吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

久しぶりの支部(首都圏)同窓会

2017年02月18日 | Weblog
ふる里は、故郷。郷愁がある。中山間地の特長満載のふる里。子供時代から少年時代の15年余りを過ごしたところ。地域社会や友達関係と自分の現在将来に、少年なりの悩みや思いを閉じた時代だったが、遠く空に近い山々の景色や棚田や原野の緑とそれらを運ぶ風が親友だった。郷愁の中心は、中学・高校時代。

わたしの小学校や中学も遠距離。子供の足で毎日一里(4km)を、歩いて通学した。街の高等学校は片道16~7キロ。おんぼろ自転車で通学するようになった。雨の日も雪の日も、凸凹砂利道を自転車で通う。坂道が多く、往きは下りで約1時間だが、帰りはたっぷり2時間かかる。冬場など真っ暗な道をライトなしで帰る。

このような通学環境だから、宿題や部活など出来ない。時間が取れないのだ。苦痛を感じたことはない。朝は朝の、夕暮れは夕暮れの自然や四季が自転車で走る私の頬をなでる。風が過ぎる。あふれる四季や自然が、癒やしてくれる。教室や学校での思い出より、往復の緑や草花の匂いの方が郷愁だ。

昨日(2017.2.17.)その高等学校の同窓会をした。正確には、同じ高等学校を出て いま東京というか首都圏に働き住所しているものの同窓会だ。100人弱の同窓の集いだが、田舎や故郷の匂いを濃くした会話交流がいい。形式的な総会と懇親会に、いま活躍中の同窓詩人の故郷郷愁の詩の朗読が花を添えた。多謝。
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