ベルばか日誌

ベルばら好き主婦、Kimeの妄想満載「ベルばか日誌」
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拍手お礼と、ブラックスワンたち

2011-06-29 18:20:44 | ベルばか日誌
しばらく更新のないSSサイトですが、時折拍手をいただいています。
拍手くださった方、ありがとうございました。
本当に嬉しく、励みになります。

この夏には新作を、と準備中です。
7月中ごろ、3が日前後の連載開始を目指したいと思っています。



娘さる子のバレエの発表会が間近に迫ってきました。
演目は「白鳥の湖」。
ところがさる子、5月の運動会で、ケアしていたにも関わらずドカタ焼け。
白鳥さんなのに、どーすんのよこれ。
ひょっとして、一人ブラックスワン状態になるかも。
一応ボディ用ホワイトニングジェルみたいなものを買ってきて塗り塗りしてるんですが、あんまり効果ないなあ。

そして先週のプール開きで、駄目押しのように、背中にくっきり水着の肩ひもの跡が。
うああ。
日焼け止めSPF50持たせたのに、腕は塗ったけど背中までは知恵が回らなかったらしい。
ですが、さる子だけではありませんでした。
バレエ教室の他の低学年児童たちも次々とプール開きを迎え、みんな背中に水着跡。
顔もからだも、こんがり焼けちゃってる子もちらほら。
小さな白鳥さんたち、みんなブラックスワンになっちゃいました。

まあね、もともと白鳥っていうよりあひるの子、がちょうの子みたいなもんですからね。
文字通り、烏合の衆、とでもいいましょうか。
観客の皆様には、暖かい目で見守っていただきたいです。



さ さようなら わたしの春風

2011-06-22 10:10:19 | カルタ
ベルナールと結婚するためジャルジェ家を去るロザリーと、ひしと抱き合い別れを惜しむオスカル様。

ロザリーとオスカル様が出会ったのは、大事典の年表によると1775~78年のこと。
その後ロザリーは86年にポリニャック家に引き取られ、87年に再びジャルジェ家に戻っています。
10年程をオスカル様と共に過ごしたロザリー、連載中はO様ファンの嫉妬の対象になっていたとか。

私は、このロザちゃんがO様ファンに嫌われていたという事実、アラフォーになってサイト巡りをするようになるまで知りませんでした。

サイトのエッセイに書いていますが、私は子供時代、友達とのベルばらごっこでロザリー役でした。
他の3人の友達がオスカル、アンドレ、マリー・アントワネットだったので、私は残り物だった、というだけなんですけど。
でも気が弱くて泣き虫のいじられ役でしたから、まあはまり役だったと言えましょう。

ですからロザちゃんには思い入れがあったので、嫌われ者だったと聞いて初めは少し凹みました。


ですが言われてみれば確かに、嫌われてもしょうがないと思えるO様の寵愛でした。
ジャルママに襲いかかろうとしたにもかかわらずジャルジェ家で破格の待遇を受け、実は貴族の娘と判明する以前から、貴婦人扱いでオスカル様にエスコートされています。

昔から疑問には思っていたのですが、同じ平民でもアンドレは使用人扱いなのに、ロザちゃんは貴族並み。
ばあやさんと一緒にオスカル様のお世話なんかもしていたようですが、ジャルジェ家の他の使用人たちは、ロザちゃんのことをどう思っていたんだろうとか。

O様が舞踏会に連れ歩いてるのは、傍から見たら、貴族の若様が愛人を連れ歩いてるように見えたんじゃないかとか。

一番の謎は、P夫人がロザちゃんを引き取りますが、周囲にはなんて説明したんでしょう。
権勢を誇るP家が養女をとるのだから、それなりに世間の注目を集めたはずだし、王妃様にだって説明が必要だったはず。
夫であるポリニャック伯爵には
「わたくしが結婚前、不倫して産んだのがロザリーですの」
と正直に言ったんだろうか。

それで結婚させられそうになってP家を出奔しますが、その後またジャルジェ家に舞い戻ります。
と思ったら、黒い騎士と共にいつの間にかひっそりとジャルジェ家を去ってしまう。

私がジャルジェ家の侍女だったら、
「この女、何様!?」
と思ってしまうだろうなあ。

元ロザリー役だった私ですらそんな風に考えてしまいますが、次期当主として一段高い所にいるオスカル様も、オスカル様一途のロザリーも、そんな周囲の雑音は耳に入らなかったんでしょう。
影でアンドレが、侍女たちの不満のはけ口、調整役に走り回ってたのかもね。

こ 心の中で「おれの」呼ばわり

2011-06-13 17:11:54 | カルタ
ドレスを着て舞踏会に出かけるオスカル様を見送りつつ心の中で
「おれの・・・オスカル・・・!!」
とかつぶやくアンドレ。

