今日も魚が旨い

ノーバイトを楽しむブラックバス釣行記と、アマチュア演劇人としての演劇日記。たまに詩吟の話。まぁ要するに趣味の語り場。

オッサン、ちょっと激しすぎるわ

2015年04月26日 | 演劇
5月10日の公演に向けて「新学期神話交響曲」の稽古中。

稽古場として高校の体育館をお借りしての週末となった。
広い体育館では、きちんと発声しないと台詞が届かない。

もともとこのレパートリーは運動量が多い。

少し練習すると、すぐに汗をかくほどで、
ウォーミングアップして練習に臨むと、寒い時期なら湯気が立つほどだ。

なのに

空き時間に、必死になって高校生と相撲を取ったり、バドミントンしたり、
どこまでハッスルしてるんだって話。


昨日、
突然、稽古場としてお借りしている高校の顧問の先生から、
「明日、ダンスやるんで講師お願いしますね」
と言われてしまった。

踊り継がれて25年。

25年前の振り付けだぞ!25年前!

もういっそラジオ体操みたいになっちまえ・・・と思えるほどの踊り継がれ方。

私がそのダンスレパートリーのオリジナル世代だから。
だから、毎年毎年こうして依頼してもらえるんだが。
嬉しいやら、動きがどんどん鈍くなっていくらもどかしいやら・・・











で、結局引き受けた。






遊びとダンスで週末はハードワークになった。
結果、
痛めていた腰よりも、腕の筋肉痛やら足の筋肉痛やらで、
プルプルしてる。




そろそろ大人にならなきゃね。自分。

芸事は習うだけに留まらず

2015年04月19日 | その他
今日は詩吟の発表会で、劇団の稽古はお休みさせてもらった。

師匠である母から、今日の会には必ず出席するように念を押されていた。

「神心流尚道館 第36回神戸支部大会」が、今日出席した発表会。



子供のころから続けている詩吟は、
普通の人の3倍の年月をかけて、現在は師範代の段位を取得している。

普通、師範代の段位は、およそ10年で試験を受けることができるが、
当時のルールでは子供は3・2・1級と1年ごとに昇段し、
中学生になるまでは、一般会員の最初の段位に昇段できない。
私の場合、その時点で、4年長くかかっている。
しかも、
反抗期にはわざと昇段しなかったり、
10年以上人前に出て吟じることがなかった私は、職格者(“先生”と呼ばれる段位:師範代以上)の昇段試験を受けなかった経緯にある。

そんなこんなで20数年たった30代の終わりがけに師範代になったんだが、
前述の支部大会には数年前に、現在は踊り(剣舞)の師範である兄の添え吟(踊るために吟じる)に立って以来の出場だった。
ましてや、
独吟(ひとりで詩吟をうたう)で出場するのは、記憶にないくらい遠い昔の話。

師範代になってからも、こうした地元の大会で自分の詩吟を披露することはなかった。



子供のころは、
年配者にちやほやされるのがうれしくて、何かにつけてはあちこちの大会に出場していた。
子供にしては上手だったから、有頂天になっていたんだろうし。

そんなころの神戸支部大会は、支部所属の会員さんが150名ほどいたし、
となりの大垣や赤坂支部からの来賓や観客も含めて数百人が集まっていた記憶がある。

神戸町中央公民館の大ホールが会場だった。




しかし、
今日は、2階奥の和室。
エントリーしていたのは、わずか10名ほど。

そのうち、師範代以上が8割を占めていた。

衰退もいいところだ。

隆盛を極めていた30年前は、わずか10名ほどの職格者(師範代以上)が、神々しく見えたし、一般会員さんたちも一生懸命練習して大会に臨んでいたから、上手な方も大勢いた。

それが、
ほとんどが職格者のはずなのに、まともに聞いてられる詩吟をできる人がいない。

謙遜なのか、本気なのか、
「まだしっかりお稽古してないから」
とか言っているが、
練習もしてないのに、人前で披露するなよ。

私も、稽古嫌いについては他人のこと言えた義理ではないが、
少なくとも、人前でやるからには恥ずかしくない程度に練習していく。



10年で利かないくらい久しぶりの独吟での出場だったが、
ガッカリした。
人数が少ないのは、メジャーな習い事でないし、若い人にも認知度は低いから仕方ないと思っている。
それより何より、
10年以上続けているはずの人ばかりが集まっているはずの会なのに、
誰もまともに練習してきたとは思えない酷い出来で、
それでまかり通るグタグタの会だった事が残念極まりない。

家の中では大きな声を出せないので、
釣りに行くときに車の中で練習を繰り返してきた私はなんだったんだ!
・・・などと怒りすら覚えた。




新規の会員さんが増えない理由は、
あんなの聞いたり見たりしても、なんの魅力も感じないからに他ならない。

150人から在籍していた会員さんも多くは高齢者だったから、
ご存命の方が少ないのは30年の月日のせいだ。

その間、
(私がボイコットして出演を断り続けていた10数年の間)
次々と職格者になっていった会員さんたちは、何をしていたんだ?

