downerな花 written by Kito Keigo
やわらかい その笑顔がとにかく
オレを癒す 君はdownerな花
真っ暗な この世の片隅で
紅いドレス 素肌にまとい咲いていた
絶望にはもう 飽き飽きしてた
オイらにとって
女神か天使に
出会えたような 気分だったよ
どうかそのままで 力 抜いたまま
咲いていておくれ 小さな陽だまりの
君はdownerな花
不安げな その無垢な眼ざしが
オレを誘う 君はdownerな花
イカれてる 世間の風向きに
すっかり怯え 隠れるように咲いてた
やることなどなく 彷徨いてただけの
オイラにとって
君に水を運ぶことは生きがいなのさ
むしろそのままで 君のしなやかは
耐え切れるはずさ 雨にも風にも
君はdownerな花
むしろそのままの 君は綺麗だよ
咲いていておくれ 雨でも風でも
どうかそのままで 力 抜いたまま
咲いていておくれ 小さな陽だまりの
君はdownerな花 downerな花
©Keigo Kito 2016