CLASS3103 三十三組

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新・映像の世紀 第4集 冷戦・世界は秘密と嘘に覆われた

2016-02-16 20:26:10 | ドラマ映画テレビ感想
気づいたら、次の回が目前に迫っていますが、
NHK新映像の世紀、第4集もちゃんと見終えております
タイムリーなことにといっていいのか、
先日、どはまりしていた
ブリッジオブスパイの話がそのまんまというほどではないが、
ちらっとだけ出てきて、ああ、
あれってやっぱり本当の話だったんだ
なんて思ったりしたのですけども、
今回のは、映像がクリアになってくると、
なんというか、より酷いというか、重いと
ご飯食べながらはみづらいと感じたわけでありました

そんなわけで、相変わらず、
世界の混沌は、強者による勘違いや疑心から始まると
改めて思い知らされる次第でありました
前半のスパイ合戦においては、
本当、後からの評価でしかないですが、
スターリンが、あの時分に死んだのは
本当によかったんじゃないかしらと
そんなところであります
もっと若かったり、長生きしたりだった場合、
間違いなく核戦争だったんじゃないかと
そう思わされるところでありました

今回のスパイ活動の全貌については、
まぁ、中立といいつつも、少し西側に加担した
そういう描き方ではないか、
やっぱり、西側でも、東のそれと同じくらいのことを
やっていたんじゃないのかねと
思ったりもしたのですけども
CIAとFBIの失態も含めて、
その暗部を描いてくれたのがとてもよかったように思うのであります
まぁ、なんだ、後半のそこを含めた
代理戦争については、あそこでクローズアップしているけど
それ以前から、やっぱりそれは代理戦争だったのではと
感じたりもするのであります
列強というか、強国に生まれていないがゆえの
なんともいえぬ厭世観みたいなのが
自分にもあるのだと思わされた次第

しかし、赤狩りとレーガンの関係だとか、
こういったものが文書で報告というか、
発表、公表されるというのが、アメリカの凄いところだなと
改めて思い知らされるのであります
これは本当、なかなかできないというか、
こういうことができるのに、なんで、差別とかするかしらと
どうも、この正義について、思い知らされるわけであります
アジア人的といってしまうのも、なんか違うと思うんだが
不思議であります、まぁ、彼らのルール内でというところで、
実際、一番あかんのは出してないのかもしれないから
わかりゃしないんだけども、凄いね

そんなわけで、もっと共産主義圏との戦いについて
あれこれと描いて欲しかったと思わなくもないですが
私が見たいのは、日本における60年安保闘争あたりのそれなので
これは世界史的には残らないかなと、
ちょっと低く見積もっているわけですが
次回、どのあたりをやってくれるのか
楽しみにしつつ、待ちたいのでありました


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