Kengoの将棋 実戦・研究ノート

私、Kengoが普段指している将棋や研究したことなどを書いていきます。

年明け初戦、伊勢レーティング

2017-01-21 23:36:24 | 日記
ちょっと間隔が空いてしまいましたが、自分にとっての年明け初戦となった
伊勢レーティングの対大西佑哉君との一戦を紹介します。
大西佑哉君は現在小学校3年生で三重県小学生低学年の部でも優勝経験のある
伸び盛りの子で、秋の赤旗地区予選で県代表経験者を2人連続で破るなど進境
著しい。その大会では自分は勝つには勝ったのだが相当な苦戦だった。

角換わりでスタート。
佑哉君に一方的に自陣角を打たせてそれを目標に反撃した局面。
今回は割と楽に進むかなと思いきやとんでもなかった...

1図からの指し手
▲4六角 △4五歩
▲6四角 △同 歩
▲3五歩 △3七歩成

一旦、4六に角を出て4五歩を突かせてから角を切るのは▲3五歩で銀を殺す
ためのテクニックだが、ここで△3七歩成が利いた。駒得をキープしながら急所の
△5九角が入り優勢のまま終盤へ

途中、△3六桂のふんどしに単に▲2六飛と浮く好手を見落とし差が詰まる。
それでも先手玉頭に食いつきなんとか寄りそうかなと思ってから佑哉君は最善の粘りを見せる。
3図からの指し手
▲8八玉 △4四角
▲7七銀 △9九桂成
▲8七歩
消去法とはいえ△4四角があるので▲8八玉以下のこの順はダメとしたものだが
▲7七銀~▲8七歩と最善の踏ん張りにかなり慌てた。

4図からの指し手
     △7五馬
▲3六飛 △6五馬
▲2三桂成 △同 玉
▲3五桂 △同 角
▲同 飛 △7五桂

幸いまだ少し時間があったので冷静に△7五馬~△6五馬で残しているのを発見したのは幸運だった。
△7五桂で一手一手となり終局。

終盤に手が見えるというのは強くなる証ですね。
自分も負けないようがんばらなければ...

その後も全部勝って幸先のよい一年の滑り出しに。
今年は個人でもがんばるぞ~
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東海リーグ 最終局

2017-01-02 00:33:31 | 日記
あけましておめでとうございます
昨年のうちにこの記事を書こうと思っていたのですがバタバタしてて新年記事になってしまいました。

さて、予告した東海リーグの最終局、対きゅるきゅる戦。
この対戦が優勝決定の勝負になるかと思っていたのですが幸い?なことに前局で勝ち点1差、
勝ち数5差をつけていて0-5負けでも我が将棋チェスネットが優勝ということになりややまったりムードで始まった。
それでも対局が始まるとそれぞれ負けられない思いがありそれぞれ激戦となる。

自分の相手は若手のホープ原田氏と。
彼は攻めが非常に強く終盤もしっかりしているので難しい勝負になると思っていた。

後手番で横歩取らせ。
青野流で来たがこちらがうまく立ち回って序盤から手堅くリードする。
だが、そこはさすが原田氏、嫌らしい指し手でうまく食いつかれ逆転ムードに。
下図はその最終盤

この▲7八同飛をうっかりしていて時間も残り約1分。
大いに焦ったがここから作ったような手順があった。
     △7五歩
▲同角 △7七桂
▲9八玉 △6四飛!

自分の玉回りにたまたま落ちていた駒を取って詰めろの連続となり、
最後は6三の桂も働いて勝ちとなった。

なんかお年玉をもらったような勝ちだったですね。

それでも感想戦での原田氏の読みは素晴らしく中盤の入口でこう指されたらヤバいと思った手があり
当然原田氏も見えていたのだがある切り返しに気付きやめ、自分はそれが見えていなかったということがわかる。
その順はまた機会があれば。

さて今年の目標ですがまずはなんとかR選手権に出たいですね。
そして長いこと出ていない代表での全国大会に行きたいです。
三重県内は強豪が増えて道は険しいですがあきらめずにがんばります。

今年もよろしくお願いいたします。
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クリスマス決戦前夜

2016-12-24 22:06:51 | 日記
明日はクリスマス。同時に東海リーグの今年最終戦です。
現在、うちのチームは首位だが最終日に優勝争い全チームと当たっていてなかなか厳しい戦いになりそう。
今日は詰パラと加藤(一)vs藤井(聡)戦を見てまったり過ごしています。
悔いのないようがんばりたいです。

