鬼頭径五のsanta-no-nikki

sing-a-song stroker 鬼頭径五の不定期更新日記。

大切な一日

2007-04-29 23:55:01 | Weblog
一昨日の午前2時頃寝て2度ほどビールを飲むため起きたものの、
いつも起き上がりたくなくてしょうがない朝5時半頃に今朝結局ふとんを出た。
よーするに都合23時間弱も寝てしまいましたとさ・・。
身体の内側から蓄積していた疲労が一気に吹き出して来た感じで全身キツいっす。
それが主に腰に来てますが入浴や温湿布で即刻!善処します。
せっかくの黄金金時(結局GWをこう名付けた。鬼頭ボキャブラリー激ピンチ也)を
日頃のツケの精算で終わらせてたまるかぁーなのですわ。
現在六本木某店でやる友達のライブにきてます。
友達の前の出演者の4曲めが耐えられずいったん出てきました。
BADなツラしてたり目の前で寝てたりよりは許しかと自分ではモラルにしてます。
もうすぐ我が友達「カレン&我半狂」のステージです。中に入ります・・。

・・今見終わりinTHE日比谷線です。
GUITAR&VO、元ハーレム下川大輔、
当時よりよっぽど歌に対してバッキングをていねいに、お母さんのよーに、自分が歌うならこうや!ゆー感じで粘り切って弾いてました。
PIANO&VO、地元の幼なじみ中村マキコ
歌もピアノも小節アタマのリズムがビタ!で来る上に強く!強く!なってました。

課題はあるだろうけどこの二人前進してました。個人としても躍進してました。嬉しくさせてくれてありがとね。
オレも5/4吉祥寺曼荼羅から始まるツアーのリハがもう大詰め。逃げずにまとめにかからねば・・、ストレートに、よけいな力を入れずに、でも逃げずに!です。
今宵もみんなにロマンスとハプニングを!


ピンポン?

2007-04-28 00:00:53 | Weblog
「ゴールデンウイーク」=直訳すると「黄金の一週間」・・
なんかヤキニクのたれだな。だったら「黄金週間」か?
うーん悪い意味で誰でも考えつきそうだ。
ならば「黄金の轍」ってのは?「黄金の空白」?
やめたキリがない
とにかく日常から離れるチャンスをモノにしてね
今宵もみんなにロマンスとハブニングを!

川崎のボクサー

2007-04-26 23:46:51 | Weblog
三年ほど前に亡くなったガッタのアニキの中学時代の同級生という大切なお知り合いでかつオレのファンでもいてくださったりする川崎にお住いのある女性の方がいる。
今日はブログ読者のみんなにその方の息子さんのことでオレから折り入ってのお願いがあるんだ。まずはその息子さんを紹介させてくれ。

彼の名前は三枝健二君、年齢は24才、その優しそうな顔立ちからはまず想像できないが職業はプロボクサーだ。戦績は21戦17勝(9KO)3敗1分。
現在日本スーパーフライ級3位、東洋太平洋同12位にランキングされている。

幼少の頃から川崎で育ち暮らしてきた彼は地元南武線沿線武蔵新城駅から少し離れた場所にある新開ボクシングジムという小ざっぱりしたジムでコツコツと腕を磨いてきた。いわば正真正銘の「川崎のボクサー」なのだ。

今までオレはどういうわけか?彼の試合とスケジュールの相性が悪くなかなか観戦に行けなかったが2年前の8月やっと都合がついた時に1度だけ試合を見に行ったことがある。その時の試合は両者共に決定打を欠いたがカウンター狙いの戦法だったのか?三枝選手がジャッジには前に出て行かない印象に映ってしまい判定負けしてしまった。
でも試合後紹介された時ちっとも打たれてない端正な顔でオレに「次は絶対勝ちますから。」と悔しそうに言ってくれた。気持ちを切り替えるどころか敗戦直後なのにまったくめげてない、ハートの強いヤツだなと嬉しくなった。ちょっと失敗するとすぐウジウジ自分を責めたり後悔したりするどっかの「音楽バカ」とは大違いなのだ。

