田舎暮らし山裾の日々

ミレニアムを記念して都会から移り住み、山裾になじむ今日この頃、ECOな生活“循環型社会”を目指して


お世話になっています 図書室

2008年02月13日 | 本の話
2月13日(水) 薄日が射す・・・

町の中央公民館内にある図書室のお話
この町に移り住み町のことを知りたくて役場に訪ねると、「立科町町史」が5冊一組で販売しているとのこと。
また、公民館には図書館もあるので・・・・・
しかし、役場で紹介された図書館は見あたらず、判らないまま過ごしてしまった。
その後、2004年3月に勤務先を早期退職し、どっぷりとこの町に浸り始めた。

公民館の中の図書室は地域の歴史や生活に必要な資料は多く揃えてある。
また、昨日のブログにも書いたように、図書室が町民の手で立ち上げられたことに感動を覚えたり、今までの図書室の在り方を移り住んだ俺の傲慢さを感じて恥じている。
図書室の生い立ちを司書のかたに聞くと、昭和61年に設けられボランティアが多くの作業をしたとのこと。
また、立ち上げ当初を記事にした冊子「館報立科」平成18年9月発行を見せていただく。
図書室は町民一冊運動を展開して出来たという、写真の冊子には
「昭和59年1月に図書館設立発起人会が立ち上がり、9月には町民120人余で『町民の会』が発足した」
組織は情報宣伝部、図書部、財務部、読書推進部の4部が設けられ、その結果、目標の2倍の2万3千冊の本と250万円余りの寄付が集まり、61年5月11日に手作り図書室が開室された」と記されている。

     (文学 及 地域史の書架)

      (子ども、学生、生活に関わる書架)
このように町行政が立ち上げる前に町民が活発な活動をして継続してきた事への素晴らしが熱く感じた。
現在は町の図書室として位置づけと運営には多くのボランティアが活躍している。
図書室以外にも町内住民で支えられている「御泉水太鼓」と名打った、日本太鼓の集団には小学生から高齢者までが参加し、地域の伝統、親子の絆、大人と子どものそれぞれの社会のつながりを学ぶ場ととなっている。

町民の根強いガンバリが様々な形で町を作ってきたことが多くあるという。
益々この町に移り住んだ居心地の良さを感じる。
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和のしきたり

2008年01月22日 | 本の話
1月22日(火) 薄日が射す 風がないので寒くはない

最近町の図書室から借りてきた本が楽しい。
『和のしきたり「日本の暦と年中行事」』監修=国立歴史民族博物館教授 新谷尚紀さん 出版は日本文芸社

親から伝えられた意識はないが、何気ない習慣でやってきた行事や言葉のいわれが書かれていて納得する。
今の若い人たちは旧暦の言葉すら知らないと云う者がいるが、それが潮の満ち引きや月の満ち欠けに間れしている事などが分かりやすく単純明快に表現されている。

幼い頃に柊に目刺しの頭をさして玄関脇に飾ったのを思いだすが、目刺しの(鰯)を鬼が嫌うこと、鬼は生臭い者を嫌うということなど、言葉で読むと楽しい。
鬼は酒を嗜むのに塩辛い鰯の目刺しを肴にすると飲み過ぎて役目が果たせなくなるのかも知れない・・・・
こんな事からいろいろ想像していると最も俺の得意とする瞑想に耽るようになる。
自分自身は悦に入っているのだが、他人様は「何をボンヤリ遠く見ているのだろう」そろそろ徘徊が始まるのでは?と心配して声を掛けてくれたりする。

そんな俺には最適な本、目次を列挙してみても楽しい。
第一章の「しきたりの背景」では、日本人の自然観・・豊かな気候風土で育まれた自然崇拝。
「二十四節気」では立春・清明・白露・秋分など二十四の季節の目安が記されている。また、十二支と陰陽五行、六曜星など神秘的な自然の不思議を解明してくれる。
第二章では年中行事のしきたりで、初午・事始め・社日などがある。
この社日では「種蒔きの前に土地の神様にご挨拶をする日」とある。
これにはここ立科町でも蓼科山の涌水を里へ引き、その恩恵で開拓した塩沢新田があるがその一番奥に社口と呼ぶ神様の祠を納めてあるお社があるが、ここでも田の作業の折々にお祭りをするという。

この本には四章まであり、集落の日々の生活の中で行われている習慣や行事のことが文字にされているのがうれしい。

この本の姉妹版『和ごよみと四季の暮らし』写真で綴る「やさしい」暮らし歳時記が出版されているそうだ。


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