おかげさまで、めでたく本が増刷になりました。どうもありがとうございます。できれば誤植とかイラストの修正などもしていただきたいと考えております。
さて、本日の元素、マンガンといえば、なじみのあるのが乾電池と酸素の実験。元素の中では比較的よく知られていますね。純粋なマンガンは銀色の金属ですが、おなじみなのは黒くてもろくてなんとなく不器用そうな二酸化マンガン。マンガン乾電池なんていかにも時代遅れな感じですが、じつはアルカリ乾電池も正式名称はアルカリマンガン乾電池といいまして、べつに電池業界的にリストラされたわけではないのです。実直というか、実力はあるんだけどいまひとつセルフプロモーションが苦手なマンガンおじさんのイメージとして、高倉健風な電池駅員をキャラにしてもらいました。これで「江戸紫特急」のテレビCMを思い出した人は亀世代。ついでに申し上げると「江戸紫特急」は値段は高い(といってもたかが知れております)ですが同商品のフラッグシップモデルだけあっておいしいですよ。「ごはんですよ」とかと比べると味の深みや香りが段違い、はじめてのりの佃煮を食べたときの感動がよみがえります。まさに「かつおとみりんがやんわり効いて…大人(おんとな)の味(あず)」ってところ。
ハワイ沖の海底には、マンガンをたくさん含む厚い地層があって、その名も「マンガン団塊」というそうでありまして、団塊世代というのはそんなところからのコピーです。
印税印税!!
ごちごち!!!