それ以降もやっぱりオレは都合がつかず試合に応援には行けないものの三枝選手の試合翌日は欠かさずスポーツ新聞の格闘技のページやネットをチェックして結果をみつけては一喜一憂していた(やっぱご家族には尋ねずらいからね)。
いや、正確に書くとここんとこは「一喜!一喜!」だ。たしか彼はオレが観戦した試合以後負けてない。ここまでずっと破竹の快進撃を続けて来ているはずだ。

三枝健二選手をそんな風に地味にではあるが応援して来たオレについ先日とんでもないニュースが舞い込んだ。彼がなんと!いよいよ日本タイトルに挑戦することが正式に発表されたのだ!。才能もさることながら地道な努力と鍛練により念願を自らの手でたぐり寄せての初のタイトルマッチだ!!。
試合は6月2日の土曜日、ボクシングのメッカ後楽園ホールで行われる。対戦相手は日本スーパーフライ級チャンピオン河野公平選手。戦績は21戦18勝(7KO)3敗。現在WBA同4位、WBC同7位にランキングされているバリバリの世界ランカーである。強敵だ。
三枝選手は今から4年半前、平成14年11月9日に東日本新人王の決勝戦でこの選手に判定負けを喫している。言葉は悪いが遠回りをさせられた相手だ。だから彼にとって今度の6月2日の試合はリベンジマッチでもある。まさに大一番だ。

ボクシングのチケットはたしかにそんなに安くはないがオレはこの試合だけは絶対見に行く。この文冒頭予告した「折り入ってのお願い」とはもちろんそのチケット代を貸してくれ・・ということではない。(いま驚いた人いた?)オレはギター・・もとい野球道具を質に入れてでもとにかくこの試合を目に焼きつけに行こうと思う。後楽園ホールなら6000円くらいのチケットでも十二分に臨場感を感じる場所で見れる。
なあみんな、誘ってるのにおごれなくて悪いんだけどオレと6/2に一緒に三枝健二選手を応援に行かないか?頼む!一生のお願い!その気になったらサイトにメールしてくれ。あ、ここのコメント欄でもかまわない。
人数集まったらオレがまとめてジムにチケット買いに行って来るしさ、どうかな?

格闘技版 メFROM GASOLIN CITYモ
メ川崎のボクサー 三枝健二選手をオレと応援しに行こうぜ !!

みんな!どうかぜひ検討してみてくれ!(詳細や写真とかまた載せるっす!)

仕事音楽バカ趣味野球バカ

2007-04-25 23:50:11 | Weblog
ひと時気を抜ける日課の遅い晩飯。

当時の心の傷も癒えオレは「あれ以来」のカレーうどんを先ほど食した。

キッチンで残りモノのカレーを発見。火に載せ水を足しネギを切り

クリームシチューの固形がなかったのでカッブスープの粉を入れ

グツグツいったら茹で上げたうどんにドロっとかけてハイ出来上がり。



カレーライス時代の大量に溶けたジャガイモ選手の主張が

チーム全体のバランスを損なってはいるが

キャプテンのタマネギ選手と並び彼は前時代の最大の功労者だ。

今はもう批判はせず気持ち良くチームを送り出してあげよう。

そして申し訳ないが新チームでは彼ではなく

八百屋エージェントで現在大売り出し中の茄子選手を迎えよう。

いや待て、彼はたしかにファイト溢れる選手だが時に熱すぎる。

口の中が相当リスキーだ、想像するだに熱すぎる。

やめておこう。オレの性格はきっと彼をホドホドには扱えない。

ここは思い切って道の駅エージェントのしめじ選手を誘おう!よし、これで戦力のめど


は立った!などとオレ「カレーうどん監督」は来期の構想を練りつつビールを飲み

おいしく今夜の「チーム」を楽しんだとさ。



じつは昨夜は草野球チームで今季初の試合だった。大勢チームメイトが集まった。

オレも含めみんな忙しさにかまけあまりまともなコンディション調整が出来ず

ぶっつけ本番で臨んだ。結果、わが京浜アスレチックス 1対14の大敗。

後攻めなのにグランド使用時間切れで最後の攻めさえ出来ず雨天のコールド負け! 



