あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

すべての言葉は通り過ぎてゆく 第44回

2017-03-02 13:46:13 | Weblog


西暦2017年如月蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話 op. 249


安倍蚤糞がまだ政治家のはしくれで、まだ米国を同盟国と思っているなら、トランプに対して「あんたの入国禁止令を撤回しなさいよ」と首脳会談で迫るべきだ。2/1

いつも、ほうろう。by細野晴臣 2/2

最大の同盟国に冷たく突き放された極東の島国は、はじめて己の拠って立つ基盤がいかに脆弱なものであるかに気付き、できれば気付かずにいたほうがよかったと後になって後悔するような危険な第一歩を踏みだすかもしれない。2/3

たとえ下手糞であっても、1篇の詩が出来ると、嬉しい。もちろん短歌が1首できたときも嬉しいけれど、それよりも百層倍も嬉しいのは何故だろう? そして結局そのようなささやかな喜びだけが、わが人生の数少ない生甲斐なのである。2/4

TBSのお昼の情報番組の中で「井戸端ランキング」というのをやっている。キャスターの橋本選手は、他局の下劣なミヤネヤとかアホ豚伊藤などに比べるとまっとうな紳士なので、あまり悪口はいいたくないが、その題名の古めかしさに呆れる。あえてアナクロにこだわって命名したのかもしれないが、もう少しましなタイトルを考えてみたらどうだろう。2/5

行政権が司法権に優越すると妄想する点では、安倍猪八戒蚤糞も狂犬大統領もまったく軌を一にしている。2/6

悲しいことに、言葉はついつい走り過ぎてしまう。例えばNHK「日本百名山」のさだまさし作詞作曲のテーマソング。サビの「僕は空になる」は唄の言葉としては見事に壺にはまっているが、そこまでイッチャアおしまいよ。登山家の実感とはかけ離れているし。2/7

これは驚いた。ジェシー・ノーマンて音がぶら下がるんだ。サティーの「あなたが欲しい」をFM番組で聞いての驚き。2/8

今日は寒くて心が暗いので、なにも言う気がしない。2/9

いやしくも一国の大統領とあろうものが、自分の娘の商売について一店舗にかみつく。アメリカ第一主義なんかほんのお飾りで、実はてめえの家族第一主義なんだな。2/10

ワンワン。狂犬とその奴隷犬が仲良くゴルフをしたってさ。そのワンンワンで思い出したが、屑共がすぐに口にするウインウインてなんか嫌な言葉だな。そもそもにんげんというのは、四六時中勝ち負けを争っている存在ではない。2/11

去年の暮れにMETから22年前に破門されていたキャスリーン・バトルがようやく復帰したがすでに68歳。リハを無断欠席したり、事あるごとに御大レヴァインに逆らわなければきっといい仕事をしたろうに、本当に馬鹿な歌手だ。2/12

結局日米首脳会談の第1ラウンドはニコポン肩透かしに終わり、本当の対決は麻生ペンス交渉にゆだねたということか。麻生大丈夫かねえ。2/13

二期会のオペラの録音を聞いていたら、ソプラノの音程があまりにも酷いので、ネットで調べてみたら幸田浩子という歌手だった。彼女は絶対音感があるそうだが、たとえそれがあっても、自分の音程を客観的に操作できるとは限らない。音楽に限らずよくある話だ。2/14

ゴルフ外交でのぼせあがった安倍蚤糞が、頼まれもしないのにアホ馬鹿トランプの御用聞きとして、「ドイツのメルケル首相に周旋を図る」などと口走り、ますます米国の忠実な奴隷犬としての使命に殉じようと眦を決しているのは笑止千万であり、この国の恥辱以外のなにものでもない。2/15

60年代にパリでオルランド四重奏団のライヴを聞いたことがあるが、滅茶苦茶に音程をはずずので吐き気がして1曲目で退場したのだが、同じ曲をフィリップスの録音で聞いたらちゃんと合っていたので驚いた。2/16

今日は大和市鶴間の健康福祉センターで開催された「県央福祉会第6回人権報告会」に出席したのだが、質疑応答でなすべき発言が出来なかったことが悔やまれる。そのかわりといってはなんだが、早急に1篇の詩を書かなければならない。2/17

漱石の「自己本位」も、90年代の「ミーイズム」も、昨今の「自分ファースト主義」も、基本的には同工異曲の社会的意識形態であろう。2/18

構えて詩を書こうとすると、詩は書けない。腹の中でむずむずと蠢く一物を、おもむろに口先から吐露すれば、それが詩になったり、ならなかったりするんだろう。2/19

世間の物騒な物音に耳目を奪われていると、ついついおのれを失う。全世界がぶッ壊れようが、私の知ったことではない。2/20

トランプや安倍蚤糞を一国の指導者にするくらいなら、長屋の御隠居ならずとも熊さん八さんを選んだほうが百層倍も千層倍もマシだった、と声を大にして言いたい。2/21

悪夢というのは夢の中での話かと思っていたら、当節では白昼堂々と次々に実行されるのであった。2/22

もしも金正男選手が首領に選ばれていたら、北朝鮮の政治体制は現在とどれくらい異なっていただろうか、などと考えながら、執拗に繰り返されるクアランプール空港の映像を眺めている。2/23

社長が引退しても社長そっくりの声音で叫んでいるタカタの広告は、安倍蚤糞の醜い日本語とトランプの汚らわしい悪罵と並んで堪え難い。2/24

いまどき教育勅語を尊重する教育を奉じる人間や教育機関なんて、時代錯誤もいいところだ、いったいこの国がなんのために15年戦争を戦う羽目に陥ったのか、胸に手を当ててよーく考えてみてほしい。2/25

集団で踊りながら歌う、あるいは音楽に合わせて集団で踊るのがこの国のいまのCMのスタンダードになってしまったが、「これってかなり異常だ」とか、「馬鹿みたいだ」と誰も思わないのだろうか?2/26

有力政治家や役人どもの秘密取引がなければ、9億円の国有財産をたった1億円で入手することなどできやしない。この際野党は徹底的に追求するべきだ。2/27

国会答弁で周章狼狽している安倍蚤糞をみていると、こいつが森友ファシスト学園の汚職に加担しているのではないかという嫌疑が日一日と濃厚になってくる。早急に蚤糞夫人を国会に呼んで証人喚問するべきだ。2/28


   横須賀のヴェルニー公園の大砲よ薔薇に囲まれ余生を送るか 蝶人

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