日本の携帯電話メーカーが海外市場に再挑戦する。NECは年内にもメキシコやオーストラリアに、パナソニック、富士通も欧州などに進出する。
米グーグルの携帯電話用基本ソフト(OS)などを搭載、仕様が世界共通のスマートフォンの新製品を海外に投入、2-3年後の出荷台数を国内外合計で7割増やす計画。
急成長するスマートフォン分野で攻勢をかけ、グローバル市場で生き残り可能な規模を目指す。
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中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)とオランダの半導体メーカー、NXPセミコンダクターズはこのほど、ZTEの次世代端末にNXPのNFC(近距離通信)技術を組み込むことで提携合意したと発表した。
●端末を多機能化
NFCは、NXPとソニーが開発した13.56MHz帯の近距離無線通信規格。
ZTEは、NXPが開発したNFCチップ「PN544」をスマートフォンからエントリレベルの携 . . . 本文を読む
NTTドコモは、スマートフォンなど新機種を3月中に発売すると発表した。
新機種を前倒しして投入するのは、市場拡大で開発サイクルが短くなっているため。「SIMロック」を解除できるのは、4月1日以降に発売する端末が対象になる。
●開発期間半分に
3月中に投入するのは、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載で画面を触って操作する機種。NECカシオモバイルコミュニケーション . . . 本文を読む
米調査会社ガートナーがこのほど発表した10年の世界の携帯電話エンドユーザー向け販売台数は、前年比31.8%増の15億9680万台だった。
このうち、スマートフォンの販売台数は同72.1%増の2億9665万台で、携帯電話全体の19%を占めた。
●RIM・アップル躍進
ベンダー別では、フィンランドのノキアが販売台数4億6132万台で、シェア28.9%を占めて首位。2位は韓国のサムス . . . 本文を読む
世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」がスペインのバルセロナで14日開幕した。
ノキアなど欧州大手に加え、攻勢が目立ったのが韓国メーカー。LG電子やサムスン電子がスマートフォンの新機種を相次ぎ発表。高精細な画面など機能の充実で米アップルに対抗する。
●真のタブレット競争
「トップの座を狙うべく本格参入する」。韓国LG電子のパク・ジョンソク副社長は1 . . . 本文を読む
世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」では海外の主要メーカーがスマートフォンの新製品などを相次ぎ発表したが、日本メーカーの世界市場向けの新機種の発表は皆無。
日本勢の「世界での存在感の無さ」が改めて浮き彫りになった。
●目立つスマホ開発遅れ
特に目立つのは、スマートフォン分野での開発の遅れ。背景には携帯電話に搭載する基本ソフト(OS)の急速な進化に . . . 本文を読む
携帯電話市場でスマートフォンが急拡大している。
携帯電話大手3社にとっても、既存の携帯電話ビジネスとは違ったかじ取りが求められ、スマートフォン戦略の成否が各社の競争力に直結する。
携帯電話業界の先行きについて、UBS証券の梶本浩平アナリストに聞いた。
●12年度以降はスマホが逆転
――スマートフォン市場の拡大をどうみるか。
NTTドコモなど大手3社のスマートフォンの20 . . . 本文を読む
世界の2010年携帯電話加入者数で、上位5社が全て中国とインド勢で占められた。
両国とも人口の多さと経済成長が相まって加入者増は2桁ペースで推移している。世界の携帯電話事業者は、自国のみの展開では限界があるため、国外へ進出しているのが現状。
●世界トップは中国移動
英ボーダフォンは全世界で3億4296万の加入者だが、インド事業だけだと同社全加入者の35%を占める
世界トップ . . . 本文を読む
米調査会社IDCが7日に発表した2010年の世界のスマートフォンの出荷台数は、前年比74.4%増の計3億260万台に達した。
アップルの「iPhone4」や、グークルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したサムスン電子の製品などが牽引した。
●増える選択肢
IDCは、「使い勝手向上と価格低下に伴い、今年は消費者の選択肢が一段と増える」と指摘した。
昨年は、アップ . . . 本文を読む
米IDCはこのほど、10年および第4四半期(10-12月)の世界の携帯電話出荷動向を発表した。
スマートフォンヘの買い替え需要に支えられ、10年通期は出荷数が前年比18.5%増の13億8820万台、第4四半期は前年同期比17.9%増の4億140万台を記録。
また通期、四半期とも中国メーカーのZTE(中興通訊)が4位に浮上、業界勢力図を書き換えた。
●買い替え需要喚起
10年 . . . 本文を読む
チャイナモバイル、チャイナユニコムとチャイナテレコムの中国通信のキャリア3社は、このほど一斉に10年末時点の携帯電話加入者実績を発表した。
昨年12月末まで3社合計の電話利用者数は8億5424万人、このうち3G携帯電話の利用者は4705万人。
●3G携帯普及期へ
チャイナモバイルは昨年、新規にユーザー6173万人を獲得、総加入者数は5億8400万人に連した。このうち、3G利用者 . . . 本文を読む
欧州市場で、ほとんどのメーカーの携帯電話機に使える「共通充電器」が2011年前半に販売される見通しとなった。スマートフォンなど向けの充電器が対象で、充電ケーブルの形状と電話機側の差し込み形状を統一する。
電話機購入の際に充電器を買い替える必要がなくなり、充電器の廃棄物を減らす環境対策の面もある。
●事実上の国際標準に
共通充電器に参加するのは、ノキア、サムスン電子、リサーチ・イ . . . 本文を読む
NTTドコモは、2011年度のスマートフォン販売を10年度の2倍強となる約600万台に拡大する計画をまとめた。年間販売台数の約3分の1をスマートフォンが占める見通し。
ドコモの今年度のスマートフォンの販売台数は、1月までで約180万台。通期では目標の2倍となる260万台程度になる見込み。
●既存携帯と価格逆転
3月末までに、新たにソニー・エリクソン製のスマートフォン「エクスペリ . . . 本文を読む
ソフトバンクモバイルは26日、携帯電話回線を用いて受信速度が最大毎秒42Mビットを実現するデータ通信サービスを2月下旬に始めると発表した。
速度は現行の約6倍に当たり、出先で快適にインターネット接続ができる点を訴求して拡販する。
●高速化競争過熱
第3世代携帯電話(3G)を拡張した「DC-HSDPA」と呼ぶ高速化技術を使い、「ULTRA SPEED」の名称で展開する。まず企業向 . . . 本文を読む