屈辱的だ・・いや屈辱そのものだ。

みんなひどかったので特に取り立てて目立ったわけではないが

オレも7番サードで先発したものの1打席1三振、1失策!

野球人生で記憶にないようなブザマ・・、モノの見事に醜態をさらした。

雨じゃなく自慢のグローブや野球帽が、ユニホームが泣いてた。

大袈裟でなく彼等を身につけてることが恥ずかしく、申し訳なかった。

飲んでも眠れなかった。くやしくて堕ちるまで飲んだ・・。



一夜明けて今日を過ごし、自分はやっぱりガキの頃から付き合って来た

野球というスポーツが止められないほど好きだなーと思う。

止められないならしっかり向き合ってあげたい。

そして自分の仕事はもちろん音楽だと、コイツで光ってこそのオレだと思う。

仕事音楽バカ、趣味野球バカ、差し置いてすべきことはなにもない。

でも野球で演奏ができないような怪我だけは絶対にしないようにしないとな。

プレイボール!             

規則デスカラ その弐

2007-04-24 23:48:54 | Weblog
                    (その壱からのつづき)
ここ数年はオレの住む地区の投票所はとなり町の町内会館だ。
気分のいい日曜日の夕方、友達と飲みに行く前にハガキを持って行った。
ハガキと投票用紙を引き換えて順調に 市会議員、県会議員、県知事ん?
知事立候補者がぜーんぶ無所属とかで誰がどこの政党の推薦を
受けているのか?投票所内ではまったくわからなかった。
だからオレは家に電話して新聞引っ張り出してもらい情報を
もらおうと携帯を手に取ったんだ。画数で決めるのも何だしさ・・。

途端、選挙管理委員会の若い男の係が登場して
「投票所内デノ携帯ノ使用ハゴ遠慮下サイ。」と言う。
よく壁を見渡すとその旨の小さい貼り紙が何カ所かに確かに張ってあった。
なるほど、じゃあ仕方がない。
「あのーじゃあ投票用紙あずけるんで外行ってきますわー。」とオレ。
すると係は「再入場ハデキマセン」と、そして返す刀で何て言ったと思う?
「ゴ自分ノ意思デオ決メクダサイ」。・・これ作り話しじゃない。実話だぜ。

ちょいカチン!
「あのー情報を得てからの判断は自分の意志とは言わないんですか?
 そんなのぜんぜん自由じゃないですね?~」
「規則デスカラ。」
「キソク?ならどうしてどこにも再入場できないって表示してないの?」
「規則デスカラ。」
繰り返し書くがこれは作り話しじゃない。誇張もしてない。
「おかしいんじゃない?どこのだれが決めたキソクなの?」
「タシカニ法令デ決マッテイルワケジャアリマセンガ・・」
「ん?ホーレーで決まってないの?」
「エエ。」
ええ?って・・おまえ。
「ホーレーじゃないのに貴方は私に再入場させないと?」
「・・。」
アタマに来てしまった。
「ホーレーじゃないのに貴方は赤の他人の私の行動を今制限してるのかな?」
「イヤ、ソウユウコトデハ・・」
完璧にアタマに来てしまった。これ以上小さな声で喋れない。
ヤバい!よりによってこんなとこで暴れるわけにいかない。
そんなことしでかしたらオレのミンシュシュギまで木っ端みじんだ。
それにかなりの度合いで親不孝者だ。・・違う!その前に逮捕だ。
オレは負けた・・。
そんなことになったらオレきっと立ち直れなくなるので残念だけど
そいつの所属と名前を訊いて投票を棄権して帰ろうとあきらめた。
がその時逆に観念したかのようにホワイトボードの裏から別の係が出て来て
「投票用紙ヲオ預カリシテ外デ電話シテ来テイタダキマショウ。」と言い放ってしまったのだよ・・。