こんなグタグタな発表を、誰が見たいと思うんだ?
新たに仲間が増えるはずがない。




詩吟だけでなく、多くの芸事(習い事)は、趣味であり自己研鑚であったりするが、
自分のお稽古の成果を、誰かに見てもらってナンボじゃないのか?
そして、
見てもらうためには、見てもらえるだけのものを身に着けなきゃいけないんじゃないのか?




「趣味なんだから、自分が楽しければそれでいい」

そう言い放った人がいた。

楽しく続けることは、とても大事なことだが、
楽しむ事の本質は、そう言う事じゃないと思っているし、
本当に楽しいと思えるのは、誰かに自分の成果を評価してもらった時だとも思っている。



小なりと言え、
発表会で人前に立つのなら、
それなりに練習してから出てこい。

しかも、“先生”と呼ばれる段位にある人ばかりなんだから。






30年前に比べて、師範代の敷居が低くなったことで、
下手くそでも先生になれる時代だってことは知っている。

本部(京都)の運営方針によるところも、神戸のような地方支部がこうなってしまった理由の一つかもしれない。

伝統芸能にカテゴライズされる詩吟も、
後継者不足は直面している課題なんだろう。

「私もはじめてみようかな」と思ってもらえる芸事でないと、伝統は守っていけない。


会員全てがそうでなくても、
先生と呼ばれる段位を取得するなら、もっと魅力ある詩吟を披露できるようになってて欲しかった。

かつて、
子供だった私が憧れた先生たちのように。





愚痴だらけになってしまったが、
私の発表の時間(約5分)は、会場が静まり返っていたから、“それなり”の出来だったんだろうと自負している。

せっかくここまで続けてきたんだし、
私のように若いうちから「やってみたい」と思ってもらえるような吟士でありたい。

もう少し、真面目に練習しておこう。

次は6月にもう少し大きな大会に出る予定。

今期初! 第5戦(大江川④)

2015年04月18日 | 釣り
5時起きで大江川へ。

「週末土曜日の天気は良好」との天気予報を見たのは木曜日だったか。
その時から、意気込んでいた。

最下流のいつものポイントから入り、少しずつ上流へ釣りあがって300mくらい移動。
その間、
先日買ったディープダイバーと、いつものツインテールを交互に使って、
広く早い釣りと、カバー撃ち中心の点の釣りをしてみる。

ベイトも見ないし、ましてやバスの影や捕食音もない。

楽しみにしていた週末の晴れ。
何とか1本出したいと、鼻息荒く移動していくものの、
全く反応がない。

300mほど上流の地点で、
チョコレート模様の護岸際のブレイクを斜めに攻めるやり方で、
ディープダイバーを引いてくると、ガツッと来たので思わず合わせたら、
根掛かり・・・

数回登場するも、一度も働いたことがないルアーキャッチャーに今度こそ働いてもらおうと、
お気に入りのクランクに向けてラインを滑らせる。(しかも、珍しくそこそこの値段のルアーを買ったので、是が非でも回収したかった。)
ようやくルアーに到達したのか、手応えがあった。
数回引くも、回収には至らない。

そして、
「ブチンッ!」
ルアーキャッチャーまで根掛かりしてロープが切れた。

かなり凹んだ。

このままロスだけでは帰れないと、
ラバージグにジャスターホッグをトレーラーにして、
チョコレート護岸のブレイクを意地になって攻めたら、
立て続けに根掛かり。
しかも、2つ。

ここでいつもなら心が折れるが、
チョコレート護岸の角のモズクのようなウィード付近にバスがついているのが見えた。

その先約2mめがけてツインテールをキャストして、
バスの鼻先にフォール。

無視。

4~5回しつこくアタックすると、
ようやくバイト!!!

40cmアップの満足サイズをランディングした。



ロスが多すぎて、高い代償を払ったが、
念願の今期初フィッシュで、良かった。


それにしても、
結構な値段がした割には、DA●WAのルアーキャッチャー・・・役に立たない(#-"-

空気読めすぎるナイスガイ

2015年04月17日 | 演劇
今日の稽古での一幕。

「新学期神話交響曲」の後半で、係(棚橋)演じる高見が私にタックル(腰辺りにしがみつく)するシーンがある。

係の到着が遅れたことで、
その代役を代わる代わるメンバーが演じてくれたのだが・・・

件のシーンの手前から、よっちゃん(こにし)が高見役を買って出てくれた。

当然、タックルしてくるのもよっちゃん!
下心で期待値も急上昇!!!



と、思いきや、

タックルするシーンに入った途端、みっちゃん(吉田:豊田役の長身の男性)が高見役で出てきた。


「ああ、高見先生・・・」
と言う台詞のテンションが急降下した。



みっちゃんは、紳士で女性メンバーからの支持率が高い。
気が利くし、仕事も早い。
もちろん、私も彼を信頼している。

が。

空気読めすぎ!




