ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

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京都、高級旅館すまし顔…

2014-02-10 15:22:36 | NewsPaper
明日の火曜日は祝日ということで
今日はなにかと人の動きが多いことを
かかりつけの病院にて実感しています


さて、本日の日経産業新聞から、17面の経営・人事欄からこの記事をピックアップ
『【サーチライト】
 京都、高級旅館すまし顔
 外資参入、逆にチャンス』

今月7日に、米国に本拠を置く外資系ホテル
ザ・リッツ・カールトン京都」が開業しました
このことについて、京都の旅館側の反応について
書かれた記事です

外資系高級ホテルは、東京や大阪では多く進出してきていますが
京都だとこれまでは「ハイアットリージェンシー」ぐらいというのが
これまででした

今回、「ザ・リッツ・カールトン」が進出したわけですが
来年にはカナダの「フォーシーズンズ」や
シンガポールの「アマンリゾーツグループ」が進出する予定だそうです

といったことから、相次ぐ黒船来襲に地元の宿泊業者は
苦い顔をしているのかといえば、実はそうでもないようです
むしろ、高級旅館からは進出を熱望する声が上がっているとのこと

これは、外国人客が今後さらに来るのではと考えチャンスと捉えているとのこと
例えば、京都2泊であれば、外資系ホテルに1泊、日本を感じられる旅館に1泊
というスタイルは十分にありうるということです

なるほど、たしかにその捉え方はおもしろいものです
日本で京都ほど歴史や文化などを楽しめる街はないと
リッツ・カールトン側は考えているようで
十分にチャンスはありえると考えることができます

といったことから、高級旅館側は、メニューなどの英語表記を除いては
外国人のための特別なサービスはせず、和食や和室を楽しんでもらおう
といったところの受け止め方のようです


このような思惑通りにいくかはわかりませんが
京都のホテル・旅館の競争は一段と激しくなりそうですね
とはいえ、そこから宿泊者へのおもてなしというものが
さらに良くなっていくことをイチ日本人として楽しみにしています


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