朝日CC
◎ボーンキング
○ツルマルヨカニセ
▲ワンモアチャッター
△サクラセンチュリー
タガノナポレオン
芝中・長距離路線では4歳世代(牡馬)の低レベル説がすっかり浸透。しかし、それ以前は5歳世代が低レベル呼ばわりされていた。重賞でロートルの活躍が目立つのも偶然ではあるまい。ならば、最強世代の生き残り◎ボーンキングの復活に賭ける手もある。3年以上の休養明けを2度叩き、夏場にじっくり再調整を施した厩舎のスタンスに好感が持てる。この程度の相手なら、往年の8割まで力が戻りさえすれば十分勝負になる。
相手は堅実な○ツルマルヨカニセ。阪神コースは[2422]と好相性のうえ、位置にこだわらない自在性があるのも強み。器用貧乏というか、勝ち味に遅い面は否めず、重賞を勝つほどのスケールも感じさせないが、大崩れのシーンも考えにくい。開幕週の馬場は荒れた小倉より良さそう。あくまで2頭軸の相手的な評価。
まとめて負かせば▲ワンモアチャッター。先行有利の開幕週で直線強襲の脚質はハッキリ不利だが、一方で時計勝負に強い面もあり、流れ次第でブチ抜く可能性も捨て切れない。ただ、ローテーションをみても「左回り」「平坦」を意識的に選んで使われてきたのがありありで、その対極にある阪神コースは微妙。実際に[1132]と3着が多い。
△サクラセンチュリーは阪神得意も休み明けと58キロの斤量が不安。京都大賞典への叩き台と見る。地味だが芝では底を見せていない△タガノナポレオンとともに連下まで。