雲間から時折日射しがある。
本日の訪問は,⑤観音堂経塚 と ⑥祥雲寺の石垣。
⑤観音堂経塚
観音堂前庭にある経塚は宮古島に仏教伝来を示す数少ない
遺跡の一つであり,塚下には経文墨書の小石が埋められて
いるという。(冊子より)
測り忘れたが高さは1m位か。
表には「経呪嶺」,裏には「雍正丙辰冬白川氏恵道建焉」。
雍正丙辰(中国暦雍正14年),1736年に建立。
300年近く経っている割には刻字がはっきりしている。
碑文表側 裏側 クリックで拡大 文中 誤:1731(雍正14)
正:1736(雍正14)
奥は観音堂と称して良いのかな。
内部天井などが老朽化で剥がれ落ちていた。
小さな庭に石塔らしき?? 何物かは不明。
さらにスモモの実も。
石塔?? スモモの実が生っていた
⑥祥雲寺の石垣
上記のすぐ隣に祥雲寺(17世紀初開山)がある。
18世紀初には島全域の大規模土木工事により,祥雲寺の
石垣も改築されたらしいが,平成25年には保存修理も
実施されたようだ。
整っている石垣は見ててもきれいだなと思う。
祥雲寺自体は現代風建物だ。
宮古で私が知っている(場所がわかる)のは3寺のみ
…もっとあるかも知れないが未調査…。
やはり御嶽(兼神社)信仰だからかな。
クリックで拡大
屋上に鐘楼 境内をちょっと覗くと六地蔵など
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます