クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

手が挟まった!

2006-11-11 10:30:26 | 管理人の挨拶

「おおーい・・・おおーい」とだんな様の声がトイレからする。
奥様が行くと 「手が挟まっちゃった・・・・・」
トイレに入るときは薬が効いて動けたが、便器に座ったら薬が切れてしまったらしい。だんな様の両手が便座とお尻の間に入って抜けなくなったんだって。
どうしてそうなったか普通では考えられないこと。

赤い目印

2006-11-08 18:57:17 | 管理人の挨拶
数日前から、奥様はだんな様がいつも座るテーブルの下に赤いビニールテープで十文字の印をつけた。
パーキンソン病のだんな様は、歩き始めの一歩がなかなか出ないのと同じく、椅子に座る時の最後の微調整の動きが出来ない。
先日も、足が止まってしまって手だけがテーブルについたのでバランスを崩してしまい、転んでしまった。
赤い十文字は足を置く目印。

パーキンソン病の人は、動きが悪いときも意外と階段は上手に昇り降りできるんだって。階段の一段一段の横線が目印になるかららしい。

数トレ

2006-11-01 19:00:26 | 管理人の挨拶
奥様はしばらく禁断していたパズルの本を買ってきた。これをはじめると止まらなくて、家事が最低限になってしまう。

8年前、だんな様が薬の調整で入院した折、手の震えを押さえる補助の薬を全部中止された。すると「悪性症候群」のような症状が。熱が出ただけでなくすごい意識障害に。分裂病のような状態が続いた。心配で毎日病院に通い、おろおろしていた奥様が、たまたま本屋さんで手に取ったパズルの本。いろいろ心配したり、考えてもどうしようもない時、時間が解決してくれると思わなければ仕方がない時、心の平静を保つには、奥様にとってナンバープレイスのパズルをやることは救いだったんだって。

だんな様が何とか治って退院した後も、奥様はいらいらしたときナンバープレイス〈数独)のパズルの本を買ってくる。
今回はブログ「ぱきぱきちゃんのpakipaki話」を読んでいて、刺激されたんだって。
しばらくは、部屋の中はめちゃくちゃだけど平和が続きそう。