、怒られた。
「言われたらすぐする!」と叱られ
少しはよくなるかと思ったのに。


手を上げてはいけない、特に障害のある子には。
と言いますが。
障害のある子の親がすべて忍耐がある訳ではないんですってば。
後の反動を冷静に考慮できるのは
離れている時間がある、離れることのできる他人だからだと思う。

久しぶりに手を上げて
よもぎは逆ギレして、大泣きした。
旦那相手だと全面降伏なのに、私だと刃向かう。
随分二人で怒鳴りあって、よもぎはそれでも
私に嫌われるのはいやだったらしい。
泣きながらすがりついてきた。


親だから。それだけで好きでいてくれると思うな。
とは今回私がよもぎに発した言葉。
自分さえよければいい、という態度では
やがて家族ですら見放していく。
きちんと相手を尊重し、相手の気持ちを考えていかなければ。
それは家族内とて同じである。

子供に嫌いという言葉は発してはならない、とも育児書は言うが
子供だから何をしても親は嫌わないというのは現実に反してないか。
親と子は、一番近い他人である。
所詮は他人である。
自分ではない以上、相手の気持ちを行動を尊重するよう
考えていかなければいけないのは同じだ。

だから。
「そんなよもぎの自分さえよければいいという気持ちが大嫌い」
と私は言った。
忘れ易いのは障害のせいだ。
でも忘れないよう努力しないのは、よもぎのせいだ。
私はそんな部分が許せないから大嫌い。
と、よもぎに伝えたい。
その甘い部分に苦労している私の、先生達の、苦労を
考える能力は、ある。

傷つく言葉をあえて選んだ。
傷つかないと、忘れないくらいの印象を持たせないと
よもぎはどんどん忘れていってしまうから。


でも多分。今日の出来事は
「お母さんに怒られた」ということしか
覚えていないんだろうな。
何故叱られたのかは忘れて。
「嫌いと言われた」ということは覚えていても
どこが嫌いか、どこを治してと言われているかは分かろうとせず。

いきなり外す

2005年12月17日 | その他
たった数時間しか持たないって。


いよいよブリッジ設置。
横の歯に二個、透明のブロック状のものを針金で固定させる。
待ち時間に一時間、診察室(?)に入って一時間半。
予約制なのに、時間かかりすぎ・・・。

今回は先生の説明もなし。
突然つけられて、下の歯にも前々回に上の歯につけられた
輪ゴム状の歯間をあけるものが。
まあ、毎回地味に進歩してるからいいか・・・。


と思ったら夕方。
「外れたかも知れない・・」
とよもぎ。
別段何か食べている最中でもない。
見ると、左側の透明なブリッジが一個、歯から外れて
ぶらぶらしている。
早すぎるよ・・・。外れるの。


通っている歯医者は、月に一度矯正の先生がいらっしゃるだけで
他の日は通常の歯科の先生しか診察していない。
この状態で、歯科担当の先生に見せて直していただけるのかなー。
・・・分かるのかなぁ・・・・。

救いは、近いってことだけだ。

今日はモノが折れる日

2005年12月16日 | 学校
なにかに憑かれているのか。


今日も除雪に励むべく、家に帰ってすぐ除雪の用意。
よもぎがそんな私に慌てて声をかける。

「今日○○の傘を折ってしまった」
は?
○○ちゃんは近所の同じ学年女の子。
「今日階段で雪で滑って、後ろにいた○○にぶつかったら
傘の先が取れちゃった」
・・・・。
「謝ったよ。俺、わざとじゃないし」
「・・そか」
「○○も『わざとじゃないからいい』って言ってたし」
怒ってないなら、いいか。
「それから習字の筆も折れた。××先生が折った」
××先生は特殊担任。
「筆洗ってなくて、固まってたから書けないって
先生が書けるように潰してたらぽきっと折れちゃった」
毛の部分と柄の部分が取れたんですかいな?
「先生後で電話で謝るって」
そんな電話待ってる暇はないわい。
母は除雪に外に出る。

しばらくして、三軒隣の○○ちゃん宅でも
除雪していることに気づく。
「こんにちはー」
と声をかけ、お母さんと○○ちゃんに謝った。
「それより昨日、六年生に雪投げられちゃって
そっちにムカついてるからよー君のことなんて
ふんふん?、そっか。だわよー。
○○も新しい傘買ってもらってそっちの方が嬉しいし」
と豪快なお母さん。○○ちゃんも
「わざとじゃないからいい」
と言ってもらえる。
とりあえず後日、何か持って行くことにしよう。


週末なので熱心に除雪に励み、家に入ったのは七時だった。
先生からは一度電話があったという。
夕飯後再度、先生から電話。
「すみませんー(笑)」
「筆ですね」
「お聞きになりましたかー?」
聞きました。
「それからもう一つ、帰宅途中に○○さんの・・」
「傘ですね」
「それもきちんと説明できましたかー?」
「とりあえずさっき、謝りに行っときました」
「すばやい対応ありがとうございます」

というか。
除雪で忙しいから話は後でね、という母を強引に引き止めて
大事なことを伝えてくれたよもぎを褒めてやって下され。

いつにします?

2005年12月13日 | 学校
雪の具合によります・・。


先生から電話。
「今度いつ懇談しましょう」
という打ち合わせだが、次に出た台詞は
「とは言え私、他の保護者との懇談もありまして
きなこさんのご予定を先にお聞きして
月曜か火曜か決めようと思うんですが」
それ以外の日は会議か、更に違う保護者との懇談だという。
先生・・・・。
「あ、でも月曜は五時まで会議が」
「火曜にしますっ!」
ほとんど叫ぶように答える。


しかし。
日々、とんでもない量の雪が降っている現在。
火曜も除雪優先にしてしまうかも知れない・・・。
先生より、よもぎより今は雪が問題。