風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

成せば成る。為せば為る。生せば生る。 465号

2009年02月16日 06時28分25秒 | 随想
「それゆえ、わが同胞、アメリカ国民よ。国家があなたに何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが国家に対して何ができるかを自問してほしい」

J・F・ケネディ第35代アメリカ合衆国大統領の就任演説である。尊敬する日本人の上杉鷹山は語る。

「為せば為る 成さねば成らぬ何事も 生らぬは人の生さぬ成りけり」

37歳にしてプロテニスに復帰したのは「世界と戦うためではなく、若い選手へ刺激を与えるため」と笑顔が絶品のクルム公子伊達は、賞金稼ぎの自己中心の個人主義に警鐘を鳴らす。テニスのプロなら高度プレーで大衆を感激させ、泣かせて下さい。

他人に頼るのでなく、おいらがやろうと思えば何事も成就するようである。しかしやろうとすることが見つからなくて悩んでいる。

上げ潮派の自由競争による拡大経済は、マネーゲームの迷路に入り込み、金融破綻した。過去の金銭的栄光の幻想を追い求める赤字国債。財政破綻した日本。

上杉鷹山総理大臣の誕生が期待される。誰なのだろう。

徳川家康の権勢の下、栄耀栄華を極めた上杉米沢藩。祭りの後は、多過ぎる家臣団の人件費負担。家臣団が百姓仕事に生き甲斐を感じた時、米沢藩は立ち直った。

アメリカの庇護の下、経済発展の家臣団の工場群。破壊してその跡地の農場に野菜や稲穂が太陽光の下で揺れている。モノカネ万能社会の優等生は拒否反応を示すが、おいらはそれも悪くないと思う心の風来坊である。

「プロのアスリートは若者」の常識を覆したクルム公子伊達は、発想の転換を促している。おいらは自然に遊ぶことが少なく、農業経験していないが、年齢に関係なく成そうと思えば成せることを教えてくれる。精々、自然と同化する農作業に専念することをテーマにしたい。

クルム公子伊達はビーチバレーに転向するわけではない。プロテニスツアーの南国で、休暇を海水浴に興じているのである。

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