KANCHAN'S AID STATION 4~感情的マラソン論

マラソンを愛する皆様、こんにちは。
2022年は積極的に更新していく心算です。

ヨコハマたそがれ

2014年10月23日 | マラソン事件簿
ブログ再開早々、衝撃的なニュースが飛び込んで来た。国内三大国際女子マラソンの一つである、横浜国際女子マラソンが今年の11月16日の大会を最後に、終了するということが決定したのだという。主催する朝日新聞社が財政難を理由に、大会の継続を断念したとのこと。 ついにこの日が来たか。出場資格や制限時間の厳しい、競技会的な大会はこの十年余りで次々とその歴史を終えていた。中日福井マラソン、玉造毎日マラソン、豊 . . . 本文を読む

血塗られたボルトン・ストリート~ボストンの惨劇

2013年04月17日 | マラソン事件簿
2ヶ月以上もブログの更新が停止していたが、実を言うと僕も御多分にもれず、ツイッターやFaceBookといった、新たなSNSにはまってしまっていた。もちろん、それらでは伝えきれない、マラソンにまつわる由なし事のネタはいくつもあったが、帰宅しパソコンに向き合うことも億劫になっていて、いくつかのネタを「賞味期限切れ」で腐らせてしまっていた。 2ヶ月ぶりに僕を、パソコンの画面に向かわせたものは、ボストン . . . 本文を読む

17年の逃亡の果てに

2012年06月04日 | マラソン事件簿
1995年3月20日。月曜日だった。前日僕は京都国際ハーフマラソンに出場していた。1月に起こった阪神大震災のせいで開催が危ぶまれたが、無事に開催。愛媛マラソン初完走からちょうど1ヶ月。ハーフマラソンの自己ベストを大幅に更新することが出来た。まだ新幹線が復旧していなくて、関西新空港を利用して京都まで往復した。 その日の昼休み、前日に撮った写真を現像してもら . . . 本文を読む

やがて哀しきカンボジア代表④

2012年05月09日 | マラソン事件簿
“猫ひろしさん、五輪消滅 国際陸連、資格認めず   【プノンペン共同】昨年10月に国籍を取得したカンボジアでロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたタレントの猫ひろし(本名滝崎邦明)さん(34)について、国際陸上競技連盟が参加資格を満たしていないと判断し、同国陸連に通達したことが8日、分かった。カンボジア側は決定を受け入れる意向で、猫さんの五輪出場は消えた。  カンボジア・オリンピック委員会のワッ . . . 本文を読む

やがて哀しきカンボジア代表③

2012年04月21日 | マラソン事件簿
“走るお笑い芸人”の元祖とも言うべき、間寛平氏がアテネ五輪に出場する可能性があった、と報じられていたことを皆さんはご記憶だろうか?もしかしたら、関西版のスポーツ新聞の飛ばし記事だったのかもしれない。 ギリシャのアテネからスパルタまで約256kmを36時間以内で走破する、スパルタスロンというウルトラマラソン大会がある。当然、夜も走らなければいけないが、街灯に照らされた舗装路を走るわけではない。懐中 . . . 本文を読む