田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夏の先取り 梅雨の行き場がなくなるほどの猛暑

2011年06月30日 | 日記

6月29日(水) 晴れ 風も暖まるほどの暑さ 夜になっても涼しくならない

目覚めて直ぐに裏山に散歩に出た。急な昇り坂を一気に進み頂上に咲いていたガマズミを見る、花は既に終わっている。梅雨も終わり夏を思わせる気候、花たちは身を以て表している。何時もの散歩道を反対側から歩くと、昨年はススキで覆われていた耕作放棄地に今年はハルジヨンが一面に白い花を開いている。 

 

キツネたちの散歩道もクサに紛れて見えない。僅かに道の脇にはランプの花、ヤマオダマキが咲いている。ワレモコウの宝石をちりばめたように見える葉を探すが ・ ・ ・ 見えない。

太陽のスポットライトを浴びる葉の上ではヒメウラナミジャノメチョウが身体を温めているのか動かない。 レンズを近づけると眼だけをギョロッと動かした。

少し先に歩くとここでも、笹の葉に止まった白い蝶が翅を中途半端に開いたまま、ジッとしている。少し上に白い卵のような物が見えるが、彼女が産み付けたものか? 

 

庭に来ているキタテハは山の散歩道にも現れた。スーッと来てパッと止まり、二三回翅を開いたり閉じたりを繰り返し、広げたまま動かなくなった。何を考えているのか?周りにはこの種の蝶は少ないが、どのようにして仲間を探すのだろう? 

散歩道は開けた場所から頭上を木の葉で覆われるところに来ると、蝶に代わり、小さな虫が多い。中でも和風な姿のヤマトシリアゲだろうか?家の中に飛び込んでくれば直ぐにビシャッと潰されてしまうが、山出見る姿は神々しさを感じる。

草の中を覗き込みながら歩くが、探さなくても直ぐに見える花は黄色か白の物が多い。ハナチダケサシも目立つ花だが咲いている場所は以前、蛇に出会った場所、近くまで行くには少々気後れがする。

朝の散歩も2時間と決めているが、帰りのコースを思いつきで歩き出し、家戻ると既に朝飯の支度は済んでいた。

夜7時の会議に出かけるときには、まだ夏の空気が漂い、涼しい風はない。東の空には夏雲が強い西日に照らされていた。 

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