今日も魚が旨い

ノーバイトを楽しむブラックバス釣行記と、アマチュア演劇人としての演劇日記。たまに詩吟の話。まぁ要するに趣味の語り場。

変態、母校へ帰る

2015年03月30日 | 演劇
先日の「新学期神話交響曲」の舞台仕込み~舞台リハ3日目だっただろうか。

演出とっさは、毎度のことながら、舞台美術に急に注文を付ける。
ここ数年は、照明の仕込みにも慣れてきた私は、あらかじめ注文がある事を予測して、
照明スタッフのプランに追加をして仕込んでおくようにしている。

それでもこの日、
オーダーの内容は、灯体を追加しないと叶わない要求だった。

自分で言い出したことだからだろうか、
とっさは携帯電話で岐阜農林高校の中島氏に電話を掛けた。
すぐに手配して、人を走らせる。

「言い出したら聞かない」
「考えるより実践」
「行動力旺盛」
「無理が通らば道理引っ込む」

どれもが当てはまる言葉。(最後のはちょっと言い過ぎか?)

とっさからの急な要請に快く応じてくれた中島氏。

ありがとうございました。




このお礼がちゃんとできていなかったので、昨日舞台仕込みで忙しい中島氏を訪ねて
きらりへと出向いた。

岐阜農林高校演劇部は、3/31(火)16:00からきらりで公演するんだそうですよ!
まずはホワイエで小規模公演のようなものをして、
続いてホールステージでの公演をするそうな。

随分とアグレッシブなことだと、感心しきり。


「みんな集合!」
と一旦は号令をかけてくれたのだが、生徒のみんなは仕込み作業中だったので、
手を止めてまでの事ではないと、集合をお断りさせていただくと、
部長さんだか、舞台監督さんだかの女の子をひとり呼び寄せた。

その彼女にお礼を手渡すと、
中島氏は、私の出身と同じ学科の生徒さんだったと言う事で、私の紹介をしてくれた。
「何年の卒業生でしたっけ?」
の質問に、
「平成3年度の卒業生です」
と回答した。

彼女は、
「まだ産まれてないです」
と、苦笑いしながら言った。

お父さんくらいの年齢だから、そうなっちゃうな。



久しぶりに見た母校の演劇部員たちは、
きびきびと実に手際よく仕事を進めていた。

今更先輩面なんてできないな。

スピナベデビュー戦(平尾池①)

2015年03月29日 | 釣り
20年前もそうだったんだが、
スピナーベイト(通称:スピナベ)は、昨シーズンもなぜだか使わなかった。

しかし、「困ったときのスピナベ」とも聞くくらい、オールラウンダーなルアー。

今日の平尾池は、昨シーズン最終戦の時と比べると+4mのほぼ満水状態。
いつもなら歩いて行ける場所が、ことごとく水没している状態だった。

ボトムの地形を覚えておこうと、渇水時に歩き回った記憶をたどって、広くサーチしようと考えた。
そこで、遠投が効いてしかもオールラウンドに使えるルアーと言えば、
スピナーベイトとなったわけだ。(重いから飛ぶってだけで、飛距離が出る代表ではないけど)


午後から雨の予報だったので、朝7時に開始して、三叉になっている池の南側から、
ブレイクになっていると記憶していた少し先を狙って、目一杯投げる。
が、少し届いていない感じ。
届きそうなところは、ホッグワームの直リグでねちっこくブレイクを探るも、スカ続き。


10時頃にはポツポツと降り出したので、最奥での釣りは30分くらいで撤収。


車近くで少しつづけたが、
今日もノーバイト。

魚影もまったく見られなかった。

山の中はまだまだ冬なんだろうか。


雨が本降りになってきた11時に納竿。




収穫と言えば、最奥まで歩いて行ける道を確認できたこと。

スピナベデビュー戦は、お散歩で終了。

こうして1年が終わり、次の1年が始まる

2015年03月28日 | 演劇
恒例となった年度末の劇団理事会開催。

だいたい、「参加できる日を連絡して」とメールしても返信して来ずに、「じゃ、仕方ないからメールで議案書送るから回答を返信して」と言ったら、とたんに「この日のこの時間でなんとかして」ってところからイラッとしてた訳だが。

これもまた恒例なので、仕方ない。



総括すると、「実のある活動ができたんじゃないか」と言う事だった。

私としては、
もっと経験年数の短い劇団員たちに、仕込みでウロつかないで済むようなトレーニング(講習)を考えていきたいと思っていた訳だが、これについても概ね同感を得た。
演技については、沢山舞台を観るのが一番だというのは、口に出さないものの皆が思っているだろう。



