宮古島のゆったり生活

愛知県から引っ越してきました。
家のこと,周りの様子をゆったりと紹介していきます。

綾道 平良北コース巡り 4. ⑤ & ⑥

2017年06月26日 | 史跡・文化財

雲間から時折日射しがある。

本日の訪問は,⑤観音堂経塚 と ⑥祥雲寺の石垣。

 

⑤観音堂経塚

観音堂前庭にある経塚は宮古島に仏教伝来を示す数少ない

遺跡の一つであり,塚下には経文墨書の小石が埋められて

いるという。(冊子より)

測り忘れたが高さは1m位か。

表には「経呪嶺」,裏には「雍正丙辰冬白川氏恵道建焉」。

雍正丙辰(中国暦雍正14年),1736年に建立。

300年近く経っている割には刻字がはっきりしている。

 

      

  碑文表側      裏側   クリックで拡大 文中 誤:1731(雍正14)

                            正:1736(雍正14)

 

奥は観音堂と称して良いのかな。

内部天井などが老朽化で剥がれ落ちていた。

小さな庭に石塔らしき?? 何物かは不明。

さらにスモモの実も。

 

 

   石塔??          スモモの実が生っていた


⑥祥雲寺の石垣

上記のすぐ隣に祥雲寺(17世紀初開山)がある。

18世紀初には島全域の大規模土木工事により,祥雲寺の

石垣も改築されたらしいが,平成25年には保存修理も

実施されたようだ。

整っている石垣は見ててもきれいだなと思う。

 

祥雲寺自体は現代風建物だ。

宮古で私が知っている(場所がわかる)のは3寺のみ

…もっとあるかも知れないが未調査…。

やはり御嶽(兼神社)信仰だからかな。

 

 

                クリックで拡大


 

  屋上に鐘楼              境内をちょっと覗くと六地蔵など

 

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