CLASS3103 三十三組

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光る君へ  望みの先に

2024-05-19 20:45:52 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
視聴完了しました
よい話がまひろの元にはくるけども、内裏はだいぶやばいというか
まぁ、当たり前の結果なんだが、ひどいありさまだなと
しみじみ感じ入る内容でよかったのである
凋落、そして、醜態といっても過言ではないそれに憐憫を覚えるというか
これもまた、貴族よなぁと思ったりして
凄くドラマを楽しんだのでありました

花山天皇がもっと出てくるかと思ったけど、
おどおどしているだけで終わってしまって
凄く残念だったんだが、思った以上に大変な事件で
また、転がるように対応間違って、伊周が凋落していくのが面白い面白い
そして、最終的に嫌って仕方ない道長に頭を下げにきて、
遠くに流されることが決まってのあれこれっぷりも酷くて
本当、何一ついいところないなと驚くほどであった
実際そうだったのか知らないが、まだ若いのに難儀なことだと思うのである
弟は後々活躍すると聞いていたが、
晴明もそう言ってたから、その内出番がありそうで楽しみである

さておいて、まひろ側の方だが
清少納言の噺も引き取りつつもといった感じだが、
とりあえず父上の任官叶うあたりと、さらに転地によって
未曾有の大出世となるのが、父上のとぼけたでもない
あのまんまの演技が実によくて感心してしまった
ああいう父親だからこそという感じが、凄く物語として気持ちがいい
そして、ちゃんと親子で語り合い、はたして
通じ合ったかわからんが、伝わったというのも
ほのぼのしててすごくいいシーンだったと思うのである

半面でもないが、清少納言は事件に巻き添えくって酷いありさまになっていくようで
どうもこの物語では仲良しのまんまになりそうだなと思うのだが
それはそれでよいので、枕草子の憐憫が描かれそうな次回がすごく楽しみなのである
あれが、悲しい話というか、過去の輝かしかった頃をうたったものだったと
最近知ったので、それをどれくらい儚く描いてくれるか楽しみでならんのである

あとは、呪詛のあれこれというのが誰が仕掛けたものだったか
そこはこれ以上掘らない様子なのかわからんが、
アレ、道長の嫁がやってるんじゃなかろうか
それも晴明使ってということを考えたのだけども
晴明がもはやそこは意味がないなどと言い捨てていたので
解決することないままなのか、あるいは、何かの伏線となるのか
わからんけど、もやっとしたものが残るのもまた
平安時代っぽい、魑魅魍魎の暗躍をうかがわせる感じで楽しいのでありました

来週が待ち遠しい


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