顔出しNG presents 太いの堅いの

負け前提、予算制勝負師の私こと顔出しNGが、基本は太く、時には堅く、臨機応変(無節操)に楽して儲けんとする妄想録

●太いの堅いの#57 ダービー

2005-05-28 20:22:55 | 競馬
◎5ディープインパクト
○13ダンツキッチョウ
▲1ブレーヴハート
△2ニシノドコマデモ
  6アドマイヤフジ
  7インティライミ

◎ディープインパクトについては問答無用。

2冠馬誕生のダービーは、勝負づけが済まされてしまうのか皐月賞組苦戦のデータから、青葉賞勝ちの○ダンツキッチョウを2番手グループの筆頭に評価。とにかく調教の動きがド迫力で素晴らしい。青葉賞終了直後はレース内容に不満があり、本番では切るつもりでいたが、あの調教を見せられては買わない訳にいかない。好意的に解釈すれば、青葉賞は瞬発力勝負に持ち込んではいけないと学んだレースとすれば良い。

▲ブレーヴハートは何と言っても騎手が魅力。先週のオークスでは、パドックでイレ込んでいたディアデラノビアを超スローペースの中でビシっと折り合わせ、あわやのシーンを演出した。その手腕には驚嘆するばかり。青葉賞では脚を余した感じでダンツと0秒1差。先生からデザーモへの乗り替わりなど考えられないほどのプラスで、逆転があっても何ら不思議ない。

鞍上やゼッケンといい、ディープインパクトをスペシャルウィークとダブらせてしまうのだが、当時のようなレースになればボールドエンペラー的な役回りを演じそうなのが△ニシノドコマデモ。大本命がいるレースで、相手構わず直線勝負と戦法が決まり切っているのは強み。武豊はサービス精神旺盛なので、ぶっちぎって強さを知らしめるような乗り方をするはず。そうなれば後方待機策がハマる。

△アドマイヤフジもニシノと似たような理由。こちらはディープの隣りから発走でポジショニングも恵まれる。不器用で小回りの中山、コーナーが下り坂の京都は向かない。前2走は度外視していい。皐月賞などはむしろ走った方だ。東京なら巻き返せる。今春絶好調の騎手2人が、競馬の祭典でワンツーを決めるなんてこともありか。京都新聞杯で馬体がギリギリな感じだったので、当日の体重に気をつけたい。

京都新聞杯直後はディープの相手にと思った△インティライミだが、調教の動きが時計ほど良くは見えなかった。兄姉は晩生の傾向があり、馬体からも本格化は秋以降の感じがする。速い時計の勝負に裏づけがある訳でもなく、鞍上の強気な騎乗に馬が応え切れるかも未知数。先々は間違いなく走ってくると思うが。

【馬券】
3連単1着流し 5→13・1・2・6・7

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●太いの堅いの#56 金鯱賞/欅S

2005-05-27 22:16:53 | 競馬
金鯱賞
シルクフェイマス
タップダンスシチー
アドマイヤグルーヴ
マーベラスダンス

これまでの実績から、2000mで57kg、ましてこのメンバーなら◎シルクフェイマスは負けられない。先週、レコード続出の馬場状態も願ったり。京都記念、天皇賞・春とリズムが悪いのは気掛かりだが、昨秋も道悪の天皇賞で惨敗後に、立て直して有馬記念3着したので心配するほどでもないか。坂路での動きも力強かった。

○タップダンスシチーは対シルクで2kg差がやはり不利。有馬記念からここ始動は昨年と同様も、当時はブルーイレヴンごときに頭差の辛勝だった。昨年より順調な臨戦過程のようだが、それでもシルクは厄介な存在。それ以外には負けないと思うが。

前記2頭が必要以上にヤリ合えば▲アドマイヤグルーヴに差し場が生まれるか。それでも、なし崩しに脚を使わされて終わりのような気がする。牡馬トップクラスのシルクと同斤というのも如何なものか。体重も470kg台前半くらいまで絞りたい。

