限りある日々の記録

70代の生を前向きに生きて

「アメリカン ドリームという悪夢」藤永茂の本を読んで、

2010-05-24 07:21:06 | 日記
「アメリカン ドリームという悪夢」を読んで、私がいかにアメリカの歴史を知らなかったかを思い知らされました。
 「本格的なアメリカ合衆国史を読む労さえ厭わなければ、先住民族虐殺、ベトナム侵略(100万のベトナム人の死)、イラク侵略という国家行為が互いに孤立した歴史の特異点でなく、国家的暴力行為の伝統は面々と連続的に繋がっていることが容易に確かめられる。言ってみれば連続犯罪である。(132ページ)
 
 西部劇に心を奪われていた背後に、先住民虐殺の事実から目を遠ざけて、民主主義の国アメリカの虚像を信じていたのです。 

 ぜひ、この本を読んで「アメリカン、ドリーム」の実態を考えてみて下さい。この線上に、
沖縄問題があることを!

イナゴ取り

2010-05-24 06:34:44 | 日記
 講演を聞きに京王多摩川近くに行った時のことです。
田んぼだった所、公務員住宅付近も建築中のビルが建っていて、昔といっても17年前の面影がありません。ここには、在日の朝鮮の方達の解体業、焼肉屋があったのに、

 多摩川小に勤務していた時、中学年の悪童達は、宿題を忘れるので、「イナゴ取り」を出したところ、全員30匹位捕ってきたのです。
 2日間ぐらいイナゴの糞を取り、それから佃煮にするとおいしいから、誰か家で作ってこないかと、言ったら、S君が引き受けてくれました。
 出来上がった佃煮を給食時間に味あった思い出がよみがえった来ます。
郷土館行く道には、彼岸花が咲いていました。

 武蔵というあだなのS君がサイパンのプールで不慮の死を遂げたことが彼岸花と重なって思い出されました。
 優しい彼は、勤労感謝の日の高尾山遠足の時、峠の茶屋の桜の木下で、私の肩をたたきながら、「勤労感謝の日に遠足を企画してありがとう。」と言ってくれました。
[家にに帰ったら、お父さんにビールを買ってあげる。」とも、

 不慮の日が天皇の死と重なり、彼の死の追悼の集会を同学年の教師が反対したことが、
でも人間の命、死への差別に起こったことも、でも予定通り追悼会をしました。

 彼の死が、父と母の離別になるとは、

 そんな思いで自転車に乗っていると、多くの田や畑がマンションに変容しています。
家庭訪問中子どもの作文に、「私の家の前は田んぼ、何時も猫がのんびりと寝ています。」
その通りの家を見つけた所も、すっかり変って宅地になっています。

 不景気だからと、品川道延長の建設を住民の反対を押し切って計画中です。
 沖縄では基地を、住民反対を押し切って、もうこれ以上自然破壊をやめて欲しいのです。

 なんだか浦島太郎になったようで、5年も勤めた学校付近の面影が薄くなり寂しさが沸いてきました。
 私達の町つくりは、住民の自然環境を大切に効率とは、誰の為かと問い直さなければと思うのです。、

水って地球の血液だそうです。

2010-05-07 11:14:21 | 日記
 水が地球の血液だという証明は、日本の輸入食糧を作るために年間50億トンの水が使われているそうです。食べ物に寄りかかって生きているが水に依存していることなのです。
世界水会議の報告書によると「人口の急増、産業の発展によって水不足が広がり、水の汚れ、地下水の枯渇温暖化による水の循環の変化::」
 水が原因で、年間1000万人の死亡
 12億が安全な飲料水を確保できず
 途上国の病気の80%は、汚水が原因
 淡水魚のうち20%の種が水の汚染で絶滅の危機にある

私たちの体の3分の2が水です。岩波講座「環境と人間」9巻の中にジエームズ。ペリーニが「今世紀の人類発明史がうみ大sたモノのうちで、もっとも悪名高い汚染物質は食料中の残留や水循環を通して、20世紀末の人類の身体の深部に永久に入り込んでいるたとえばアメリカ人の995の体内からPCB類を含むがん性化学物質が検出されるはずである。全米癌学会によればアメリカ市民が74歳になるまでに癌になる確立は31%であり発ガン原因の大部分は有毒化学物質などによる環境汚染であるとされている。

 戦争 軍事基地が1番の環境汚染源です。
抑止力のためと沖縄にアメリカの基地を置くより、大切な水を守ることが人類の生き延びルためにしなければならないのです。

井上ひさしさんを偲んで、

2010-05-06 09:51:05 | 日記
「あてになる国の作り方」フツーの人の誇りと責任 井上ひさし他の本を読みました。
彼の「汚点」(しみ)の短篇を6年生の子達に読書紹介をしたこともあります。

 でも 「フツー人の誇りと責任」はぜひ1読を勧めたいです。
その中で、、昭和20年の平均寿命は、男子23,7歳女子34歳、戦争末期の玉砕 餓死 戦死 空襲と悲惨な最期を遂げた慄然とする数字になったいたのです。現在は3倍以上に伸びていますね。
 「平和と人道に対する罪」で第2次世界大戦の戦争犯罪人が国際法によって処罰されました。でも、「世の中のことの責任は、世の中を動かしている偉い人にあるんだ」フツーの人に責任はないといえるでしょうか 東条英機たちに踊らされていたと、なにもしらずに「大東亜共栄圏」「テンノー廃棄神様」だと笛を吹きながら踊っていたのですね。「フツー人の責任」を考えたいと述べているのです。

 核兵器数万倍に増え(1945年より)悪影響が世代を超えて環境破壊をしている現在 唯一被爆国日本で何をなすべきかと
1945年8月16日直径0,3m長さ3m重さ4トン、ずんぐりした格好のあだ名は「リトルジョン」アメリカ兵の俗語で「おちんちん」を落としたのですね。炸裂後の火の玉は600メートル太陽温度の6000度の2倍12000度地上にあるものは1瞬にして解け爆風は1秒間780メートル(音速2倍)被爆者の皮膚が爆風ではがたれているのです。そして生き延びても放射能による人体被害が、続いているのです。

 今生きている私たちは核兵器に反対し日本に核兵器を持ち込まれることに対して命がけで阻止しなければならないのです。

 風薫る5月 「憲法記念日」を忘れてはならないのです。
被爆した人々、戦争により非業な最後をとげた人々の遺言です。「沖縄」に基地は要らないと国民の意見を大切にして基地よりも話し合いでと、「憲法9条を大切に」とおもうのです。