そうして、来期の活動案だとか予算案についても話し合いされた。
ほとんど今期と変わらないが、中身ついてはどこまでも追及していきたいのは、これまた誰しも同じ。

現在劇団活動は育休中の4号については、理事に残留してほしいという意見で一致した。

そして、代表も私が続投で異論なしだそうで。




さて、
こうして新年度を迎える準備をするわけだが、議案書作ったり、収支報告書作ったりと、
短い期間でやる事はまだまだあるのが代表の仕事。

否。
別に代表じゃなくてもやっていいと思うが、誰もやりたがらないから16年間ずっとやってるんだ。
でも、嫌じゃない。




我が家の書棚には、私が綴ったファイルに、劇団の歴史が詰まっている。

また一冊、劇団の歴史書が増える。

2015年 開幕戦(大江川①)

2015年03月22日 | 釣り
今年初の釣りネタ。




今シーズン開幕戦を迎えた。

先日購入したばかりの新リールと娘を携えて、大江川のいつもの場所へ。
到着が12時だったこともあり、すでにオカッパリ3名とボート1名が竿を出していた。

岸際で激しく魚が暴れる音があちらこちらで聞こえるので、よく観察してみると、
コイ(おそらくニゴイ)。
揖斐川と根尾川の合流点付近で、中学生のころ産卵のため遡上してきた群れの中に
スプーンを投げて釣ったのが、ルアーフィッシングの始まりだった事を思い出した。

娘は、私の誕生日に便乗して買ったスピナーベイトが投げたくて投げたくて仕方なかったらしく、
いつものULでは重くて投げられないので、普段よりも一回り大きいタックルに挑戦。

私は、昨年購入したベイトタックルと、先日購入したベイトリールを装着したベイトタックルに、
それぞれコアユカラーの名もなきアダーっぽいトレーラーをつけたラバージグ、
ジャスターホッグのジカリグ、
の2本で始めた。

1時間してもどちらも当たりなし。

おにぎりを頬張って、小休止後、引き続き増水の川の流芯から護岸のシャローに駆け上がる部分を集中してリグを引くものの、
まったく反応なし。

周りを見渡しても、誰も釣れている様子はなかった。

低木の周りはバスが付きそうな場所だが、キャストが下手くそな我々親子は、少し離れた場所からその周りを攻めるものの、近づきすぎるとキャストできないので、そこを飛ばして排水機場周辺まで下った。



すでに対岸も含めて3人が居たが、少し距離をおいた場所で再開。

1時間ほどキャストを繰り返すも、反応なし。

いかにも釣りまくってそうなお兄さんのルアーは、離れていてもわかるほどの音がするラトルが入ったバイブレーションだった。

釣れないのを人のせいにしてみる。
「あれだけアピールの強いルアーをポンポン放っていたら、バスすれる。」


札野付近まで車で移動して、更にプレッシャーが高いポイントで護岸際をやってみたが、
4時半になって風も強くなってきたので、終了。

親子そろってノーバイトの完敗。


途中、ヌートリアを発見して間近でのんびり泳ぐ姿を見て癒されたのと、
日中暖かかったので、のんびり休日を過ごした感が味わえた以外は、
釣りとしてはストレスフルなことこの上なし。

最高気温が20℃くらいだったと思われる今日は、来ると思ったんだが。

ラバージグでじっくり攻めるのは、真冬の釣りだと教えられたが、冬から春の移り変わりの時期なら、「有り」だと思ったんだが...





またしても娘にバスを釣らせてやれず、悔しい。

娘も私も、キャストの精度が上がらないうちは、臥薪嘗胆なんだろうか。

水都おおがき演劇アゴラ2014 「おおがき英雄伝説」 観劇

2015年03月21日 | 演劇
ちょっと遅刻した。

柿喰う客の中屋敷さんの作・演出で、市民参加型創作劇という。

先日の劇団第18回公演の出演者も数名参加していたので、応援を兼ねてスイトピアセンターへ。

明日もあるので、ネタバレになる事は書かない。
が、
あらゆる意味で、「ユルい」。
現代の若者にとっての先賢たちと言うのが、いかに身近でないかが窺える。



前述のとおり、ユルさが味のこの舞台に立っていた出演者の中で、
「新学期神話交響曲」出演者のNさん。(Hよこちゃんと呼んだ方がよいか)
先日の舞台よりも肩の力が抜けた感が、むしろ彼女の良さを引き出していたと思えた。

