博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H28.12月定例会行政報告 その4

2016-12-13 05:33:04 | 日記

おはようございます。

昨日の続きです。

 

〇浪江町内での事業活動状況・支援について、ご報告いたします。 

 11月末現在の町内での事業者の活動状況については、再開・新規あわせて、37事業者41事業所となっております。

町としては町内で事業を再開した事業所に対し電気料金を補助するなど、引き続き町内事業再開への支援を実施してまいります。

 

〇雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。 

 雇用の場創出のため、大平山の南産業団地と北幾世橋地区の北産業団地の整備に伴う基本設計業務を進めております。

 さらに、早期に進出を希望される企業へ提供する用地として、浪江日本ブレーキ株式会社跡地を取得しており、現在、既存施設の解体設計や敷地の整備設計を進めております。

今後も進出希望の企業が早期に操業できるよう環境整備を図ってまいります。

 

〇観光、産品振興について、ご報告いたします。 

11月3日に岡山県赤磐市の「あかいわ祭り」、11月19・20日には千葉県成田市の「成田市産業まつり」、12月2・3・4日には東京都庁の「全国PRコーナー」に、「大堀相馬焼」や「なみえ焼そば」などの町内出展者とともに参加し、被災地域の現状を伝えるとともに、浪江のふるさと産品の販売およびPRを実施いたしました。

また、11月19・20日には、二本松市内において「復興浪江町十日市祭」が開催され、多くの町民の方々の再開の場となりました。

引き続き、風評被害の払拭やふるさと産品の振興を通しての町の情報発信について、積極的に取り組んでまいります。

 

〇農地保全の取り組みについて、ご報告いたします。 

除染後の農地を地域で保全していくための復興組合については、11月末までに累計で18行政区12組合が設立されております。

さらには、水路の泥上げや農道の管理など農業・農村の有する多面的機能の維持を図る共同活動のための、多面的機能支払組合も5団体7行政区において設立されているところであります。

今後も復興組合や多面的支払組合の設立・運営を支援してまいります。

 

〇浪江産の水稲実証栽培について、ご報告いたします。 

 昨年同様、酒田地区において販売を目的として栽培されていた米について、去る10月10日に県内外の大学生など約50名が参加し稲刈りを実施いたしました。  

その後、実施した玄米の放射性物質検査において、基準値以内との結果であったため「NPO法人ワーカーズコープ」の協力のもと、昨年に引き続き浪江産米の販売をしております。

2年連続での販売実現は、ご協力をいただいた関係各位のご努力の賜物と敬意を表しますとともに、今後の営農再開に向け弾みがつくものと大きな期待をしております。

 

〇水産業の復旧・復興についての取り組みについて、ご報告いたします。 

 現在、漁港のがれき処理が完了し、年明け早々には30隻ほどの漁船が帰港できるまでに復旧しております。

また、請戸漁港の水産業共同利用施設整備については、現在「衛生管理型」の施設整備に向け荷捌き場や取水施設などの共同施設利用の実施設計を行っており、施設の利用体制や方法などを定める管理運営体制についても漁業関係者と検討しており、同時に水揚げされた魚介類を取り扱う水産加工業の再開に向け、水産業の加工団地整備計画の作成にも着手するなど、町の基幹産業の一つであった水産業の復興に着実に取り組んでまいります。

 

 

今日はここまで。


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