パソコン教室にて

「今日はこのチラシを作ります」と先生。

お母さんが通っているパソコン教室での風景だよ。

そのチラシが、写真が何枚も入ったキレイなもの。

それを見て、お母さんは「こんなのが出来るの？」って思ったみたい。

「では、ワードを開いて余白を調節します」

「で、この文章をベタで入力して下さいね」と先生のお言葉。

その文章というのが、Ａ4サイズの紙にびっしりなのね。

お母さん達、少なくともお母さんはこう思っていた。

「こんなに入力するの？すごーく大変みたい」って。

で、無事に間違いもなく打ち終わってから、楽しみが待っていた。

「ファイルバーの書式をクリック。次に段組をクリックしてね」

「2段を選択の後、境界線を引くにチェックを入れて」

「間隔は四字ね。それで、ＯＫをクリックね」と先生。

一連の作業が終わって、画面が変わった。

すごーい事になっている。

以前に習ったことだけど、お母さん達は感動していたみたい。

「先生、すごーい。さっきの文章が2つに分かれている」

写真を文章の間に入れ終わってからも、

お母さん達の感動は続いていたらしい。

「すごーくキレイになってるね。自分でやったのじゃないみたい」って。

何年も通っているんだから、出来て当たり前だろうけど、 ね、お母さん。