さて、聡太君の祝賀会指導対局でゴキ中超急戦▲3三香(↓1図)が中飛車側として困ると言われたのでちょっと調べてみました。

詳しい手順とかは将棋世界2016年12月号または畠山成幸先生著の本に載っているのでそちらに譲りますが、
どうも▲3三香を打ち破る手段は今も見つかってないらしく、代えてその一手前の△9九馬を△5四銀にするのが
研究対象となっているようです。

この将棋もだいぶ指していないのですっかり浦島になってしまいましたが、刺激と棋力向上を目指して次に
指す機会があればやってみたいと思っています。お楽しみに。

次は東海リーグの結果を載せたいと思います。
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ゴキゲン中飛車超速vs△4四銀型 一手の差

2016-12-20 00:34:02 | 日記
昨日は藤井聡太新四段の祝賀会に行ってきました。
その模様の写真は後に載せるとして指導対局をしていただいた三重県在住の
斉藤裕也奨励会初段に「ブログ更新しないんですか?」と言われてドキリ。
こんなつたない記事を奨励会員の方まで読んでくれていると知ってこれは
いかんと思いました。

そこでちょっとしたネタですが、先週合宿をしていた時に中西悠真奨励会初段に
教えていただいた将棋から。

ゴキゲン中飛車には自分はワンパターンの超速。っていうか消去法でこれくらい
しか自分の棋風ではまともに戦えない。
悠真君はこちらが左銀を繰り出す前に5筋の歩を切る指し方でこれが意外に
どの棋書にも載っていない。ただ飛車を5二に引いたのが小ミスで数手進んで
から▲4五桂の仕掛けが効いた。

以後も難しいところはあるものの主導権を握り続ける展開で珍しく快勝。

で、夕食後に悠真君からもう一局と誘われてやったのが下図。
今度は悠真君が先手なので▲4六歩の一手が入っている。これがどう出るか?

第2図以下の指し手
▲6五同銀 △同銀
▲4五歩  △3三銀
▲2五桂

桂馬を食いちぎって▲4五歩と突けるのが第1図との大きな違い。
以下、王手飛車狙いで▲2五桂と絡む。
形勢はまだ難しいと思うのだが気分的にはゴキ中ペースだろう。
自分の力ではとてもまとめることができずに完敗。

先後の差がこうもハッキリ出るのは面白いですね。
「糸谷&斎藤の現代将棋解体新書」にも糸谷先生が後手超速は通用しないと書かれて
いますがこういうところなんでしょうかね?自分はさっぱりわかりませんが。

しばらく対中飛車と対早石田、角換わりと横歩に絞って勉強したいと思います。
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蓮斗君との練習将棋から

2016-09-03 21:27:57 | 日記
今日はとっても嬉しいニュースがありました。

<将棋>14歳のプロ棋士誕生 最年少記録62年ぶり更新
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6213253

藤井聡太君は愛知県在住で息子と1つ違い。
なので彼が奨励会入会まではほんの少しですが交流がありました。
関西将棋会館で練習将棋して帰りにお寿司食べに行ったのは今でもいい思い出です。
あっという間に手の届かない存在になってしまいましたね。
彼が将棋史を塗り替える存在になるか注目ですが東海地方を盛り上げる存在にもなって欲しいですね。

さて、昨日大村蓮斗君と指した将棋を紹介します。
例によって角換わりで今回は42173仕掛け。
そこで自分は少し前に後手にやられて困った対応をしてみた。

それがこの全部取って△5五角~△7四桂の対応。
△7六歩~△6六桂というわかりやすい攻めを上回る攻めが浮かばず困った覚えがあるが、
蓮斗君はあまり時間を使わず次の対応をしてきた。

図から
▲3四歩 △4二銀
▲4四角 △同 角
▲同 銀 △4三歩
▲3五銀

攻めていってもこの一回休みのような▲3五銀が抵抗があるので自分の実戦では
指せなかったのだが次に▲2二歩からの攻めがあるので有効なようだ。

こう指されると後手も狙いの△7六歩~△6六桂を決行するしかないが、両取り逃げるべからずの
▲2二歩がやはり厳しくどうもこの攻め合いは先手に分があるようだ。
△5八桂成とポロっと金を取れてもその後意外に先手への寄り付きがないのである。

感想戦ではこの▲7四歩にて後手敗勢と結論付けたのだが激指にかけてみたらここで△6六角という勝負手があった。
▲7四歩に代えて正解は▲3三桂と打ち込み△5一玉ならそこで▲7四歩らしい。
うーん難しい...

逆を持ってみると嫌な手がよく見えるというがまさにこの将棋がそうであった。
自分は基本角換わりがまだ感覚的にわかんないのでもうちょっと研究してみます。
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