かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

屋敷林道から弟見山、莇ヶ岳

2014年04月23日 | 山歩き

数年前から気になっており、未踏だった屋敷林道から弟見山、莇ヶ岳と巡るコースを下見とカタクリ観賞も兼ねて
歩いてみた。林道コース、シャクナゲ尾根(莇ヶ岳旧登山道)共に登山者が少ないらしく、単独行ながら野生味と
新鮮味も感じながら楽しく歩けた。

自宅を8時前に出発し、途中不足食料をコンビニで調達しながら屋敷林道コース駐車地には9時30分に着く。

コースタイム(カメラ片手にヨボヨボ歩行のため、コースタイムは多めです。)

屋敷林道コースP(9:35)→林道終点(10:45)→縦走路出合(11:10)→弟見山頂(11:35)→
山頂南部直下展望所(11:45~12:25)→シャクナゲ尾根分岐(13:20)→莇ヶ岳山頂(13:45~14:00)
→シャクナゲ尾根分岐(14:20)→シャクナゲ尾根登山口(15:10)→屋敷林道コースP(15:20)

コースタイム計 4時間50分(展望所と莇ヶ岳、55分の休憩を除く)

なお、シャクナゲ尾根のシャクナゲの場所について、20歳台の若い頃、小耳にはさんだことはあるが、
記憶が定かではない。なにしろ40年ぐらい前のことだし、その頃は山野草など目にくれなかったので。

河内峠の近く(鹿野寄り)、この看板が屋敷林道の入り口になる。

途中にある案内板

今回の駐車地、車6台程度駐車可だが、ここまで少しダート道になる。手前のシャクナゲ尾根登山口近くに広めの
駐車場があり、そちらに停めた方が良さそう。歩いてもこの駐車地まで歩いて10分だし。

林道脇にはボタンネコノメ、スミレ、ミヤマカタバミ、ニリンソウなどがチラホラと咲く。
最近、知り合いになった方から聞いてはいたが、フキの若葉がたっぷりとあった。

林道屋敷支線は車で入れる距離は長くなく、広めの登山道といった感じ、伐採後、落葉広葉樹の二次自然林の
様相を呈しており、意外に自然にあふれている。新緑のとてもきれいな道だった。

林道脇にはエンレイソウも。

満開のミツバツツジ、縦走路はまだつぼみのままで、これからだ。

縦走路出合、林道終点からこの出合までは急登なので、ゆっくりと歩こう。

弟見山南部展望所に咲くショウジョウバカマ

シハイスミレもチラリ、他タチツボスミレなども春を謳歌している。

展望所から弟見山頂まではカタクリロード、盛りを過ぎたものもあったが、見ごろなものも多く残っていた。







静かな弟見山頂



展望所では3組の夫婦づれさんと楽しく談笑する。南部の矢筈ヶ岳、右田ヶ岳などのピークもはっきり見え、
周囲の展望をゆっくりと楽しむ。大竹市から来られたご夫婦と山談義を交わしていると、奥様が私の弊ブログを
毎日欠かさず見ていると言われビックリ!私がテキトー人間なのでさぞガッカリされたことだろう。

誰もいない莇ヶ岳山頂、行動食を取りながら、周囲の展望をゆっくり楽しむ。北東部に目を向けると寂地山、冠山、
安蔵寺山の特徴ある山容が確認できた。

シャクナゲ尾根分岐の小さな案内板

シャクナゲ尾根の一部は赤松の林が健在だった。

鞍部に造られている丸太の椅子、涼しい風も吹くのでゆっくりと休めるだろうが、自身はスルーして歩き続けた。
ここで尾根コースと谷(沢)コースに分岐しているが、今回は尾根コースを選択する。またいつか機会を見て
谷コースを歩いてみようと思っている。

尾根コースの小さな案内板、よく見ないと目にとまりません。

シャクナゲ尾根コースの下山口(登山口)、ここから今回の駐車地までは10分程度歩き戻ることになる。

戻る時にソメイヨシノとヤマザクラが共演していた。

駐車地に戻った時、屋敷林道コースで弟見山を往復された周南市の高齢者グループに出合う。声をかけられた
方に年齢を聞いてみると、なんと御歳86歳とのことだった。自身20年後、あの方のように元気で歩けるだろうか?
なんとかは薄命とか言うし、とても無理なことだろう。