「呼ばわり」と言っちゃうところが、このカルタの作者様、やっぱあんまりアンドレに優しくないなあとか思っちゃうんですが。いえ、あくまで私の個人的感想なんですけど。

ドレス以前からアンドレは心の中でO様を密かに恋していたわけですが、「彼女の女らしさを知っているのは自分だけ」という自負があったんじゃないかと思うのです。
それがドレス姿によって、自分もそれまで知らなかった彼女の「女としての美しさ」が白日の下にさらされ、さらにそれがフェルゼンや他の人の前にも披露されてしまうわけですよ。
俺だけが知ってたはずなのに、と思うと同時に、O様の想像以上の美しさにさらに恋心もヒートアップ、黒い騎士事件も経て「ブラびり」に繋がったんじゃないかと思いました。


ところで舞踏会に出かけるO様を影から見送るアンドレの構図、シュチは全く違いますけど、飛雄馬を見守る明子ねーちゃんを彷彿とさせるなあ、と以前から思ってたんですけど、私だけ?

扇子と団扇に関する個人的見解

2011-06-07 08:30:43 | ベルばか日誌
先週のKids、ネタばれです。






節電のため、エアコンを止め扇子を使用することにしたOA。
扇子を使うO様に、アンドレ、
「おおすごい!女の人に見えるよ!」
O様、ムッとして「もともと女だ!」

個人的にちょっと意外だったのは、O様が女を主張してムッとされたことです。
おリボンアンドレに対しては、「女扱いするな」っていうスタンスのイメージがあるもので。
女として見てほしいのかな、おリボンアンドレだけどラブなのかな、O様可愛いな~、と思ってしまいました。


私のイメージでは、扇子パタパタ=おっさん、なんですけど、あくまで個人のイメージなんですけど、解説文によると当時の欧州では
「男性が刀を武器とするように、女性は扇を武器にする」
だったそうです。
また、折り畳み式の扇子は平安時代の日本で生まれ、中国経由で16世紀欧州に伝来したとか。



それでまた思い出しました。
O様がドレスをお召しになった時にお持ちだった扇子、羽飾りのついた豪華な品とお見受けしましたが、なんとなく、これってたためるの?そんな仕組みになってなくない?っていうか、派手な団扇みたく見えない?
そして、フェルゼンとダンスを踊り始めた時には扇子はすでに持っていませんが、どこにいっちゃったんだろう。
浴衣だったら帯の腰の所に団扇を刺したりするけどねえ、とか。

そんな風にあれこれ思ってるのって、私だけ?

もう6月になったので

2011-06-06 23:56:46 | ベルばか日誌
4月半ばのことでした。
ママ友達から、市内の幼稚園児が「5月に大きな地震が来て、みんな死んじゃう」という予言をしていると聞きました。
その時は
うわあ、嫌だねえ、当たらないといいね
みんなでそんな風に言い、ちょっと不安に思いながらも、聞き流していました。

そして5月半ば、私の住む地域で震度4程度の地震があった際、東北地方に住む知人から
「大丈夫だった?」
のメールがありました。
普段めったに連絡を取り合わないような知人です。
いや、東北の人に心配していただくような大きな地震じゃなかったし。全然大丈夫。

と思って聞いてみたら、なんでもインターネット上には「地震予知サイト・ブログ」なるものが多数存在し、その中で、私の住む地域に5月中に大きな地震が来ると盛んに予言されているとか。
知人はそれを普段から見ていたので、心配してくれたのですね。

へえ~、と思って私もそのブログを探して見てみました。
そうか、5月中に大きな地震。
・・・確かにこんなの毎日見てたら、不安も煽られるわ。
知人によると、冒頭の「子供の予言」っていう噂も、ネット上で流布しているとか。
でも、流言に惑わされたり、無駄に不安を抱いて日々生活するのもバカバカしいと思いましたので、その1回だけでその類のサイト・ブログを見るのをやめました。


ですが、思わず思ってしまった、もし本当に5月中に大きい地震が来たら、私絶対
「来たか、ついに・・・!?」
って心の中でつぶやいちゃうな。
そしてその地震で無事生き延びた暁には、ブログで
「来たか、ついに・・・!?」って、つぶやいちゃいました~
ってネタにしちゃうかもしれない。

不謹慎なベルばか女ですみません。


そんなわけでしばらくの間少々不安な気持ちで過ごしていましたが、結果5月中にはみんな死んじゃうような大きな地震は起こりませんでした。
決めゼリフの
「来たか、ついに・・・!?」
も、使わないまま無事に6月に入ったので、ちょっとホッとしてブログネタにしてみました。

いざという時のための心構えや備えはもちろんしておくべきなのでしょうが、決めゼリフ、この先も使わずに済むことを祈りたいですね。