風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

サトウキビ畑でつかまった

2009-01-19 | 沖縄の旅
古宇利島に渡って間もなく、ウニ丼の看板が目に入り車を停めた。
今日の昼食にはこれしかない!と意気込んでいたものの、お店の人に
「あいにく今の時季はウニ漁に出ないので作れない」と言われてガックリ。

その代わりと言う訳ではないだろうが(あまりの落胆ぶりに同情をよんだ?)
この島で一番美しい海の場所をそっと教えてくれた。





およそ地元の人しか分からないような、サトウキビ畑を入って行った場所に、その海はあった。
期待を超えた美しさ、静けさに感嘆したものの・・・

その場所に通じる一本道は、NHKドラマ撮影の真っ最中。
行きは撮影の合間をぬって通れたものの、
戻る時になって「本番なので、しばらく待って欲しい」とストップをかけられた。
おまけに「声を出さないでくれ」と。

野次馬は私達だけ。
そんな私達には、邪魔な行動をしないように監視(?)のスタッフがピタリと張り付いている。
そういう状態でも小声で
「女優さんは誰?」「いつの放映?」「写真撮っていい?」と、ミーハーおばさんの顔が出る。

見ていると、ほんのワンシーン。
若い10代の男の子が「生きててよかった~~」と大声を出すところで休憩に入った。

わずか、この1分くらいのシーンに30分もの足止め。
今日は沖縄市(コザ)のホテルまで移動しなくてはならないので気が急くが、
ここはサトウキビ畑の一本道なので仕方がない。

撮影が一段落したところで何とか通してくれたが、
その時、目が合った女優さんが私達に頭を下げてくれた。

他のスタッフは知らん顔しているというのに、何という気配りだろう!
前から好感こそ持ってはいたが、その瞬間に大ファンに。
単純なものである。



そして、もう1つおまけが。
撮影を待っている間に仲良くなったサトウキビ畑のおじさん達が、
サトウキビをお土産に切ってくれた。

重いが、捨てるには気がとがめてエンヤコラと持って帰った。
そしてビニール袋に入ったまま今も我が家の冷凍庫に転がっている。
はてさて、どうしたものやら・・?

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