小金を持ってのふらふら歩きは楽しいものですが貧乏性の町歩きは流浪の旅の様相もあり実際のところあまり愉快ではありません。でも、すでに不透明な近未来を抱え込んでいた若者にはむしろそのほうがよかったのかもしれず、ときにカメラをぶら下げながら憂鬱な町の残り香とでもいいますか、そんな風景を探しながらうろうろしたものです。前置きやや長いですがこれがそんなある日入手した犬印燐寸。北千住の裏通りの雑貨屋で発見したものですが、とくに思い出が深いというわけではありません。
燐寸メーカーは調べるとけっこう由来が知れるのですが、この会社は今はまったく不明です。趣味の燐寸サイトでもこの絵柄は見つけたことがなくもしかしたらそうとうなレアものかもしれません。
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