自分をコントロール出来なくなる寸前だったので用紙を渡し何も言わず外に出た。
でもやりとりを聞いてて最後に現れたそいつのその言葉に反応し「何それ?」、「何それ?」、とさらに頭ん中が渦巻いた。
アンタら本気か?である。
すごく不平等ですごく嘆かわしいが、くどいけど本当にこれは実話だ。
先進国と名乗る国の今は21世紀だぜ?
未来に、はたまた終焉に足を突っ込み始めた時代だろ?

彼等にとってそんな2007年4月の選挙管理委員会の「規則」とは?
「投票中に外出しようとする人がいたら規則デスカラと止め、その中にもしごねる人がいたらその人だけは特別に外出を許可すること。」だと今投票所の中で他の人達もいる前で認めたことになる。
もしくは規則じゃないことを「規則」と押し通してたことになる。
オレは気を落ち着かせるため煙草を1本吸った。
そして「特別に許可された」からではなく当然の権利として情報を得てから再入場し投票を済ませた。

あの日あの「規則」で棄権を余儀なくされた人は何人くらいいるんだろうか?
その人達は次の選挙の時また投票場に戻って来るのだろうか?
なあアンタら、今度のオレのライヴに来いよ。
手にハンコ押してもらって外からじゃないとトイレに行きづらい曼荼羅だ。
でもトイレから戻って来てもアンタらだけは絶対に再入場させない、「規則デスカラ」。


規則デスカラ その壱

2007-04-23 22:55:37 | Weblog
ちょっと前にひとまず騒音が止んだ。
なんのことって?決まってる、選挙戦のあのガーガーピーピーのことだよ。
路上で歌ってる時などにおでましになるともうタマラない。
卑怯者!生声生音でオレと勝負しろ!と果たし状を突きつけたくなる。
仇同士の宣伝カーがかち合うとそれこそもう地獄絵図だ。
テメエら競って音上げんな!どうせ両方嘘つきチーターだろ?
音量合わせて「仲良く利権目当てです~」ってハモれ!ってな感じだ。
大体あのやり方で票増やせると思ってる輩達に政治なんてできんのか?
云々・・・

と文句タラタラのオレだがこう見えても選挙には必ず行く。真面目なわけでもカッコつけてるわけでもない。(イメージだけなら選挙なんてカッコ悪いだろ?)
残念ながら自分の1票で世の中が変わるなんて類いのプラス思考を持ち合わせてるわけでもない。(そうなればいいなとは思う。理想は持たないとな。)
なら何故行くのか?・・ほとんどの場合それはキラいな考え方のヤツらに権力を
与えたくないからだ。・・

edit
立候補者ひとりひとりの「考え方」なんて本当は多くの人々と同じくオレにしてもほぼ知らない。と言うかそこが肝心なのに騒音ばかりで知らされてない。
調べれば少しはわかるんだろうがこれも多くの人々と同じくそこまでする気になれない。
だからたとえばオレの最近の判断基準のひとつはイラク戦争だ。
今なお毎日のように爆弾テロで沢山の人達が死んでいるアメリカが仕掛けたあの戦争に日本は全面的に賛同、資金援助、後方支援の派兵までしたでしょ。
あれを日本にさせた団体、否定や反対をしなかった団体の息がかかった立候補者には党員推薦かかわらず票を入れてあげない。あ、もちろんオレ個人はだよ。

return
・・たとえ現実の社会がオレにとって「キラいな考え方のヤツラ」が当選してしまうことが多いとしてもその後ヤツラがろくでもない決めごとを作ろうとした時、
投票してたほうが棄権するより少しは
「やめろよ。オレは初めっからイヤだ(テメエらなんかを選んでねえ)って表明してたぞっ!」と言いやすいと思うからだ。

そんなわけでオレは投票にはなるべく多くの人が行ったほうがよいと思う。
でも行けない、行かない、行きたくない人の理由は何となくわかる。
そして行きずらい場所になる原因は個々の内面の理由だけでなく
多分に選挙の在り方ってモノにも問題があるからだと思う。
実はこないだ投票に行った時オレひでぇーめにあっちまったんだ。
(つづく、 次は完全ドキュメンタリーだ。震えて待て!)