ハッキリと力劣るが△マーベラスダンスは持ち時計があるので押さえに。しかし、それも新潟でのものではアテにならない。


欅S
ツルマルファイター
サンライズキング
テイエムアクション
ニューベリー
  ケージーアジュデ

◎ツルマルファイターの成績欄を見ると、今回と同じ東京1400mで行われた霜月Sで2着。しかも、例によって蛯名の出遅れつき。ここはそれ以来となる東京1400m戦で鞍上も蛯名なら、またも出遅れて2着かと思わせつつ、真ん中の奇数枠だった当時と外の偶数枠を引いた今回では、まともに出られる材料が増えた。

東京1400mは行ったモン勝ちなので、ツルマルと同じミスプロ系で先行力ある○サンライズキングを相手筆頭に、出遅れた前走は負けて強しの▲テイエムアクションの自在味も警戒。岩田や小牧なら本命にしたいくらいの△ニューベリー、先行力あるも中間フレグモーネとかの△ケージーアジュデを押さえに。


●太いの堅いの#55 オークス

2005-05-21 23:17:38 | 競馬
ハナを主張したい馬はおらず、逃げるとすれば内からブリトン、アスピリンスノー、ピューマカフェが候補として挙げられる。そのうち、逃げたといっても未勝利戦でのもので、オープンのスイートピーSでは2番手から惨敗したピューマカフェは問題外。となると、ペースを握るのは残りの2頭ということになる。

忘れな草賞で逃げたブリトンが刻んだラップは前半の1000mを62秒5。一方、フローラSのアスピリンスノーは、1000m通過が61秒4という忘れな草賞より約1秒速いペースを、2馬身ほど離れた番手追走。どちらも、かなり遅かった。

加えて、土曜からCコースに替わり、思った通り前残りが続出。目黒記念は平均的な流れにもかかわらず、逃げたエローグが差のない6着に粘った。そしてレコード決着。かなりスピードが生きる馬場状態となっている。

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◎4シーザリオ
○18ジェダイト
▲9ディアデラノビア
△3コスモマーベラス
  5エアメサイア
  1エリモファイナル

桜花賞の走りや2000mで重賞級の牡馬を撃破した実績、輸送も経験済みの◎シーザリオが、普通に走れば連を外すことはあるまい。ゲートに不安があるわけでもなく、フラワーCのようなレースをされたらお手上げだ。心配はマイルまでの鞍上だけ。

○ジェダイトは忘れな草賞の内容を評価。スローペースを番手でピタリと折り合い、逃げ込みを図るブリトンをシブとい脚でキッチリ捕らえた。もともと、オークスとは縁のあるレースでもあり、この馬自身に府中での勝ち鞍があるのもいい。SS×ニジンスキーの配合も魅力。ただ、相手なりの印象で頭というイメージは湧かない。ヤネ的には、シルクプリマドンナの感じだが。

シーザリオを唯一負かせるのは▲ディアデラノビアではなかろうか。とにかくフローラSのキレが秀逸。武豊でなければ用無しと思っていたが、デザーモなら話は別だ。“桜花賞候補”に祭り上げられていたものの、トライアルを2度まで取りこぼしたように、実はゆったりしたペースで脚を溜め、終いに生かすレースが向いている気もする。母親がアルゼンチンのダービーとオークスの勝ち馬という血統背景からも、勝負は今回かもしれない。

距離延長で変わり身を見せた△コスモマーベラスは調教の動きが抜群。鋭い決め手と好位で折り合うセンスを兼ね備えており、内枠から経済コースを通って一発の魅力を秘めている。フジキセキ産駒らしく、あまり長く脚を使える風には見えないが、スローペースでうまいこと脚を溜めることができれば、あとは柴山が追いまくるだけ。

武豊にオンブに抱っこの△エアメサイアは押さえがせいぜい。フィリーズR、そして桜花賞と、2戦続けて前を捕らえ損ない、それでいて後ろから差されているように、パンチ不足は明らか。母親もさることながら、全兄エアシェイディに、叔父のエアシャカールと、決め手もなければ成長力もない。

△エリモファイナルは桜花賞でシーザリオに次ぐ上がりを記録。マイルでも行きたがる面があるように折り合いがカギだが、1番枠からソロっと出して周りに馬を置いたら何とかなるかもしれない。鞍上の内田博も阪神JFで騎乗済み。配合的には中距離以上が合うはずで、馬体にも大物感がある。調教も良かった。

