小耳はミーハー

小耳にはさんだことへの印象批評

「ペニス」は好き?

2006-11-22 22:53:02 | ドラマ
彼女は、気持ちよさそうね、と言った。
ぼくのペニスを見て、そう言った。
考えようによっては不思議である。

別に触り心地が良いとか、そういう意味ではないし、つまり、これを自分の中に入れたら気持ちよさそうだと言ったのである。
人間には、不思議な想像力があるものだ、とぼくは思った。

読み解くと、彼女はぼくのペニスのようなものを自分の中に入れた経験があって、その時、とても気持ち良かったので、ぼくのペニスもきっと気持ち良いだろうと思ったわけである。

でも、結局その日は、とある事情で、ぼくのペニスは彼女の中には入らなかったが、彼女はとても残念そうで、ぼくの股間をずっと見ていた。

「今度ね」
「・・・うん」

これじゃ、どっちが女か分からない。
お預けをくらった彼女は、シャワーを浴びに行き、ぼくはDVDの続きを見ていた。
リリースされたばかりの邦画で、ぼくの好きな女優が出ている。
彼女は、いつも可愛い顔と可愛い声で、ぼくを魅了する。
演技も上手いと評判らしい。

ぼくは、考えた。
もし、彼女がぼくのペニスを見たら、いまシャワールームでオナニーをしている彼女同様に「気持ちよさそう」と言うだろうか。
言われたら、ぼくはどうなるだろう。
萎えてしまう気がする。
照れてしまう気がする。

やはり、ぼくは差別主義者だ。

「ラブコンプレックス」は好き?

2006-11-22 22:35:08 | ドラマ
なんやねん、それ。
やっぱめっちゃおもろいやんけ。
「ラブコンプレックス」
これは、僕の中で燦然と輝くテレビドラマ。

いま、再放送でやってて、ビデオとって、夜中とか、早朝とかに見てるけど。
なんやねん、めっちゃおもろいやんけ。
ほんまに。
多少、時代のハイスピード化によって、間延びしているよーに感じるところもあるけど、それでもめっちゃおもろい。
大学のとき、これ見て、ほんまに人生救われた気になったもんな。
何回も何回も見た。
ビデオ擦り切れるほど見た。
おんなじシーンで、笑ったし。唸った。
ノスタルジー。

あんな革命的。まるでレジスタンス。
もう、ベタボメ。

秘書室・権威・横領・マザコン・ファザコン・拒食症・新興宗教・愛・暴力などなど、「一言で内容を言い表せるのが良いドラマ」という不変の定義を壊したドラマ。
しかし、上記のそれら複雑な要素を大きく包んでいるものは、「ウィット」。
それも、無理がない。
イタクない(今見ても)。
唐沢・反町・木村佳乃・りょう・小雪・伊藤美咲・一戸奈未・西田尚美・高橋ひとみ(すごい秘書室)ら、今思えばの豪華キャスト。
でも、誰も埋もれてはいない。

ま、時間があって、愛があったら、一回見てみて。