鬼頭径五5月のライブ情報です。

2007-04-22 16:38:36 | Weblog
KASEKI HOUSEより>>定期的にこの場をお借りしてライブ情報を掲載します。ご来場お待ちしています!!

■5月4日(金)吉祥寺 曼荼羅
*Member:鬼頭径五(Vo.,Gt)/森本ひとみ(B)/堀江睦男(D)
w/The Little Diddy/プルナ・チャンドラ
OPEN18:30/START19:30 前売り2200円/当日2500円(+drink)
info.//042-248-5003 http://www.mandala.gr.jp/

■5月11日(金) 今池TOKUZO
*Member:鬼頭径五(Vo.,Gt)/森本ひとみ(B)/堀江睦男(D)
w/CHAIN OF FOOLS/The Fats
OPEN18:00/START19:00 前売り2500円/当日3000円(+drink)
info.//052-733-3709 http://www.tokuzo.com/

■5月12日(土)大阪CLUB WATER
*Member:鬼頭径五(Vo.,Gt)/森本ひとみ(B)/堀江睦男(D) ゲスト:初村純一(Gt. /from Electric Gang)
w/スキマノザラシ/The Up & Down Trips
OPEN18:30/START19:00 前売り2500円/当日3000円(+drink)
info.//06-6213-9357 http://www4.ocn.ne.jp/~c.water/

■5月13日(日) 松阪M'AXA
*Member:鬼頭径五(Vo.,Gt)/森本ひとみ(B)/堀江睦男(D) ゲスト:近藤リュウジ(Gt.)
opening act/CONROD
OPEN18:00/START19:00 前売り2000円/当日2500円(+drink1000円)
info.//0598-56-4825 http://www.maxa.jp/index.htm

■5月26日(土) 自由が丘Huckle Berry [ソロ]
[Huckle Very Good Live vol.16]
w/浦田健志/ハックルバンド
OPEN19:00/START19:30 Charge2500円(1drink付)
info.03-3724-3082 http://huckleberry.oops.jp/

ダチのいい仕事を

2007-04-22 08:04:29 | Weblog
 友人に新泰幸さん(注:中国人ではないアルよ)という人がいる。少し年上だが子供から若い時分って同学年や年下を呼び捨て、年上を敬意で君付けで呼ぶっしょ?そんな頃からの付き合いだからオレは彼を普段「新くん」と呼ぶ。オレは「キトウ」か「キーヤン」だ。新くんは「カンジ」という牡のフレンチブ ルドッグを飼っている。「ばななちっぷふぁいと」という楽団のドラマーだったりもする。が普段は講談社「モーニング」の編集部を取り仕切るいわゆる編集 のプロだったりもする。そんな新くんがこの度一人で編集を手掛け本を作った。オレは古いダチのよしみで本屋で予約し買った。だが手にしたその本はけして ダチのよしみではなく今までに読んだこともないようなトンデモナイ!!本だった。あんまりにもびっくりしたのでここに紹介する。

