あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

マーティン・スコセッシ監督の「エイジ・オブ・イノセンス」をみて

2017-03-19 10:51:33 | Weblog


闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1142

最後のクレジットによれば物語の主人公は彼の父親であり、その息子がマーチンその人であったと知れる。半世紀を超える恋の道行きをダニエル・デイ=ルイスとミシェルファイファーがまるで歌舞伎の千両役者のように演じる。

それにしても新大陸の社交界が欧州のそれよりも保守的であったとは意外だった。

もしもラストで3階の窓からいとしの想い人が顔をのぞかせたら、主人公は階段を上っていったのだろうか。さまざまな思いが胸をよぎる、映画的な、あまりにも映画的な幕切れだ。


ピンポン!「こんにちは越中富山の薬売りです。1箱置かせてくださいな」とビジネスマン 蝶人

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