作ったような詰み

日曜日の倶楽部２４名人戦より
詰み筋がわかりやすいようにいつもの盤面画像を逆さにしてあります。
ご容赦を。

圧倒的優勢で迎えた終盤。下図で△４七馬で圧勝との読みで30秒ならそう指して
いたと思うが1分あるのでよく読んでみたら「詰むかも」と思い果敢に詰ましにいった。

実は下図の局面になるのが馬切る局面で見えてその詰み筋がわからず相当焦っていた。
しかしこの数手前の局面で即詰みが見えたのは幸運だった。

図からの指し手
△８七飛成　▲同玉
△７六銀！

なんとこの手でぴったり捕まっている。

以下
▲９八玉　△９七角成！
▲同玉　　△８五桂
▲９六玉　△８四桂

まで歩しか余らない作ったような詰みでした。

これが馬切るところで読み切れたらいいんですけどね～
でもこの日、気分は満点でした(^^)

倶楽部２４名人戦から

今年もやっています、倶楽部２４名人戦。
いつも対局ポイントが足りないせいか点数の下の人ばかりのリーグになる。
一発喰らった時にガバっと点を持ってかれるのが辛い。
普段やんないとダメかな？

さて今日の将棋で面白いのを。
早石田の乱戦の変化から強く△５二飛と中央を狙った手に対して▲８六角

なんとこれが好手で後手しびれている。
仕方なく一直線に進んで次図。

恐らくこの金打ちが疑問で▲４八金とかならこっちが悪かったと思う。

またしばらく進んで居飛車側が喰らいそうな飛車打ちが炸裂！
ここで▲６八金ならまだ難しかったと思うが▲７八同金△同飛成▲６八飛としてきたので△６六桂で寄り

何かだましだまされの４４手終局でした。

あゆみ新春指し始め大会2016

みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年は間隔空きっぱなしの一年でしたがここのところ週一更新がなんとか守られています。
この調子でいきたいと思いますのでこの一年よろしくお願いします。

今年はスケジュールが合ったのであゆみの新春指し始め大会に出てきました。
今年の初指しの相手はこのブログに度々登場の西村君。
これは相手にとって不足なし。気合い入れて挑んだ。

将棋は中盤のやり取りで西村君に一失があり優勢を維持したまま終盤へ。

ここでは勝勢で最初は△６七同飛成と必至をかけて勝つ予定だったが、
まだ秒読みではないので読んでみると即詰みを発見した。
　　　　　　　△６九金
▲同　玉　△６七飛成
▲同　金　△５八銀
▲７九玉　△７八銀！

最後の少考中にこの銀捨てが見えた。ちなみに香捨てでも詰んでいるようだが(^^)

以下、香打ちまでで投了

この快勝で気をよくして優勝．．．とは行かずに級位者に途中で負けたが
久々の手合い戦＆トップハンデで４勝１敗の準優勝は上出来でしょう。

P.S.西村君、今回も斬られ役でごめんね。