亭主は家を出ずれば七人の敵あり、故に女房は内助の功に徹すべし。
戦前の家族の価値観だったのだろうと想像する。
敗戦で西洋思想が大和魂を凌駕し、欧米の紳士が淑女を優先して丁重に扱う文化に蹂躙され、ようやく完成した。
曰く、女性が輝く社会、首相夫人、都知事や防衛大臣など大活躍。
女性優先思想の由来を最近知った。家を出れば野獣に遭遇する狩猟民族男性は怖気好き、女性を盾にするのがレディーファースト。
艱難辛苦の悲哀を体験し、農耕民族女性が教育勅語の時代を懐かしみ、内助の功に価値を見出すなら、善かれ悪しかれ祖国は変わる。