9月始業が話題に上っている。だが、そんな簡単な問題ではない。コロナで4月始業式ができなかったから、休校で授業時間数が足りないからと単純思考で9月開始云々。4月か9月かは子どもの授業の問題だけではない。わずかな期間に、十分な論議もできない状況で決めるべきではない。
9月始業の方がグローバルだなどという人もいる。本当にグローバルというならば、25人学級か少なくとも30人学級にすべきだろう。
この方がコロナ対策ー密集を防げる。
しかも、この方が子どもたちの個に応じた学びを少しでも保障することができる。
また、コロナ予防のためにこれまで以上に過重労働を強いられる教師の負担を減らすことにもなる。教師の負担を減らすことは、子ども達にとっても有効なことだと考える。
これまでの学級編成で進めば、夏休み、冬休みの短縮で授業時数の確保となれば、ゆとりのない学習進捗になるだろう。直ちに小中高とも、少なくとも30人学級としていくこと。これならば、みんなが喜ぶ。
早く法的措置をし、予算措置をし、広く教師を募れ。