今日は曇り。
作業は19世紀ギターのリペア。
昨日の続きを進めました。
ネックに黒檀を部分的に接着してましたが、まずは、そこを仕上げて行きます。
接着した状態です。
仕上がりました。
ネックの次はボディー。
オーバーコートを剥がしてましたが、裏板はセラックを塗って行き、サイドは部分的に目止めして行きました。
塗りに入る前です。
塗りました。
今回はリフィニッシュではなく、後から塗られたニスの分だけ塗り直す作業です。
キズは埋めずに、そのまま塗って行きました。
このギターは裏板がスプルースと積層で、以前のリペアで削られ薄くなっている可能性もあるので、あえて下地は調整しませんでした。
目止めしたサイドです。
裏板は接着剤がついていたり、かなり汚れがありましたが、セラックを塗ると綺麗な杢が出てきました。
明日もリペアを予定しています。
今日は午前中にリペアのお客様が見えました。
ペグの不調でしたが、ギヤが減って空回りする状態。
今日の午後にライブの予定があるそうで、とりあえず、別のペグからパーツを外して取り付けました。
応急処置でしたが、なんとか弦が張れる状態になりました。
写真はリペア中の19世紀ギターです。