01
02
03

3rennpuku



●太いの堅いの#54 目黒記念

2005-05-20 22:20:31 | 競馬
ダディーズドリーム
エルノヴァ
ウイングランツ
オペラシチー
  タニノエタニティ

前走、前残りの流れを鮮やかに差し切った◎ダディーズドリームに期待。ダイナマイトダディ、トゥナンテという大好きだった馬の甥っ子という血統背景から、これまで応援し続けてきたが、そろそろ晩生の血が開花してくれていい。ダイヤモンドSは勝浦の早仕掛けに遭い轟沈したものの、アンカツ騎乗の今回はチャンスを生かしてもらいたい。

北村なら買わないが、デザーモ騎乗なら○エルノヴァも高評価。やっぱり長丁場は騎手だ。前走は「先頭に立ったら馬が遊んでしまった」(デザーモ)とかで、今回はその借りをキッチリ返しにくるだろう。

▲ウイングランツは調教の動きが良かった。ダイヤモンドSなどで実績を残しているコースでもあり、5着とはいえ阪神大賞典の内容も悪くはなかった。ハンデ戦なら再度の大駆けがあって驚けない。

実績から下手なレースはしないだろうが、今回も相手なりで取りこぼしそうな△オペラシチーは連下で十分。ダイヤモンドSこそ激流に呑まれたものの、長距離戦で安定した結果を残してきている△タニノエタニティに抜ければ太い。


●太いの堅いの#53 京王杯SC/新潟大賞典/栗東S

2005-05-14 21:59:22 | 競馬
京王杯SC
プレシャスカフェ
テレグノシス
オレハマッテルゼ
ダンスインザムード
  アドマイヤマックス
  ニシノシタン

最近の傾向やメンバー構成から落ち着いた流れになりそうなので、◎プレシャスカフェの自在性を信頼。前走は出遅れが総てで、内容的には一番強かった。引き続き蛯名騎乗で楽観はできないが、好位の後ろ辺りから一気に脚を使ういつものレースができれば勝ち負け。

重賞で3年連続連対というのは難しいものだが、○テレグノシスは調教から好調な様子。実績通りの走りを期待してみる。▲オレハマッテルゼの距離・コース実績はテレグノシスと双璧。格やメンバーの割に変な馬、変な騎手が来るレースでもあり、好位からアレよのシーンも。

△ダンスインザムードは海外遠征を視野に入れた休み明けでどうか。人気とのバランスからも押さえで十分。△アドマイヤマックスの高松宮記念は、武豊をして「勝てると思ってなかった」(武豊TV)というハマった一戦。この条件はベストだろうが、GIのタイトルを手にした今、GII程度で無理するでもなかろう。ラチ沿いの伸びがいい馬場状態なので、△ニシノシタンは絶好の枠を引いた。

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新潟大賞典
ツルマルヨカニセ
ダンツジャッジ
スズノマーチ
エリモマキシム
  プライマリーケア
  エアセレソン

距離実績抜群で堅実性も備えた◎ツルマルヨカニセを中心視。長い直線で腕っぷしの強い騎手も頼もしい。このメンバー相手なら○ダンツジャッジは明らかに上位の存在。近走内容も悪くないうえ、調教の動きも上々。中舘起用で先行(逃げ?)策だろうが、ペースもハマるのではないか。本格化ムードの▲スズノマーチも、もちろん勝負圏内。コース改修後、このレースでミスプロ系の善戦が目立っている。

△エリモマキシムは叩き3走目でそろそろ何とかしたい。ジリ脚なので長い直線も良かろう。鞍上は昨年優勝しているし、BT系もこのレースと好相性。△プライマリーケアは距離的に1800mが合っているようだが、軽ハンデと好調教を生かして上位食い込みも。△エアセレソンは人気先行の感が否めない。


栗東S
テンケイ
ハリーズコメット
サンライズキング
ツルマルファイター
  ブルーコンコルド

◎テンケイは京都のような軽い砂で平均的に流れるレースが合う。ハンデ戦だし、この枠ならロスなく立ち回れる。鞍上も穴を連発しているので一発狙ってみたい。近走内容と鞍上から○ハリーズコメットは軽視できない。ただ、成績欄を見ると1走おきの可能性もあり、全幅の信頼とまではいかない。このメンバーで先手争いなら▲サンライズキングの力が上。アッサリも。△ツルマルファイターには距離が1ハロン短く、△ブルーコンコルドは安定感に欠けるので押さえまで。