彼女は、気持ちよさそうね、と言った。
ぼくのペニスを見て、そう言った。
考えようによっては不思議である。
別に触り心地が良いとか、そういう意味ではないし、つまり、これを自分の中に入れたら気持ちよさそうだと言ったのである。
人間には、不思議な想像力があるものだ、とぼくは思った。
読み解くと、彼女はぼくのペニスのようなものを自分の中に入れた経験があって、その時、とても気持ち良かったので、ぼくのペニスもきっと気持ち良いだろうと思ったわけである。
でも、結局その日は、とある事情で、ぼくのペニスは彼女の中には入らなかったが、彼女はとても残念そうで、ぼくの股間をずっと見ていた。
「今度ね」
「・・・うん」
これじゃ、どっちが女か分からない。
お預けをくらった彼女は、シャワーを浴びに行き、ぼくはDVDの続きを見ていた。
リリースされたばかりの邦画で、ぼくの好きな女優が出ている。
彼女は、いつも可愛い顔と可愛い声で、ぼくを魅了する。
演技も上手いと評判らしい。
ぼくは、考えた。
もし、彼女がぼくのペニスを見たら、いまシャワールームでオナニーをしている彼女同様に「気持ちよさそう」と言うだろうか。
言われたら、ぼくはどうなるだろう。
萎えてしまう気がする。
照れてしまう気がする。
やはり、ぼくは差別主義者だ。
ぼくのペニスを見て、そう言った。
考えようによっては不思議である。
別に触り心地が良いとか、そういう意味ではないし、つまり、これを自分の中に入れたら気持ちよさそうだと言ったのである。
人間には、不思議な想像力があるものだ、とぼくは思った。
読み解くと、彼女はぼくのペニスのようなものを自分の中に入れた経験があって、その時、とても気持ち良かったので、ぼくのペニスもきっと気持ち良いだろうと思ったわけである。
でも、結局その日は、とある事情で、ぼくのペニスは彼女の中には入らなかったが、彼女はとても残念そうで、ぼくの股間をずっと見ていた。
「今度ね」
「・・・うん」
これじゃ、どっちが女か分からない。
お預けをくらった彼女は、シャワーを浴びに行き、ぼくはDVDの続きを見ていた。
リリースされたばかりの邦画で、ぼくの好きな女優が出ている。
彼女は、いつも可愛い顔と可愛い声で、ぼくを魅了する。
演技も上手いと評判らしい。
ぼくは、考えた。
もし、彼女がぼくのペニスを見たら、いまシャワールームでオナニーをしている彼女同様に「気持ちよさそう」と言うだろうか。
言われたら、ぼくはどうなるだろう。
萎えてしまう気がする。
照れてしまう気がする。
やはり、ぼくは差別主義者だ。