Bankの秘密基地

個人日記兼つれづれなるままに

MMDを触ってみる(15)

2010年05月22日 | Weblog


・背景を切り替える。

MMDでPVらしきものを作れるようになるとやはりいろいろなエフェクトを
つけ加えたくなる。映像エフェクト専用ソフトを用いて効果的な作品を作るプ
ロ並みの人も増えてきているが、簡単なエフェクトならMMD単体で実現でき
る。背景は前に紹介したとおり、xファイルというアクセサリ専用のファイル
を登録するが、ファイルは1つでなく複数の登録が可能だ。



アクセサリ登録でもっとも簡単な効果は背景のオン・オフで切り替える方法。
アクセサリは登録すると表示欄にチェックが入っているが、これをフレーム毎
にオン・オフ設定をするとある背景が別の背景に瞬時に切り替る。



これが一番簡単な背景の切り替え方法だが、もう少し効果的な方法で背景を切り替え
ることも可能だ。いわゆるフェード・イン、フェード・アウトという手法もMMD
で行うことが可能。アクセサリパネルを見るといくつかのパラメータを操作できる
ようになっているが、そのうち上記の写真を見ると登録ボタンの横に「Tr」と
書いてあるパラメータがある。これが「透過率」だ。透過率は呼んで字の如しで
透過率1.0の時、アクセサリは見える状態になる。逆に0.0の場合には透明になる。
要するに光を透過するかしないかということだが、これを使うと表示機能と同じく
アクセサリ表示のオン・オフができる。表示機能となにが違うかといえば、表示
のチェックを外すと要するに透過率は0、つけると1になるのと同じことだ。一方
で透過率は0.0-1.0の任意の値を取れるので「半透明」という状態にすることもで
きる。
この透過率を使うとフェード・イン、フェード・アウトができるようになる。
例では冒頭のビデオのうち、透過率を使ったシーンを抜き出しているが、これを
使えば、カメラが上にパーンすると同時に古いアクセサリから新しいアクセサリに
フェード・イン、アウトをしていく。



透過率の設定をいろいろといじれば、結構面白いことができるようになる。下手な
映像編集よりも効果的でなによりも専用のソフトが必要ない。無論、MMD単体で
実現できない色々な映像エフェクトもあり、それはそれで有効だが、初心者レベル
ではまずMMDの機能を使いこなすことが重要だ。




MMDの初心者向けの本が出たので早速買ってみた。初心者向けなんで、これからMMDを
始める人には良い教材だと思う。MMDを始めて1年近くたつが知らなかったことも解説され
ていてまだとっつきにくいと思っている人にもお勧めだ。因みにバナーをつけておいたので
興味のある人は買ってみるのもいいかも。このブログよりは役立つと思う。

web拍手

MikuMikuDance でPさんと呼ばれる本
かんなP,ラジP,極北P,ポンポコP
翔泳社

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海外のREIT投資(13) - Cambri... | トップ | 子供手当てを再度考える »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事