しかも、
そんな私のガッカリ度合が、何の笑いも産まなかったから、
余計にションボリした。

池田高校演劇部 新入生歓迎公演 観劇

2015年04月12日 | 演劇
結局、今日の昼間に稽古に来られるメンバーが少ないことが判明してしまったので、
昼から参加のメンバーは、池田高校の新歓公演「劇場泥棒」を観劇することにした。

この作品は2年前に彗で上演したもの。

作者の伊藤君が顧問を務める池田高校演劇部での公演とあって、
どう演じられるのか、楽しみにしていった。

昨年、
同校演劇部が大会で上演した「第3帰宅部エース 佐藤寄道」で主役を演じた男子生徒君は、
その時まだ1年生だったと聞いて驚いたのを記憶している。
その彼が、新2年生として初の舞台が「劇場泥棒」であり、
私が演じたヤマダダ役だった。

その彼、実に舞台映えする。

でも、
今日のヤマダダは、エネルギー放出量が少なかったかな。
もっと情熱的に、アツく、ウザく、クドくてもよかったと思う。
オリジナルの私が言うと、「私のをトレースすればいい」と聞こえてしまいそうだが、
そうではない。
舞台映えする彼だからこそ、
もっと出来る表現方法があったと思えばこそ、だ。

今公演は、大垣東高校演劇部とのコラボレーションだったそうだが、
主役のユーコを大垣東高校の生徒さんが演じていた。

長い黒髪がとてもきれいな女性で、
この彼女もまた、舞台映えするタイプだった。

聞けば、
大垣東高校は、新入生が演劇部に入部しないと存亡の危機にあるんだとか。

「もったいない!」

彼女の演技する姿を見て、新入生が沢山入部してくれるのを祈っている。

岐阜大学演劇研究会 新歓公演

2015年04月11日 | 演劇
高橋いさを:作「ここだけの話」を見てきた。

この作家の脚本は、結構好きなものが多いので、楽しみにしていった。
(それよりも、出演女優目当てであったのは言うまでもない)

舞台美術のクオリティーは、なかなかのものだった。
ところが、
黒電話があるのに、観葉植物(サンスベリア)が飾ってあるのは、
時代背景がチグハグな印象を受けた。
サンスベリアが流行りだしたころには、黒電話はとっくに過去のものだったと思う。

照明と音響も、ちょっと煩い印象を受けてしまった。
過剰演出気味。
役者の芝居だけでも、十分に楽しめたと思う。

それでも、
巷の大学学生演劇全体が、下火になっている岐阜において、
定期的にちゃんと公演する岐阜大学は偉い。

高校演劇もそこそこ見に行くが、
大学生の演劇は、それはそれで高校生にはない雰囲気と、社会人中心の我々のようなアマチュア劇団にはない雰囲気があって、行くたびに感心して帰ってくる。

願わくは、
そんな彼らが、彗で芝居を続けてくれるといいんだが。



こうして、いろいろな角度から演劇にアプローチしていくのは、
その都度発見があって面白い。

1~2年でやめてしまうアマチュア集団よりも、
先輩の意志を受け継いで、草の根的な公演活動をどんどん続けていく集団が増えるといいと思う。

岐阜大学の演劇研究会のみなさんを、これからも応援したい。

2015年度 劇団始動

2015年04月05日 | 演劇
毎年恒例の劇団総会を開催した。

いつもの公民館のロビーで小じんまりと開催したが、
昨年までの反省を活かして、もっと新しい事にもチャレンジしていこうと思う。

が、
今年度は、その前の準備の年にしようと思う。

毎年まったり定期公演だけしてても、
進歩ないような気がして。

これは、団体としての話。



個人的には伸びてる劇団員は沢山いる。

そういう若手に沢山チャレンジする機会を作りたいし、
失敗を恐れずに、面白い事を企画してこそのクリエーターだろ!と、意気込んでみる。



ひとまず、
5月に向けて動き出す。

第3戦(大江川②)

2015年04月04日 | 釣り
雨を予想していた週末、桜も見ごろの晴れだったので、朝から大江川へ。

安かったので買ってみたチャターベイトみたいなブレードのついたペンシルミノーのようなよくわからんヤツ。
ブレードの形状から、チドリアクションをすることは予想できていたが、
実際に泳がせてみると、なかなかのアクションをする。

が、
全く反応なし。

おまけに、ロールしまくるのでラインが撚れる。


この日は、こいつから始まって、バイブレーション→ツインテール(ノーシンカー、オフセット)→スピナーベイトとルアーチェンジしながら、狙いも深さのレンジを探り探り、カバー撃ちしたりと、いろいろやってみたが、さっぱり。

対岸の人が、立て続けに3匹上げているように見えた。
飛距離が出てたのと、リトリーブが早かったのと、着水音から、おそらくクランクと思われた。

まぁ、それを見てこの日のバスは2~3mにサスペンドしているのでは?と予想したわけだ。

昼過ぎ
対岸に移動して、スピナーベイトで1.5~2mレンジをイメージしながら探っていると、
ようやくバイトがあった。


3時前には帰宅しなきゃならなかったので、このバイトのみで、終了。


ちょうど風も強くなってきたし、
重いスピナベの投げすぎで腕は疲れたし。

弱音を吐きながらの撤収となった。



少し日焼けした。
この日の最高気温は22℃だったらしい。

次の週末こそ、1本出したい。