皆様、こんばんは。
事務局です。
28日の一宮市内は、引き続き、猛暑晴れとなり、加えて蒸し暑くなりました。
私(寺西)は、午前は現場に出向いて修理作業、午後はお店で、式典用机カバーを縫製しておりました。
近所の、きれいなおねいさんが、「何でも作るんですね」と笑っておりました。
前回の続きでございます。
「木綿街道探訪帖」について書いています。
ミニツアー第四の巻、(7)木綿街道交流館「本石橋邸(国登録有形文化財)見学の巻」に参加しています。
奥座敷から縁側に向かいます。
縁側の引き戸窓の外には、立派な、出雲流庭園が広がっています。
出雲流庭園は、庭石を少し高めに据えるそうです。
「引き戸は1枚の幅が長く、板ガラスは大型の物が使われています。
板ガラスを正確に平面にする技術が未発達だった時代に作られた板ガラスのため、ガラス表面には微妙な凹凸が見られます。
ガイド様のお話によりますと、奥座敷の東西には、前庭にあたる「そうのにわ」、後庭にあたる「ぎょうのにわ」があるそうです。
「ぎょうのにわ」に据えられている、庭石の中に、異彩を放つ大型の扇形の石が見えます。
ガイト様の説明によりますと、この石は、小伊津(こいづ)漁港の漁協関係者の皆様が、石好きの、故・石橋孫八様に、お礼として送ったものだそうです。
昔、小伊津漁港から、各方面に荷物を運ぶ際、交通の難所ともいわれる、峠や谷などの、複雑な地形に取り付けられた、道を通る必要があったそうです。
漁協関係者や地元の皆様の苦悩を知った、故石橋孫八様は、旧小伊津トンネル(※)を開通させました。
※島根県道23号線(主要地方道斐川一畑大社線)。新トンネル開通により、平成16年から通行不可。出雲市小伊津1657番地付近。
扇形の石は、トンネルが開通したことにより、難所の道を通る必要がなくなった、感謝のお礼として、石橋邸の庭園に送られたものでした。
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
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28日の一宮市内は、引き続き、猛暑晴れとなり、加えて蒸し暑くなりました。
私(寺西)は、午前は現場に出向いて修理作業、午後はお店で、式典用机カバーを縫製しておりました。
近所の、きれいなおねいさんが、「何でも作るんですね」と笑っておりました。
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「木綿街道探訪帖」について書いています。
ミニツアー第四の巻、(7)木綿街道交流館「本石橋邸(国登録有形文化財)見学の巻」に参加しています。
奥座敷から縁側に向かいます。
縁側の引き戸窓の外には、立派な、出雲流庭園が広がっています。
出雲流庭園は、庭石を少し高めに据えるそうです。
「引き戸は1枚の幅が長く、板ガラスは大型の物が使われています。
板ガラスを正確に平面にする技術が未発達だった時代に作られた板ガラスのため、ガラス表面には微妙な凹凸が見られます。
ガイド様のお話によりますと、奥座敷の東西には、前庭にあたる「そうのにわ」、後庭にあたる「ぎょうのにわ」があるそうです。
「ぎょうのにわ」に据えられている、庭石の中に、異彩を放つ大型の扇形の石が見えます。
ガイト様の説明によりますと、この石は、小伊津(こいづ)漁港の漁協関係者の皆様が、石好きの、故・石橋孫八様に、お礼として送ったものだそうです。
昔、小伊津漁港から、各方面に荷物を運ぶ際、交通の難所ともいわれる、峠や谷などの、複雑な地形に取り付けられた、道を通る必要があったそうです。
漁協関係者や地元の皆様の苦悩を知った、故石橋孫八様は、旧小伊津トンネル(※)を開通させました。
※島根県道23号線(主要地方道斐川一畑大社線)。新トンネル開通により、平成16年から通行不可。出雲市小伊津1657番地付近。
扇形の石は、トンネルが開通したことにより、難所の道を通る必要がなくなった、感謝のお礼として、石橋邸の庭園に送られたものでした。
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