以前に偶然、町内の老人会の総会の余興で近所の主婦が一員の龍桜流なる和太鼓の演奏を見て聞いて写真撮影して、いいね!と思った。
昨晩は名古屋栄の愛知県芸術劇場で越後の佐渡島の廃校を活用する日本民俗芸能・工芸を学ぶ集団として創立、35周年の太鼓芸能集団鼓童の歌舞伎役者坂東玉三郎演出の「混沌」なるコンサートを鑑賞した。
写真、録音はご遠慮ください と人間の声。
広場のような舞台で自然に演奏が始まる。途中休憩をはさみ2時間の間、打楽器の音色だけで人間の声は皆無、和太鼓を主役とする芸能哲学の過酷な実践で宗教的な雰囲気がある。
素人でもできる、玄人にしかできない、和太鼓の演奏方法は混沌・カオス、伝統民俗芸能が存続するならば、流派はみんな違ってみんな良い。