ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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拍手お礼と「子犬のピピン」

2011-05-01 15:05:42 | 楽屋オチ
SSサイトに先般UPしました作品に拍手コメントくださった方、ありがとうございました。

>男の子の通る道
ちびAはあんまり乗り気ではないようですが(笑)、ちびO様は夢中のご様子。
リアル7~8歳児の娘のお友達でも、活発な女の子は男子と一緒に戦っているようです。

>ありがとうございます
>かんどうてき
>しみじみほのぼの
こちらこそ、閲覧どうもありがとうございました。

>生まれ変わりを
生まれ変わり、身分も革命もない世界で健康な二人が結ばれ、愛を全うできたら、というのはすべてのファンの夢だと思います。


それから、拍手を連打して下さった方、wをたくさん下さった方、閲覧してくださった方も、皆さま本当にありがとうございました。



作品の後の注釈で少し触れましたが、この作品のモチーフになったのは「子犬のピピン」という絵本です。
このブログで2月ごろ、作家の上橋菜穂子先生の講演会に出かけたことを記事にしましたが、その講演会で先生が語られたのが、イギリスの作家、ローズマリー・サトクリフでした。
それ以前にもサトクリフの作品は読んだことがありましたが、先生お勧めということで少し意識して読んでみようと図書館で何冊か借りた中の1冊です。
他の作品はイギリスの古代・中世を題材にした歴史ものが多いのですが、「子犬」は全くの子供向け絵本の体裁です。
あらすじは私の作中で記述した通り、死んだ子犬が生まれ変わって女主人と巡り会う、というシンプルなものです。

このブログをご覧の方の多くは、おそらく、生まれ変わって巡り会い、というプロットに反応されることと思います。
私もそうでした。
そして読み終わって、普通に「いい話だったなあ」と思っていました。

その後、娘のさる子も、「ママ、さるちゃんもこれ読んでいい?」と絵本を読みだしました。
少しして、絵本を読み終えたさる子を見てビックリ、ポロポロと涙をこぼしているではありませんか。
どうやらお話にいたく感動したらしいのです。
そして私に、泣きながらも一生懸命、絵本のストーリーを説明します。
いや、ママもその本読んだから、ストーリー知ってるから。
そう思いましたが、感動を語りたがるさる子をないがしろにするのも可哀そうなので、母も一生懸命耳を傾けました。
ベルを知らない娘は、母とは感動ポイントが少々異なったとは思いますが、子犬が飼い主の所に帰れるかどうか、とってもドキドキした、のだそう。
そして最後に飼い主と会えて、よかった、と嬉しく思ったのだそう。

私もまあいいお話とは思ったけれど、泣くほどの感動ではなかったなあ。
さる子、何しろ泣き虫で今でも1日1回は大泣きしますし、2~3年前は映画「たまごっち」のラストシーンで感動して泣いた子ですから。
子供の感性が、それだけピュアだってことなんでしょうか。
何を見聞きしてもベルフィルターが掛かりキャラをOA置換してしまう母とは、感受性も想像力も別物なんですね。

しかも母、泣いた娘から妄想を発展させ、ついにSSのネタにしてしまいました。