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Chevalier l'Ordre des Arts et des Lettres受賞

この度フランスの文化省より芸術文化勲章のChevalier(騎士)の称号を頂きました。
授与式はまだ行っていないのですが、これからパリもしくはニースで行う予定です。まずはこのとても光栄な嬉しい知らせをメールにてご連絡させて頂きます。

芸術文化勲章(げいじゅつぶんかくんしょう、フランス語: L'Ordre des Arts et des Lettres)は、フランス文化省が運用する名誉勲章で。「芸術・文学の領域での創造、もしくはこれらのフランスや世界での普及に傑出した功績のあった人物」に授与されるものだそうで、芸術文化勲章評議会は12名の既定の評議員(文化省の総務局、公文書館局、読書局、国立博物館局の局長など)と、文化大臣に指名された13名の評議員とから構成されています。

この日本では馴染みのあまり無い芸術文化勲章は、ここ最近では北野武監督、坂本龍一さん、隈健吾さん、市川海老蔵さん、高田賢三さんなどが授与されています。

僕自身が本当にこのような素晴らしい章に価するかどうか解りませんが、食が芸術である事、食を通してフランス文化を伝えようとしてきた事が評価された事大変嬉しく思います。
今後も食を通してフランスの素晴らしさを日本、または世界中に広めれる活動を行っていければと思っています。

さて食を通しての出会いの一つに芸術家との出会いがあります。
ニースで仲良くなったアーティストを今回は日本にご招待をして彼の作品への想いを直接聞く事で鑑賞力を高め、そして文化を奥深く味わってみようではないかと思います。

「南仏ニース・ライフ」Jean-Antoine Hierro× KEISUKE MATSUSHIMA

第6回 食とアートの会
「南仏ニースライフ」
Jean-Antoine Hierro × KEISUKE MATSUSHIMA
日時|2010年7月20日(火)19:00 開場
会場|レストランアイ
東京都渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前1F
限定100名さま
会費|6000円(旬の食材を活かした、前菜5品、メイン4品、デザート3品をビュッフェスタイルで)
※松嶋啓介とジャン-アントワーヌ・イエロによる“南仏ニースライフ”をテーマにしたトークイベント

ニース在住のアーティスト、ジャン-アントワーヌ・イエロは松嶋啓介シェフのリクエストにより制作した松嶋シェフの4つのポートレートをレストラン・アイにて展示いたします。
Jean-Antoine Hierro(ジャン-アントワーヌ・イエロ)

同時にデザイナー、アーティスト、セット・デザイナーそしてミュージシャンであるイエロは, 異なる素材と技術(写真、コンピューター、ペインティング、ドローイング、コラージュ、テキスト等)を使い、彼のヴィジュアルの特徴であるドレスを通じて、街の表情や人物のエネルギーを表現します。

 モロッコのカサブランカで生まれ、少年時代にニースに移住してきたイエロはアーティスティックな意味でニースの養子のような存在です。何故なら、世界のアートシーンに衝撃を与えたヌーボー・レアリスムのニース派とも呼ばれるアーティストたちとの関連が強いからです。
特に、アルマン(オブジェを積み重ねる)、シーザー(オブジェを圧縮する)、クライン(単色でオブジェを塗る)、ソスノ(オブジェの1部をを消す)、マス(通常結びつかないモノを結び付ける)たちの影響が大きく、この変形されたオブジェとの関係は、イエロによって吸収され、イエロのアート作品の中に引き継がれています。

イエロのドレス・オブジェクトは、アルマンから引用したコラージュ、アッサンブラージュ、圧縮、消滅、またドリッピングペイント等あらゆるタイプの技法を試みています。

女性らしさの象徴であるワンピースの形は、イエロの特徴であり、ミステリアスで多義的な表象によるペインティング、彫刻そしてインスタレーションの中での彼の説明を可能にしている。

「ドレスの普遍的な形を通した私のアートは、鍵穴を通して世界を観察するような私の方法であり、私の強迫観念であり、人々と物を人類に適合するものです。それらを秘密にするためドレスを着せ、またそれらを隠すために名前を付ける」とイエロは言います。

若い時期から独学でペインティングに没頭してきたイエロは、17歳のときには既に初個展を成功させました。スイスのバーゼルからサンフランシスコまで、彼は素晴らしい展覧会を積み重ね、世界中で彼の作品は売れています。

1998年、イエロは彼自身の作品の代理店W&H Projectを設立しました。ニースの有名な骨董地区で、彼は彼のチームと一緒にアート、建築とデザインを融合させたフレッシュなプロジェクトを発展させ作り上げています。

インテリアや庭、ホテル、ヨット、フランス内外の大邸宅までデザインを、彼の情熱と信念のアートで追及しています。

イエロは彼の多彩な分野における才能を、デザイン、セット・デザイン、音楽などで実践しており、彼はその驚異的な変幻自在な創造力でペインティング、彫刻、デコレーション、また映像まで結合することを好みます。

皆さんの多くの参加を楽しみにしております

レストランアイのニースライフ ~プロヴァンスの薫り~
「熱苦しい日本の夏、フランス料理は重たいからと言うイメージのあるせいか、あっさりするもの、軽い料理をと言う事から、残念ながら夏の暑い日本ではフランス料理店が落ち込みます。

私の住む日本の裏側に位置する南フランス、コートダジュール、特にニースでは、この時期になると観光客て溢れかえり、多くの方々は南フランスの地中海の夏の料理を楽しんでいきます。

フランス料理にも四季があり、夏は夏で軽やかな素材感溢れる料理を提供しているのです。アイでは7、8月の2ヶ月間、地中海、南フランス、コートダジュールを味わっていただく為に、ニース料理フェアを行い、料理とともに南フランス・プロヴァンスワインを楽しんでいただきたい。ワインは白、赤が有名でよく飲まれていますが、ロゼワインもこの時期になると消費が増えます。まだまだ日本では馴染みの薄いロゼワインですが、南フランス薫る料理と共に楽しんでいただければと思います。 

ニースにお店を構えて8年。世界中から来るお客様を相手に作ってきたニースKEISUKE MATSUSHIMA本店のお料理を7、8月と楽しんでいただければと思います。お皿の中から四季を感じていただければと思います。」

日時:7月~8月の2カ月限定
金額:\12,000-(各皿にワイン付きで\15,000)
=ランチ\8,000-(各皿にワイン付\10,000-)

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アミューズ
トマトのの冷たいガスパッチョ、エビのムースリーヌ添え

冷前菜
真鯛のカルパッチョ、アイオリソース醤油風味“JAPANICE”
メスキュランサラダ添え

温前菜
ランド産フォワグラのグリエ、さやいんげんと桃のサラダ
バニュルスのレディクション


鱸のブレゼ、“ブイヤベース”仕立て


子羊のロティ、ニース風ラタトゥイユ、タイムとタップナードの風味

デセール
パイナップルのカネロニ、ココナッツムース、
パイナップルとバジルのソルべ
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goo | コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
 
コメント
 
 
 
Unknown (ひのまる)
2010-07-12 05:44:01
おめでとうございます。
 
 
 
あざーっす! (chef)
2010-07-12 14:42:22
章に恥じないようにこれからも日本とフランスの文化の継承などいろんな方面で食を通して頑張っていこうと思います。

応援いつもありがとうございます。
 
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