 さっき読み終わってまだ少し興奮しているんだけど今回新くんが作ったのはモーニングの創刊25周年記念の別冊モーニング「MANDALA vol.1」 という漫画雑誌だ。この本はぶっ飛んでいる。「MANGA WORLD CUP」とうたい日本、イタリア、フランス、シンガポール、中国、韓国から集まった個性派超有名無名作家陣が皆楽しそうに描いている(永井豪氏もデビルマンの起源を解き明かしてるぞ!)。その読みごたえ溢れる様々な内容を駆使したMANDALAという「乗り物」でオレは時に壮絶に時にゆったりとスピー ドの変化を楽しみながらタイムスリップの旅に案内された心境だ。どれもいいのだが趣味的にはひろき真冬氏の「Out Of THE Blue」、永島慎二氏を彷彿させるシンガポールのF S c氏の「FLUSH」に特にやられた。
 話しを聞いたわけじゃないけど新くんにはきっと明確なコンセプトがあったんだろう。「昔漫画ってこうだったよな」と、そしてそれはただの懐古ではなく 「現代でも十二分に楽しめるモノであること」を喜びとして思い出させてくれた感じ。かつストーリーテラーを配しながら作品のみを大切に扱うたたみかけるような構成&レイアウトが凄く斬新だ。過去。現在と進化を意識した未来へのアプローチなのだろう。素晴らしいと思う。
 通常の漫画雑誌よりふたまわりデカい女性誌版サイズの292ページで表紙から裏表紙までオールカラーになっている。ゆえ価格は千九百円と雑誌としては 高価だがその質感のあるページをめくるごとにこの値段でも相当勉強してるなと感じた。ちなみに昔新くんに紹介してもらった同じく友人の鈴木ダー雅己さん (ダーさんは「富士子」という黒猫を飼っている。彼が去年その猫を拾った時その場所になんとオレも新くんも居合わせた。奇縁だ)がArt Directionを担当しバックアップしてる。こんな面白い仕事を身近な仲間達がやらかしたことがオレはなんか鼻高々だ。畑は違うけど自分も自分の仕事をやらねばなと思う。
 発行部数の関係?とかでこの「MANDALA」は通常本屋に置いていない。店頭でお手にとってクオリティーを確かめていただけないのが残念だが店で 注文すればしばらくは入手できるとのこと。モーニングファンの方々、同じような漫画雑誌ばかりでうんざりしている方々、そんな皆々様方にはこれはたまらないブツですぜ!(画像はモーニング編集部承認済み)

5月のツアー

2007-04-19 23:38:06 | Weblog
 去年は前半に腰をやっちまったり夏以降身体を壊しかけたり、いろいろとローマは一日にして成らないってことを痛感させられた1年だっので、今年はいくぶんライヴ活動のペースを落としている。だが時間の経過速度はむしろ例年よりさらに早く感じる。気がついてみたらもう明日から5月のツアーのリハーサルが始まるのだ。大切にしよう、「時は自由なり」だ。
今回のツアーのレギュラーメンバーは
drums 堀江睦男師匠
言わずと知れた万能ロックドラマー、鬼頭径五からプログレまでその用途?は多岐に渡る。楽しくならなきゃいられないお方。キムチ大好き。健康サンダルにこだわりがあり現在3足所持している。その華奢な身体から叩き出すパワフルなプレーもさることながら特筆すべきは塊とも言えるその強力なバンドマンズシップ。オレは彼抜きでは合奏が出来なくなりつつある。
Bass 森本ひとみ嬢
関西で「姉さん」と恐れられるベースウーマン,今年初頭ベーシストとして座布団を増やすべく心機一転神戸より上京。ビール大好き。あと一杯がそれで済んだためしは未だ皆無。堀江同様わが盟友碇健太郎の最期のバンド「美樹」のメンバー。特に彼女は影日向健太郎を支えて来た。そのド派手なステージングとフェロモンは数々のランパブ系バンドの羨望の眼差しを集める。
・・というバックを務める気などさらさらない濃ゆい、ありがたいお二人だ。リハーサルってたまにゴキゲンな雰囲気ではいられない時間帯もあるけど彼等はそんな時もオレを正直でいさせてくれる。ぶつかって行ける仲間だ。余裕があったら今度ゲストミュージシャンも紹介する。
なんせ今回もメンツに恵まれた。さーてゴキゲンな舞台を作るとするか。
東京、名古屋、大阪、三重近辺のみんな!覚悟を決めて遊びにきておくれよ!!