劇団アルデンテのエースが、このユルさの中にあって最高にユルかったんだが、
あれは、彼にしかできないと感服した。

アフタートークもあったので、長居させてもらったが、
稽古場の雰囲気がどんなだったか、もう少し聞かせてもらえると良かったかな。







さて、

終演後、観客をお見送りする出演者たちのなかには、知人が沢山いたこともあって
挨拶して回ったわけだが、
先日の「新学期神話交響曲」公演に足を運んでくださった柿喰う客の女優・七味さんと、
中屋敷さんにも挨拶させていただいた。

七味さん、私の事を覚えていて下さったようで、「先生役の人ですよね?」と言って挨拶に応えてくれた。印象に残れた事が素直にうれしかった。
中屋敷さんは、見た目よりもシャイな印象だった。

演劇家と言うのは、見た目で判断できない人が多いとつくづく思った。





いろいろなアプローチで舞台を観たり、創ったりするのは、良い刺激になる。




ホールから出る際、
劇団芝居屋かいとうらんまの代表・後藤さんとお話しできた。
先日の我々の公演の話で、後藤さんから高評価いただいた事に恐縮しまくりの私だったが、
お互い40代のアマチュア演劇人としてのスタンスについても少し話せた。

この話題は、
酒飲みながらだと、一晩中でもやってそうな勢いだったが、
後藤さんも忙しそうだったので、なんとなく中折れしたまま挨拶して帰宅。




帰り道、
自分の視野がまだまだ狭く、知見も浅いと改めて感じた。
その理由は特にない。

ただ、
自分がもっと若くて、どこにでも飛び出ていける勇気があったなら、
もっと面白い舞台が創れるだろうに・・・とか思ったわけだ。
そう思う時は大抵、
「これからやればいいか。」
と、年齢を言い訳にしない。

まだ何かやれる。





今日は午前中から忙しい日だったが、
ここに書ききれないほど充実した一日を過ごした。

「新学期神話交響曲」終演

2015年03月09日 | 演劇
第18回公演「新学期神話交響曲」が無事に終了した。

会場に足を運んでいただいた多くの観客の皆さん、本当にありがとうございました。


また新しい事にチャレンジしてみて、
自分の可能性を見出せて、それは本当にうれしい事だ。

新しい仲間を得て、
次の舞台に挑める事に、心から感謝したい。

公演を重ねる度に、応援してくれる大勢の人たちがいることを実感する。
応援してくれる人たちに報いるためには、もっといい舞台を作り続けていかなくてはならない。







これからほんの少しの間だけ、私は冬眠期間に入ります。
たぶん、3~4日。

初日、終了

2015年03月07日 | 演劇
「新学期神話交響曲」初日公演、無事終了。

雨の中にもかかわらず、多くの方に見ていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。



いつもの私とはちょっと違う雰囲気の配役だったので、
「おや?」と思った方もいらっしゃったかもしれません。

今回のような役に挑戦できたことに、新たな楽しみを感じながらの本番の舞台。



明日の2ステージも、全力でぶつかっていこう。








ご覧になったかたからのご感想など、コメントつけていだけると、幸いです。

点灯式

2015年03月03日 | 演劇
会場入りし、仕込み1日目終了。

照明が点くと、気分が随分と変わってくる。

今回は、ちょっとしたハイテクマシーンを借りてきた。
10年経てば機材も進化する。
こんなところで時代の流れを感じるとは・・・。


とりあえず、怪我も事故もなく無事初日の作業を終了した。

舞台の完成度としては、まだ60~70%と言うところか。



1年ぶりの介錯棒がやたらと重く感じたのは、歳のせいじゃない!



通し稽古のクオリティーとしては、正直褒められたものではなかったが、
会場入りした緊張感は、これまでとは別格だから初日は仕方ない。
これからの3日間で、メリハリある芝居を取り戻す。



「楽勝!」と高をくくっていたキャットウォークの仕込みだったが、
やはりカッタースポットのシュートは、シンドイ。



舞台美術も演技も、手を抜けない。
だから、面白い。

なんとかして観客の皆さんに楽しい時間を提供したい一心で
今日の仕込みも、明日からの作業もギリギリまでやる。

明日に備えて

2015年03月02日 | 演劇
一年で一番忙しい一週間が始まった。



明日は、舞台仕込み。

ツナギの出番だ。

赤ヘルと安全帯着けて、天井界(天上界じゃない)にGO!



例年、一年で一番忙しい日は、一年で一番気がたってる日でもある。
今年は、できるだけ穏便に過ごしたい。
(…そう思っているのは、むしろほかの劇団員たちだろうけど)


照明点くと、更にテンションあがるから、
やると楽しいんだけどね。




今年は何かと気を使うから、心配事が減らない。

自分に迷わず、やるべき事をしっかりやる。それだけだ。




なんだか、毎年この時期のブログは似たような事を書いてる気がする…