ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
SSサイトへはカテゴリー「倉庫への道」からお入りください

け 喧嘩上等 オスカル様

2011-05-25 17:12:25 | カルタ
まず思ったのが、「喧嘩上等」って、何?
わかるようで、よくわかんない言葉だなあ。

そう思ってググってみたところ、元はヤンキー言葉のようですね。

喧嘩上等【けんかじょうとう】
売られた喧嘩はいつでも買うという意気込みを示す言葉。
(↑すみません、どっかのサイト様からコピペしたんですが、出典をメモし忘れました)

原作では、オスカル様の喧嘩、乱闘シーンがいくつか出てきます。
ドゲメネ公爵との決闘、居酒屋での乱闘、衛兵隊での乱闘。
ジャンヌの裁判を傍聴し、ジャンヌに「王妃様の恋人」と指差された時も、思わず腰の剣に手をかけて出て行きそうになってましたね。
馬車襲撃のときも、多勢に無勢で結局F伯(軍隊)に助けられましたが、アンドレを守るために「よっしゃあ」とばかりに剣を握って暴徒の中に出て行きました。

解説本によると、O様の喧嘩はまず椅子あるいはテーブルを蹴り倒すのが定法。
喧嘩を売られたら、カッとなったら、まず手や足が出る、無意識に体が動く、そういうタイプなのでしょう。
女の子でもたまにいますね、そういうタイプ。
そういえば、私が小学生の頃ベルばらごっこでオスカル様役やってたPちゃんも、時々男子とガチで喧嘩してたなあ。

Pちゃんは、思春期に入り「好きな男子」とかができるようになってくると、あまり乱暴なことはしなくなりましたが。
O様、居酒屋の乱闘は、そもそもは「好きな男子」=フェルゼンが原因でした。
ですが、パリでの馬車襲撃のときは、最終的にはアンドレをかばい、フェルゼンを置いて逃げました。
そして「前は・・・こんなではなかった・・・」、と。

このセリフはもちろん、心の中でA>FになったことにO様が気付いたことを表しているのですが、「喧嘩上等」と言われた私が敵前逃亡するなんて、という意味に深読みすることもできますね。

やっぱ、「真実の愛」は女を変えるんだね。