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観た映画の感想など

ザ・インタープリター

2005-06-12 | 新作
ニューヨークの国連本部で通訳として働くシルビアは、ある日たまたまアフリカの某国の独裁者に対する暗殺計画を耳にし、通報する。ところが彼女の前に現われたシークレット・サービスのケラーは彼女の狂言ではないかと疑う。

シルビアを演じたニコール・キッドマンは美しかった。昨年「ドッグヴィル」を観たときは全然そうは思わなかったのだが、今回はそう思った。とりあえず彼女をみれただけで満足。その反面、ケラーを演じたショーン・ペンは必要以上に嫌味な感じがした。彼が家族を失った話は押しつけがましくて鬱陶しかった。シルビアがなぜ少しずつケラーを受け入れていくのか、理解できなかった。

国連の通訳という仕事がほとんど描かれていないのも不満だ。アフリカの独裁国家で起こったモメゴトにアメリカ人が付き合わされる、という物語でしかない。

しかし、ニコール・キッドマンは美しかった。それだけで良しとしよう。


公式サイト:http://www.inpri.jp/
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評価:★★★★