博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H29.3月定例会行政報告 その4

2017-03-18 21:41:52 | 日記

昨日の続きです。

 

〇次に、町内仮設商業施設の状況について、ご報告いたします。 

仮設商業施設「まち・なみ・まるしぇ」については、10月のオープン以来、多くの方々にご利用いただいております。1月からは、毎月第2土日を「まるしぇの日」とし、町に賑わいをもたらすイベントを定期的に開催しております。

課題であった土日の営業や品ぞろえなども、こうした取り組みを通して各店舗において改善を図っていただいております。

 

〇次に、観光、産品振興について、ご報告いたします。 

12月23日に東京都で開催された「ふくしま大交流フェア」に“大堀相馬焼”“浪江焼そば”“親父の小言”“エゴマ”などが参加いたしました。

さらには、3月3日から5日にかけて福島空港において、“大堀相馬焼”「空港市」が開催され7窯元による展示販売を行い、被災地域の現状を伝えるとともに、浪江のふるさと産品の販売およびPRを実施いたしました。

引き続き、全国に避難中の町民の皆様にふるさとを感じていただくことができる産品について、積極的に振興を図るとともに情報発信を行ってまいります。

 

〇次に、「いこいの村なみえ」の整備状況について、ご報告いたします。 

町民の皆様の休憩所や滞在施設として利用するため、いこいの村なみえの改修整備を進めております。今年度は敷地周辺の除染作業が終了し、1月から改修工事に着手したところであります。

来年度も引き続き改修整備事業に取り組み、町民いこい場としての早期再開を目指します。

 

〇次に、農地保全の取り組み及び農業関連インフラの復旧について、ご報告いたします。 

2月19日に「小野田行政区」において復興組合が設立され、2月末までに累計で19行政区13組合が設立されたところです。

農業関連インフラでは、棚塩排水機場・中浜排水機場の撤去工事が完了し、丈六ため池・小高瀬ため池・藤橋用水路1工区の復旧工事が進んでおります。

今後も町内における農地保全の取り組みを支援するとともに、営農再開に必要な農業関連施設について、国及び県の災害復旧工事に合わせ、整備・復旧を進めてまいります。

 

〇次に、水産業についての取り組みについて、ご報告いたします。 

請戸漁港につきましては、岸壁工事がほぼ完了し、先月25日より一部漁船の係留が再開されたところであります。

さらには、水揚げされた魚介類を取り扱う水産加工業の再開に向け、再開意向のある事業者との話し合いを進めているほか、加工団地整備計画の策定を行いました。

内水面では、泉田川のふ化事業の再開に向け、組合の再開構想を具現化するため協議を進めております。

今後とも、町の基幹産業の一つであった水産業の復旧・復興を着実に進めてまいります。


今日はここまで


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