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システム運用 AIで効率化 問題に素早く対策 シグマクシス…

2015-12-22 23:46:45 | NewsPaper
AIがシステム運用まで対応するとは…
どの程度まで対応できるのか気になります…


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『システム運用 AIで効率化
 問題に素早く対策
 シグマクシス』

経営コンサルティングのシグマクシスが
人工知能(AI)を利用して情報技術(IT)システムの
運用管理業務を効率化する米社製ソフトの導入支援事業を
始める
という記事

米IPsoft社が開発したソフト「IPcenter」の
国内での販売支援と導入コンサルティングを
近く始める

IPsoftがIT運用サービスプロバイダーとして培った
1200以上のテンプレートを活用することで
オペレータやエンジニアのタスクを自動化するだけではなく
障害の検知から修復、クローズまでの一連の対応を
24時間×365日で稼働する「仮想エンジニア」が遂行することを
可能にする

具体的には、障害の発生を検知して自動で修復したり
利用者からの問い合わせに回答したりする

運用担当者が対応すべき問題が見つかれば
担当者に即座に連絡する

システムの運用管理にかかる工数を減らすとともに
問題発生時に素早く対策をとれるというメリットになる
わけです


障害の修復まで対応することが本当にできるのかと感じますが
1200以上の事例があるのならば可能なのかもと思ってしまいます

あとは、シグマクシスがコンサルティングを行い
顧客独自のノウハウをシステムに反映できるのならば
柔軟にAIが対応できるのかもしれません

ソフトの利用料はシステム構成によるが
1000台程度のサーバーやネットワーク機器を対象にする場合の
参考価格として年間3000万以上となるとのこと

その費用対効果はどの程度実現できるのかは気になりますが
工数削減とのバランスによっては十分にメリットがあるのかもしれませんね


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